昨日から工業会の年に一度の大会合で、岐阜へ。
今回は会合の後の夜のお楽しみが。
岐阜といえば、長良川の鵜飼い。
会食の後、鵜飼いをみんなでみるアトラクション付き!
わーい。
ずぅ~っと鵜飼いを見てみたかったんです。
ラッキー!
最近天気が不安定で心配してましたが、この2日だけぽっかり晴れの予報。
しかも、昨日の午前はこの岐阜も大雨だったらしいけど、私たちが到着した午後はピーカン。
ベストコンディションで鵜飼いが見れる?
夕食後、ホテルからバスで5分ほど移動して鵜飼いの舟乗り場へ。
少し上流に移動して待つ。
実は今年の異常気象で、川の水位が上がり、ここ数日は鵜飼い中止だったとのこと。
この日はギリギリ鵜飼いが実施されるけど、水嵩と流れの影響で
普段は鵜飼い一艘に屋形船がくっついて一緒に下りながらじっくり見るそうですが、今回は屋形船は並んで待っている前を鵜飼い舟が次々と通り過ぎていくのを見るスタイルに。
こちら、長良川の鵜飼いは由緒正しき宮内庁付け。
六軒の鵜飼いが認められており、全て世襲。
男子のみ継承できるとのこと。
へぇ~、、、
なので、鵜飼い舟は全部で6艘です。
ギーコギーコと舟漕ぎさんが舟を出す。
想像してたより鵜飼い舟の速度は速くあっという間に前を通り過ぎる、、!
なんか紐に繋がれた鵜が川面や水の中に入っていくのは見えるけど、本当に魚を加えているのか?鵜飼いが鵜から魚を取り上げているのかは見えない、、、、
6艘次々に来るけどあっという間だぁ。
風情を感じる優雅さがない、、、、
うーん、なんか期待しすぎてたかな。
続いで6艘が斜めに隊列を組んで一斉に漁をする総がらみが始まりました。
鵜飼いが操る鵜は12羽。
一羽の鵜は20年くらいお務めを果たすそう。
毎日毎日6月から10月までこの繰り返しをしているそうです。
鵜飼いが終わった後に餌をもらったきり1日過ごし、腹ペコ状態で鵜飼いを迎える。
篝火で起こされて驚いた鮎が目の前を通り過ぎる。
腹ペコ状態なので、本能で魚を追ってゴックン、、、
でも、喉には縄が、、、
鵜匠に引っ張られ舟に戻ると魚を吐かせられる。
そして、川に投げ込まれ、また魚を追う、、、
追って獲っても取り上げられ、また投げ込まれ、また追って獲って取り上げられ、投げ込まれ、、、
芭蕉がこの鵜飼いを見て読んだ句
おもしろうて やがて悲しき鵜舟哉
わかります、、、
なんか鵜の人生がサラリーマンの人生に見えてくる。
そんな私の思いをよそに、隣の上長は、
「鵜よりは恵まれてるって思うよな」
いや、思いません、、、、
そんな鵜飼いの夜でした、、、、