二日目が京都、大阪、神戸の三都物語の強行軍になったのは、両親の思い出を辿っているからです。
なかでも、この日のホテルは父親指定。
新婚旅行で泊まったこの六甲山ホテルに泊まりたいと自ら予約。
山の山頂にあるので、麓の駅からリムジンバスに乗ってホテルへ向かいます。
今は使われてませんが、欧風で山小屋チックなつくりは昭和30年代にはハイカラだったんだろうな。
建物の中にも昔の名残が残っています。
昭和の雑誌、朝日グラフか閲覧できたりと面白いです。
屋上からの夜景はもちろん、きれいです。
朝食を食べるレストランも景色が素晴らしい。
が、、、、
ダメダメなんです、このホテル。
ウリの夜景ですが、夜景のみえるBARはなんと9時で営業終了。
バーが9時までって、9時からの間違いでは??
新館と旧館があるんですが、新館は、昭和30年代に建て増した館、、、、
時間が止まり過ぎだろ!
そして、私達が泊まった部屋。
ツインのベットルームに和室がついた広い部屋ですが、まさかのユニットバス!
しかも、ビジネスホテル以下の狭さと汚なさ。
水周りの管理の甘さがまる見え。
ユニットバスに慣れてない親はさぞかし使いに憎かったでしょう。
その上、お風呂の水を流すと配管の不備から排水が逆流し床が水浸し。
お風呂のあとドライヤーをつかうと、備え付けのドライヤーから火花が散る。
諦めて寝ようとすると、ボイラー室の音が壁伝いに共鳴してうるさい。
最悪でした、、、
可哀想なのは親。
新婚の思い出がこんな風にけがされるとは、、、
作り的には、古き良きホテルとして、上高地帝国ホテルみたいに、うまく活かせそうなのに、、、
こちらは経営センスがなさ過ぎ、、、
残念なホテルでした、、、