さて、初日のお宿。
このお宿が今回のメインイベント。
日本を代表する老舗旅館
俵屋旅館
です。
普通には泊まる財力はありませんが、今回はお祝いと私の勤続祝いの旅行券があるということで、来ちゃいました。
古くは伊藤博文、大隈重信などが宿泊し、バーンスタインやヒッチコックも、そして、ジョブズが定宿にととにかくすごい歴史。
今回は父の喜寿祝いと宿にはお伝えしてあります。
寺周りを終え、5時頃にチェックイン。
一歩入ると、男衆が出迎えます。
たたきをあがると正面に大きな絵が。
きいてみると、端午の五月に合わせ、競い馬という楽しげな行事の絵。
玄関を入り、すぐ右手には坪庭が。
真隣に客室がないような気がする作り。
私たちは二階の角部屋。
階段をあがり二階の隅の部屋の入り口をくぐると
広い!!
そして、その奥、ふすまの向こうは
何故二階に庭が?
実はこちらはもともとベランダ部分だったところに盛り土をして庭を作りだし、二階部分の庭部と一階庭から伸びた木々の枝葉がつながり一つの空間になっています。
すごい工夫。
左手には小さな書斎コーナー
こちらも含めでですが、俵屋さんでは障子と簾の使い方が絶妙。
窓の上部を占める簾や障子はデザイン的要素もありながら実は町の中にあるお宿特有の見せたくない景観を隠す役目もあるんです!
右手にもお部屋が
そこにお昼寝用のベッドが置かれてる空間。
和紙の白さが明かりをやわらかくして、まるで繭の中にいるようなほっとする部屋。
みんな大好きなお部屋。
床の間には掛け軸。
こちらは季節に合わせて 藤とメジロ
他にもアメニティのこだわり、和室に合うアンティークなライト、小さな置物などみていて楽しい。
これが檜よりも優しくなごむ香りで最高のお風呂!
とぅるっとぅる!
うまっ!
隣接のサロン ド テでもいただけますが、お値段2000円!
ひぇ~。
それにしてもいいお部屋です。
写すの忘れたけど、部屋には喜寿のお祝い旅行の私たち宛に
白ワインのハーフボトルが贈られていました!