昨日は、10年前に一緒に仕事してた代理店の女の子さーやからのお誘いで、
大御所 小松原庸子先生の舞踏団設立45周年記念の舞台をみにいってきました!

題名は伝統とモダンを踊る
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実はフラメンコを始めてかなりの年月だけど、始める前にスペインのタブラオで本場のフラメンコをみて以来、
習い出してからはお教室関係以外の舞台をみたことがない。

初の本格フラメンコ舞台。
わくわく。

始まりの群舞は、裾の長いファルダ、パタパタデコーラとマントンで踊るアレグリアス。

いま、習ってるのがまさにマントンを使うアレクリアス。
華やかで素敵。

群舞が引いて始まったのは、、、
男性ダンサー、女性ダンサーが踊るモダンフラメンコ。

モダンすぎてフラメンコ要素がわからない、、、

やばいなぁ、今日はずっとこんな感じなのか?

と心配したけど、
そのあとは男性ソロでシギリージャだったりと古典に戻った。

休憩はさんで、第二部。

小松原先生が登場。
挨拶とともに二部についての説明がありました。

小松原先生が感銘を受けたフラメンコピアノのドランテスの曲から発想を得て作った新作ピアノフラメンコ。

ドランテス自身が来日してくれたので、
ピアノリサイタル。

最後は震災時に作ったフラメンコ、ラベルのボレロ

とのこと。
なんか過ごそう、、、、

期待して二部が始まりました。
ドランテスのピアノが悲しく響き、スペインの内戦の説明が。
そして、内戦で引き裂かれた恋人達のストーリーが始まりました。

婚約祝いのパーティーシーン。
アレグリアスやブレリア、
楽しいシーンから軍隊がやってきて恋人達が引き裂かれる。

残された女の悲しみの踊り。

そんなストーリーをドランテスのピアノで踊るフラメンコ。

ピアノの旋律とフラメンコ、新鮮ですてきでした。

そのあとは、ドランテスのリサイタル。
ピアノ、ウットベース、パーカッション。

奏でるメロディーはフラメンコとジャズの融合。
めちゃめちゃかっこいいんですけど。
セクシーで激しく哀しく響く。

すご~い!

知らなかったけど、このドランテス、すごーい。生で聞けてラッキー!

そして、最後はボレロ。
東北の民謡が流れた後ボレロが始まる。

静かに小刻みに響くメロディに鼓動が打つようにダンサー達が踊る。
だんだん激しくなる音と共にダンサー達の動きも激しくなる。

みながら気づいた。
ボレロって確かにフラメンコの三拍子のカウントが取れる曲。

なるほど、、、

踊りはまるで津波が押し寄せてくるようにも、哀しみが押し寄せてくるようにもみえる。
そしてその哀しみに立ち向かう人々の強さ。
そんな風に見える。

感動しました。

これ、震災の時にみたら絶対に泣いてしまっただろうなあ、

素晴らしい舞台でした。
演劇やミュージカルが好きな私には演出がっつりストーリーのある二部が最高に響きました!

誘ってくれたさーやに感謝!!

そして、ドランテスのCD買っちゃいました。
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