長島温泉旅行の締めはやっぱり食!
行と帰りを同じルートじゃつまらない、、
長島温泉は桑名までバスで20分ほど。
桑名と名古屋も電車で30分ほど。

ならば、桑名に寄ってみよう!

桑名にいく機会なんて無いものね。

そして、桑名といえば
はまぐり

有名だと思ってたけど、周りの人はほとんど知らなかった。

きっと私は母親の実家が名古屋なので、なんとなく耳にしてたのかな。

はまぐりの美味しいお店を調べていると、発見してしまったのが、
日の出

食べログTOP50でもあり、美味しんぼにもでてくるらしいはまぐりしゃぶしゃぶが有名な料亭。

見たことも食べたことも無いすごいはまぐりが食べれるらしく、ど~しても行きたいくなってしまった。

はまぐりの最盛期は6月で、年始の予約開始日に6月は全て埋まるほどの人気ぶり。

駄目元で旅の二週間ほど前に電話してみると、予約が取れました!

帰りの新幹線の時間から、私達に与えられた時間は開店5時から一時間半。

いざ、出陣!

長島温泉から桑名行きのバスに乗り、途中、田町というバス停で降りる。
ここから歩いて三分ほど。

閑静な住宅街で、料亭柿安本店がある。
ヘェ~柿安って料亭だったんだ、、、

その奥にみえてきました。
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割烹料理 日の出

一軒家の料亭。
入口で女将が迎えてくれます。

四代目はバーテンの資格を持っているらしく和風建築の玄関の奥にバーコーナーがある。

私達のお部屋は二階。
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料亭なので、全て個室。

入ってみると、はまぐりしゃぶしゃぶコース8000円の用意が。

いきなり山盛りの蛤。全て見たことが無い大きさ!
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6時半のタクシーを頼み、早速スタート。
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女将さんがつきっきりで鍋の用意をしてくれます。

この日入った蛤は四年ものの立派なもの。

この中から、幾つか焼き蛤に回してもいいし、別注でもっと大きな蛤を焼き蛤用に頼んでもいいとのこと。

別注のものをみせてもらうと、ふた回り大きい八年もの!
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八年もの一つと、鍋用の四年ものを一つずつ、焼き蛤に回しました。

いよいよ、鍋がスタート。
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ふつふつと湧いた鍋に蛤を入れて、女将さんがよそってくれる。
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艶っつやとぷりっぷり。
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口に入れるとじゅわ~と蛤ジュースが広がる。
少し効いたお出汁の塩味が甘さを引き立てる。

何じゃこりゃぁ、美味しすぎる。

蛤は千葉とかでもとれるけど、それは、チョウセンハマグリ。
外洋性で潮水でも沈んでいないといけないので、殻が厚いのが特徴。
碁石なんかに使われる。

そして、ここ桑名は汽水域に生息する貴重なヤマトハマグリ
殻は薄く身がたっぷり。

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そんなハマグリうんちくを教えてもらいながら、ハマグリのしゃぶしゃぶをハフハフ。

そして、焼き蛤がやってきました!
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四年ものと八年もの。

まずは、四年ものの焼き蛤を。

醤油は一切さしておらず、蛤そのものを焼いただけ。
混じりっ気の無い蛤そのものの旨味が口いっぱいに広がります。

しゃぶしゃぶ以上にジューシー。

続いて八年もの
お箸で掴むのがやっとのぷるんぷるんの身。
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ポニョみたい!

口に入れると蛤汁の大洪水!

う~ん、、、

至福~。

蛤の出汁をたっぷり吸った葛切り。
胡椒を一振り。
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こちらは、ハマグリの天ぷら
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蛤を桑名の海苔で包んである。
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桑名の海苔はアオサノリみたいに味が濃く、蛤に負けない。

お豆腐とお野菜を生姜じょうゆとポン酢で。
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このポン酢がまた美味しかった!
酸味が立ちすぎず、醤油がきいてる。

締めはもちろん、雑炊!
中華麺、にゅうめん、ちゃんぽん麺など選べますがお初の私達はまずは基本!
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四杯食べちゃいました。
だって、いろんな旨味が凝縮したお出汁を吸ったお米、それは美味しいですよ。

おじゃこも蛤の佃煮も!

最後のデザートは、ぜんざい。
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お腹が、、、、

これを一時間半で食べ切り、タクシーで駅へ向かって帰京。

バタバタの私達を女将さんはじめ、お店の方が気持ちよくサポートして、楽しませてくれました。

ギリギリのスケジュールでの蛤堪能でしたが、行って良かった。
出会えて良かった!

生きてるうちに、旬の六月に行ってみたい。