スループレー後、昼ご飯とともにお迎えバスがくるまで、昼から飲み会。
ビール一杯とワインを飲んでいい気分。

バスで空港へ40分ほど。
酔いも回って眠くてたまんなかったけど、仲良くなった老舗メーカーの会長さんがお隣に座ったのでずっとおしゃべり。

ねむ~い!!
寝ちゃだめ~!

でも、この会長さんのお話が面白い。

学生時代ニューヨークに。ケネディが暗殺された年だそうで、苦労されたとのこと。

また、会社を継ぐ前は社会勉強として三越で働いており、マドリッド駐在してたりと話が多岐に渡る。

家柄がいいので、お父様も、戦前にロンドンに留学していたとのこと。
それもあって太平洋戦争は反戦の気持ちの中、出征されたなんて話はまるで、花子とアン

そんな話をしながら空港につき、皆と挨拶して私は、すっと離れてまた札幌へ。

ここからは、プライベートスタートです。

せっかくの札幌。
かつ、連休なので、一週間前に思いたち、延泊することに。

この日の夜は、北海道の食材を使ったフレンチを楽しむ予定。

本当は昨年出会ったサヴールがお気に入りで、そこに行く予定でしたが、なんとお休みの週にあたってしまった、、、

残念すぎる。

あそこで出会ったクネルをまた堪能したかったのに、、、

調べてみると、サブールのシェフが前にいたル ヴァンテールも高評価。

しかも、クネルがある!

が、電話してみると、テーブル席しかないことが判明。
カウンター一人ご飯を最近デビューしたのに、テーブル席か、、、
ハードル高いなぁ。

「札幌出張ついでの一人なので、ハジの席で、、、」
ついに一人フレンチテーブル席をチャレンジ。

変なお願い付きの予約をとりました。

さて、ヴァンテール。
ホテルから歩いて五分ぐらいのすすきのに位置する。

お店の雰囲気はかなりちゃんとしたフレンチ
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席は隅の四人席を贅沢に一人で。

コースは一番お手頃な6000円のコースで、お魚はクネルに。

お肉はこちらのスペシャリティ 羊のロティでしたが、残念ながら羊は私は食べれないので、変更をお願いしてました。

まずは、アミューズ
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人参ムース、トマトのエキス、牡蠣の出汁の泡、そこにはトマトやルバーブのコンフィチュール

爽やかで美味しい。
人参も名前がついてる特別仕様らしく青臭くなくて甘い!

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フランス モンサンミッシェルのムール貝と、サーモンのサンドイッチ。

ムール貝はわざわざ取り寄せるだけあって一粒の味の凝縮が中々のもの。

サンドイッチと聞いて、なぜ?と思ったけど、こちらも一口食べてびっくり。
パリパリのパンにジュワッと旨味が広がるサーモン。
燻製をオイル漬けにしているらしく、このオイルと黒胡椒のアクセントがたまらない!

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前菜は、コロボックル村の花ズッキーニのファルシ
お花の中に鶏のパテ。ソースは牡蠣のお出汁。
白い粒状のライムや、たっぷりのサマートリュフと楽しい一皿。

これもこの店のスペシャリテかな。

自家製パンと四つ葉乳業の発酵バター
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パンが美味しいのだけどお料理のお腹を残さないといけないから、控えないといけなかったのが辛かった、、、

メインのお魚。
待ってました!クネルです。
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熱々のクネル
ホタテにタラに甘エビに魚介の旨味たっぷりのムースに、甘エビのだしが効いたホワイトソース。

やっぱり美味しい!

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メインは道産の牛肉。
これが予想以上に美味しかった。

お肉がくせがないのに旨味十分。
ジューシーで付け合わせのお野菜も美味しい。
スノーホワイトのピューレも最高。

デザートは
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バナナのケーキにラムレーズンのアイス。
このバナナのデザートもとろっとして美味しかった。

お店のスタッフは暖かく、私一人でも寂しくないように話しかけてくれてすごーく居心地良かったです。

あの雰囲気のお店で一人が嫌じゃないってすごいレベルの高いホスピタリティだと思います。

いいお店でした。

ただ、メニューの驚き感はサブールの方が好みかな。

何れにせよ北海道の最高の素材であのお料理を一万円以下で食べれるのは本当にすごい事です。

札幌ではラーメン、寿司ではなく、フレンチがオススメ!

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