出張の行程は終え、私は一人延泊して札幌に留まります。
せっかく木金出張だかねぇ。
土曜日は、市場で蟹を買い、小樽でぶらぶらする予定でしたが、金曜に店頭を回ってて、あまりの天気が良さと、北海道は紅葉シーズンだと気付いてしまい、なんか小樽が色褪せてきた、、、
近場で紅葉ってぼやいてたら、販売の現地の人が定山渓温泉を進めてくれた。
よし、土曜日は予定変更で、日帰り紅葉温泉だ!
みんなと解散して、まずはホテルへ。
仕事で泊まってたホテルは、ランクの高いホテルで、金曜日になると一気に値段が上がる。
なので、この日はすすきのにあるビジネスホテル ダイワロイネットを予約していた。
チェックインしてみてびっくり。
綺麗だし、お部屋のお風呂が洗い場のある広いお風呂だしで、高いシティホテルより断然こっちの方がいい!
次からはここを定宿にしよう。
さて、夕飯。
前にフラメンコ仲間が北海道でフレンチを食べた話を聞いてから、確かに新鮮な素材を使ったフレンチはさぞかし美味しいだろうと気になってた。
で、今回は、食べログで評価の高い地元素材のフレンチビストロを予約した。
すすきの サブール
カウンターもあるので、一人でも寂しくないようにカウンター席を予約。
すすきののど真ん中を一本だけ入ったビルの二階。
店内は満席。ご年配が多いかな。
入口付近のカウンター席に通され、「入口ですいません。ひざ掛け用意しましょうか」
店員さんの対応が心地よい。
コースは、4000円代と6000円代、それに8000円代がある。
4000円のつもりだったけど、6000円台はポーションが小さくなるから量は変わらないと聞き、せっかくなので、メインのお肉の桜肉もチャレンジしたかったので、6000円にしちゃいました。
目の前では小さな厨房で手際良く働くシェフ、そして見習い君。
カウンターは、こういう姿をぼーっと見てられるのでお一人様でも楽しめる。
白ワインをグラスで頼み、料理を待つ。
最初の前菜はボタンエビのカクテル
昨日お刺身で食べた食材が手を加え登場!
私の大好きな味噌の詰まった頭部分がカラッと揚げてある。
白ワインによく合います。
続いて
北海道の柳葉魚をグリルして、ポテトが下に敷いてある。
いわゆる本物の柳葉魚。
本物だからこそ、卵を味わうのではなく、身を味わう。
小さいのに味が濃く、締まっていて美味しい。
続いてもう一品前菜です。
ジャンボマッシュルームのコンソメ仕立て。
マッシュルームが半端なく美味しい。
ポルチーニ茸に負けない香りと味、そして歯触り。
マッシュルームの味が溶け込んだコンソメスープも絶品。
一雫も残さず頂きました。
既に北海道ならではの素材から産まれたフレンチに魅入られてしまったところに、メインのお魚が。
このお店の看板メニュー クネル
ホタテ、甘エビ、白身魚をすり身にして合わせたもの。
そこに海老味噌など加えたホワイトソースでグラタン仕立てに。
初めて頂きます。
プリッとふわっと柔らかいクネル から海の幸の旨味が優しくひろがる。
濃厚なホワイトソースもこの優しい海のエッセンスを消すことなく盛り上げる。
グラタン大好きな私にはたまらない一品。いや逸品!
めちゃめちゃ美味しい。
看板メニューというのに納得!
美味しくて一人で食べながらニヤニヤしちゃった。
お肉のメインは、桜肉。
馬刺しは食べたことがあるけど、フレンチで桜肉というのは初めて。
野性味の強いお肉が苦手なので、オーダーの時にお店の人に相談したら、シェフから
「この桜肉は全くクセがないので、ぜひ試して欲しい」
との返事。
このシェフの自信の返答を聞いたら、食べずにいられない。
で、でてきました。
ピンク色のお肉たち。
「噛みしめると甘みがでてくるので、お試しください」
はい、試しました。
香ばしい表面と中からジュワッと広がる甘み。
程よく散らした岩塩が、甘みを引き立てる。
くせは本当に全くない。
牛よりむしろ無いかも!
硬いわけではなく噛みごたえがあるお肉で存分に旨味を味わいました。
付け合わせも茄子のグリルにトマトが乗ってるだけと思いきや、口に入れると香ばしいアクセントが。
カリカリベーコンの細切りがこっそり入っていました!
どれもパーフェクト!
途中、一人できてる私を気遣うマダムも気さくでいい。
他のスタッフも皆さん対応が本当に心地いい。
デザートは、幾つかの中から選べます。
サヴァランが気になったけどボリューム的に厳しそう。
本日から始まったというタルトタタンも気になるが、それこそボリューミイだろう、、、
これまたお店の人に相談したら、タルトタタンは多分、量は大丈夫とのこと。
では、行きましょう。
タルトタタン!
でてきたタルトは確かにタルト変形バージョン。
甘くじっくり煮込んだりんご、タルト生地は敷いてなく、細いタルト生地の焼き物が添えられている。
ペロリと平らげちゃいました。
美味しかったぁ。
コーヒーを頂きながらキッチンをみてると、客席からあまり見えないところに何か掛けてある。
ん?tyのロゴとあの顔写真は、、、
あらっ、あれは 吉野建シェフ。
パリの星付きレストラン ステラマリスのシェフであり、東京の星付きレストラン タテル ヨシノ のシェフではないですか。
直筆でメッセージがかかれている。
お会計の時に聞いてみると、
マダムがステラマリスで修行して、シェフも東京で関係があるとのこと。
私が大好きな吉野シェフのお料理、サーモンのミキュイの話などで盛り上がり、好きなお料理の系統ってあるんだなってつくづく思いました。
それにしても、この料理でトータル7000円台。
脅威のコスパ。
絶対に札幌にきた際には訪れたいお店に出会えてとっても満足な夜でした。
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せっかく木金出張だかねぇ。
土曜日は、市場で蟹を買い、小樽でぶらぶらする予定でしたが、金曜に店頭を回ってて、あまりの天気が良さと、北海道は紅葉シーズンだと気付いてしまい、なんか小樽が色褪せてきた、、、
近場で紅葉ってぼやいてたら、販売の現地の人が定山渓温泉を進めてくれた。
よし、土曜日は予定変更で、日帰り紅葉温泉だ!
みんなと解散して、まずはホテルへ。
仕事で泊まってたホテルは、ランクの高いホテルで、金曜日になると一気に値段が上がる。
なので、この日はすすきのにあるビジネスホテル ダイワロイネットを予約していた。
チェックインしてみてびっくり。
綺麗だし、お部屋のお風呂が洗い場のある広いお風呂だしで、高いシティホテルより断然こっちの方がいい!
次からはここを定宿にしよう。
さて、夕飯。
前にフラメンコ仲間が北海道でフレンチを食べた話を聞いてから、確かに新鮮な素材を使ったフレンチはさぞかし美味しいだろうと気になってた。
で、今回は、食べログで評価の高い地元素材のフレンチビストロを予約した。
すすきの サブール
カウンターもあるので、一人でも寂しくないようにカウンター席を予約。
すすきののど真ん中を一本だけ入ったビルの二階。
店内は満席。ご年配が多いかな。
入口付近のカウンター席に通され、「入口ですいません。ひざ掛け用意しましょうか」
店員さんの対応が心地よい。
コースは、4000円代と6000円代、それに8000円代がある。
4000円のつもりだったけど、6000円台はポーションが小さくなるから量は変わらないと聞き、せっかくなので、メインのお肉の桜肉もチャレンジしたかったので、6000円にしちゃいました。
目の前では小さな厨房で手際良く働くシェフ、そして見習い君。
カウンターは、こういう姿をぼーっと見てられるのでお一人様でも楽しめる。
白ワインをグラスで頼み、料理を待つ。
最初の前菜はボタンエビのカクテル
昨日お刺身で食べた食材が手を加え登場!
私の大好きな味噌の詰まった頭部分がカラッと揚げてある。
白ワインによく合います。
続いて
北海道の柳葉魚をグリルして、ポテトが下に敷いてある。
いわゆる本物の柳葉魚。
本物だからこそ、卵を味わうのではなく、身を味わう。
小さいのに味が濃く、締まっていて美味しい。
続いてもう一品前菜です。
ジャンボマッシュルームのコンソメ仕立て。
マッシュルームが半端なく美味しい。
ポルチーニ茸に負けない香りと味、そして歯触り。
マッシュルームの味が溶け込んだコンソメスープも絶品。
一雫も残さず頂きました。
既に北海道ならではの素材から産まれたフレンチに魅入られてしまったところに、メインのお魚が。
このお店の看板メニュー クネル
ホタテ、甘エビ、白身魚をすり身にして合わせたもの。
そこに海老味噌など加えたホワイトソースでグラタン仕立てに。
初めて頂きます。
プリッとふわっと柔らかいクネル から海の幸の旨味が優しくひろがる。
濃厚なホワイトソースもこの優しい海のエッセンスを消すことなく盛り上げる。
グラタン大好きな私にはたまらない一品。いや逸品!
めちゃめちゃ美味しい。
看板メニューというのに納得!
美味しくて一人で食べながらニヤニヤしちゃった。
お肉のメインは、桜肉。
馬刺しは食べたことがあるけど、フレンチで桜肉というのは初めて。
野性味の強いお肉が苦手なので、オーダーの時にお店の人に相談したら、シェフから
「この桜肉は全くクセがないので、ぜひ試して欲しい」
との返事。
このシェフの自信の返答を聞いたら、食べずにいられない。
で、でてきました。
ピンク色のお肉たち。
「噛みしめると甘みがでてくるので、お試しください」
はい、試しました。
香ばしい表面と中からジュワッと広がる甘み。
程よく散らした岩塩が、甘みを引き立てる。
くせは本当に全くない。
牛よりむしろ無いかも!
硬いわけではなく噛みごたえがあるお肉で存分に旨味を味わいました。
付け合わせも茄子のグリルにトマトが乗ってるだけと思いきや、口に入れると香ばしいアクセントが。
カリカリベーコンの細切りがこっそり入っていました!
どれもパーフェクト!
途中、一人できてる私を気遣うマダムも気さくでいい。
他のスタッフも皆さん対応が本当に心地いい。
デザートは、幾つかの中から選べます。
サヴァランが気になったけどボリューム的に厳しそう。
本日から始まったというタルトタタンも気になるが、それこそボリューミイだろう、、、
これまたお店の人に相談したら、タルトタタンは多分、量は大丈夫とのこと。
では、行きましょう。
タルトタタン!
でてきたタルトは確かにタルト変形バージョン。
甘くじっくり煮込んだりんご、タルト生地は敷いてなく、細いタルト生地の焼き物が添えられている。
ペロリと平らげちゃいました。
美味しかったぁ。
コーヒーを頂きながらキッチンをみてると、客席からあまり見えないところに何か掛けてある。
ん?tyのロゴとあの顔写真は、、、
あらっ、あれは 吉野建シェフ。
パリの星付きレストラン ステラマリスのシェフであり、東京の星付きレストラン タテル ヨシノ のシェフではないですか。
直筆でメッセージがかかれている。
お会計の時に聞いてみると、
マダムがステラマリスで修行して、シェフも東京で関係があるとのこと。
私が大好きな吉野シェフのお料理、サーモンのミキュイの話などで盛り上がり、好きなお料理の系統ってあるんだなってつくづく思いました。
それにしても、この料理でトータル7000円台。
脅威のコスパ。
絶対に札幌にきた際には訪れたいお店に出会えてとっても満足な夜でした。
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