二日目の夜は、ぜひ京都らしいカウンター懐石を楽しんでもらいたくてお店を厳選!

といっても、行きたかった桜田やささき、なかひがしは一ヶ月前に電話したけど、予約が一杯、、、

結局、二年ほど前にランチでお世話になりとても美味しかった
祇園 にしかわ
へ。

二年前はまだ新進気鋭の若手大将の店でタクシーの運転手も近くの老舗「祇園にしむら」と間違える程度だったけと、ここ二年、ミシュラン二つ星をとり、一気にメジャーに。

味が変わっていませんように、、、

予約はカウンターを希望したけど空いてなくて個室に。
でも諦めきれず、お店の人に、
「母の古希祝いなので、カウンターで最大限喜んで欲しい」
と伝え、キャンセル待ちをお願いしてた、

当日まで連絡はなかったので諦めてたら、行ってみたらなんとカウンター!

よかった!!

お店は大きく改装していて、前はお座敷カウンターだったのが、普通のカウンターになり、席数も少し増えてた。

さて、お料理、、、
15000円のコースです。

先付は、ホタルイカとイイダコ、山葵の茎とともに。
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イカもタコも食感がいい。山葵の茎もちょうどいい痺れ感!

続いて、そら豆、うどの餅米との炊き合わせに炙りからすみを添えて。
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もちっとして、からすみがアクセントになり美味しい。

焼いた鯛と青豆の葛豆腐のお椀
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焼いた鯛をお椀にすると香ばしい。母が感心してた。

お刺身は、鯛、アオリイカ、鰹、伊勢海老、生トリガイ
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これは凄かった!

生トリガイ、肝も食べるんです!
イカの胴体の輪切りのミニチュアみたいのがあり、何だろうって思いながら食べたらこれが、生トリガイだった!

美味しいのなんのって。

もともとトリガイが大好き、肝系大好きだから、好き好きの掛け合わせ。

よっぽど新鮮じゃないと食べれない食べ方。

つぎは、琵琶湖の川魚、うずらつくね、このわたともずくと山芋和え、それに名物鯖寿司。
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始めてきた時もここの鯖寿司に感さたのよね。

今回も期待を裏切らない。
脂がたっぷり乗った鯖に間にはさまったワサビ茎がよく合う。

両親ともに鯖寿司に感嘆の声。

焼きタケノコ、どんこ椎茸焼き、桜鱒の味噌漬け
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たけのこの季節だよね。幸せ。
桜鱒も味噌くささなく、柔らか。

こちらを頂いていたら、あまりに私がトリガイを絶賛するから、大将が気を利かせて先ほどのトリガイを軽く炙ったものを出してくれた。

塩辛のような濃厚な味!うまいっ。

そして、サラダテイストな一皿。
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桜鱒のマリネ

春の山菜天ぷら
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この苦味を美味しいと思える年になったなぁ、、、

まだでてきました。
ぐつぐつと熱々のお汁は
ハマグリの出汁にアオサやうどが入ったもの。
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ハマグリ出汁が美味しい。

炊きたての白飯とぐじの煮付け。
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まさかまだおかずがついてくるとは!

水菓子
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最後は大将がたてたおうすと桜餅

お腹いっぱいの三時間。

お酒をそんなに飲んだわけじゃないけと、大将とお話しながら沢山のお皿を頂いて思った以上に遅くなりました。

悩みに悩んで決めたお店。

よかった、にしかわにして。

決しておごる事なく若い大将、頑張ってます。

味にうるさい父も満足してくれて、よかった。
この旅の目的達成!



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