クリスマス3連休の最終日はクリスマスイブ。
まぁ、私には普通に連休最終日ですが。
この日はどうしても見たかった映画レ ミゼラブル を見に行きました。
ミュージカルが大好きで、一番好きなのはこのレ・ミゼラブル。
初めてNYのブロードウェイでみたのもこのレミゼ。
英語がわからなくても、時差ぼけでも、美しく物悲しい旋律と激動の物語に感動して涙!
その後も帝劇、ロンドンブロードウェイなどで通算5回はみている。
いつ聞いても、民衆の歌には心が震える。
そんな大々大好きなレミゼの映画化。
期待を裏切られないかの心配もありながら見に行った、
冒頭、いきなり舞台と同様に囚人の歌で始まる。
映画だから、セリフもあるかと思いきや、歌が続く。
というか、最後までセリフはなく、歌のみ。
本当に100%ミュージカル!
で、冒頭の映像は映画ならではの迫力の映像。
バルジャンの出獄後も厳しい人生が、岩と雪の山を超えて行くスペクタクルなシーンで伝わってくる。
司教に出会い彼の凍りついた心が人間味をもって溶けていく様子が、ヒュージャックマンの歌とそして、アップで映る表情で伝ってくる。
いきなりグイグイ引き込まれていきました。
圧巻だったのは、アンハサウェイ!
彼女があんなに歌が上手くて演技が上手いとは知りませんでした。
娘のために体を売った後の「夢やぶれて」は鳥肌もの。
歌いながら演技ってできるんだ、、、
いや演技にはもう見えませんでした。
そこにいるのは、どうにもならない人生に打ちひしがれた女=フォンテーヌ。
旋律と感情があいまって心の奥底まで響いてくる。
まだ映画の前半なのに大変なことになってます。
話は、コゼットと出会い、ジャヴェールから逃れる生活へ。
バルジャンを取り逃がした時のジャヴェール=ラッセル クロウの決意のソロもなかなか。
物語は佳境に入り、革命へ。
そう、私は、この革命で歌われる 「民衆の歌」が大好き。
このメロディを聞くだけで胸に熱いものがこみ上げる。
今回は特に、民衆が結局、決起せず革命が無駄に失敗に終わるとわかった時、それでも最後まで信念を貫き戦うことを決意するところで、ガブローシュが歌い出し合唱となるシーンがよかった。
それにエポニーヌの報われない恋。かなり端折られてたけど、切なく純粋で無償の愛を捧げる姿がとてもよかった。
それに、コゼットの高音の伸びのある歌もさすが。
中盤の映像もすごい。
バルジャンがコゼットのためにマリウスを必死で救うシーンは下水道を逃げるため、それはそれは汚ない画。
でも、それが真実味をまし、作り物ではなくバルジャンの狂気なぐらいの必死さが伝わる。
画面が綺麗すぎないことで真実味を増す手法といえば大河の低視聴率で話題になった平清盛を思い出すが、あれとは全く本気度が違う。
それっぽくではない振り切れっぷりがとにかく凄い。
盛り上がりまくり、高揚しまくったとこで、ラストシーン。
ただでさえ、涙涙なのに、前半で衝撃を与えられたフォンテーヌが登場。
もう、号泣必須です。
その上、大好きな民衆の歌での華麗なるフィナーレ。
思うようにいかない人生、
若者たちの報われない熱い夢、
自由を求め続け、存在意義を問い続ける苦悩、
それでも生きていく明日への希望。。
総てが怒涛のように心を駆け巡る。
正直、号泣を超えて、嗚咽してました。
歯を食いしばり声を抑え、それでも震える体は抑えられず、隣の人に嗚咽がばれそうで恥ずかしかった。
エンドロール、心からスタンディングオベーションをしたかった。
途中も、合唱やソロが終わるたびに拍手しそうになってたが、エンディングは、この素晴らしい映画に出会えた喜びと作り上げてくれた人たちへの感謝を伝えたくて、、、
それが形になったものがスタンディングオベーションなのね。
エンディングロールでは劇中歌が全てメドレーで流れるので、もう一度、気持ちのおさらいができました。
そのせいで、エンディングロール中も泣きっぱなしでしたが。
本当にいい映画に出会えました。
映画でここまでの感動は始めて。
色んな人にみて欲しい。
そして、私ももう少し気持ちを落ち着けてもう一度みたい。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」
iPhoneからの投稿
まぁ、私には普通に連休最終日ですが。
この日はどうしても見たかった映画レ ミゼラブル を見に行きました。
ミュージカルが大好きで、一番好きなのはこのレ・ミゼラブル。
初めてNYのブロードウェイでみたのもこのレミゼ。
英語がわからなくても、時差ぼけでも、美しく物悲しい旋律と激動の物語に感動して涙!
その後も帝劇、ロンドンブロードウェイなどで通算5回はみている。
いつ聞いても、民衆の歌には心が震える。
そんな大々大好きなレミゼの映画化。
期待を裏切られないかの心配もありながら見に行った、
冒頭、いきなり舞台と同様に囚人の歌で始まる。
映画だから、セリフもあるかと思いきや、歌が続く。
というか、最後までセリフはなく、歌のみ。
本当に100%ミュージカル!
で、冒頭の映像は映画ならではの迫力の映像。
バルジャンの出獄後も厳しい人生が、岩と雪の山を超えて行くスペクタクルなシーンで伝わってくる。
司教に出会い彼の凍りついた心が人間味をもって溶けていく様子が、ヒュージャックマンの歌とそして、アップで映る表情で伝ってくる。
いきなりグイグイ引き込まれていきました。
圧巻だったのは、アンハサウェイ!
彼女があんなに歌が上手くて演技が上手いとは知りませんでした。
娘のために体を売った後の「夢やぶれて」は鳥肌もの。
歌いながら演技ってできるんだ、、、
いや演技にはもう見えませんでした。
そこにいるのは、どうにもならない人生に打ちひしがれた女=フォンテーヌ。
旋律と感情があいまって心の奥底まで響いてくる。
まだ映画の前半なのに大変なことになってます。
話は、コゼットと出会い、ジャヴェールから逃れる生活へ。
バルジャンを取り逃がした時のジャヴェール=ラッセル クロウの決意のソロもなかなか。
物語は佳境に入り、革命へ。
そう、私は、この革命で歌われる 「民衆の歌」が大好き。
このメロディを聞くだけで胸に熱いものがこみ上げる。
今回は特に、民衆が結局、決起せず革命が無駄に失敗に終わるとわかった時、それでも最後まで信念を貫き戦うことを決意するところで、ガブローシュが歌い出し合唱となるシーンがよかった。
それにエポニーヌの報われない恋。かなり端折られてたけど、切なく純粋で無償の愛を捧げる姿がとてもよかった。
それに、コゼットの高音の伸びのある歌もさすが。
中盤の映像もすごい。
バルジャンがコゼットのためにマリウスを必死で救うシーンは下水道を逃げるため、それはそれは汚ない画。
でも、それが真実味をまし、作り物ではなくバルジャンの狂気なぐらいの必死さが伝わる。
画面が綺麗すぎないことで真実味を増す手法といえば大河の低視聴率で話題になった平清盛を思い出すが、あれとは全く本気度が違う。
それっぽくではない振り切れっぷりがとにかく凄い。
盛り上がりまくり、高揚しまくったとこで、ラストシーン。
ただでさえ、涙涙なのに、前半で衝撃を与えられたフォンテーヌが登場。
もう、号泣必須です。
その上、大好きな民衆の歌での華麗なるフィナーレ。
思うようにいかない人生、
若者たちの報われない熱い夢、
自由を求め続け、存在意義を問い続ける苦悩、
それでも生きていく明日への希望。。
総てが怒涛のように心を駆け巡る。
正直、号泣を超えて、嗚咽してました。
歯を食いしばり声を抑え、それでも震える体は抑えられず、隣の人に嗚咽がばれそうで恥ずかしかった。
エンドロール、心からスタンディングオベーションをしたかった。
途中も、合唱やソロが終わるたびに拍手しそうになってたが、エンディングは、この素晴らしい映画に出会えた喜びと作り上げてくれた人たちへの感謝を伝えたくて、、、
それが形になったものがスタンディングオベーションなのね。
エンディングロールでは劇中歌が全てメドレーで流れるので、もう一度、気持ちのおさらいができました。
そのせいで、エンディングロール中も泣きっぱなしでしたが。
本当にいい映画に出会えました。
映画でここまでの感動は始めて。
色んな人にみて欲しい。
そして、私ももう少し気持ちを落ち着けてもう一度みたい。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」
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