週末の出張、西宮での合間に、
幼稚園のころ2年ほど住んでいた夙川の街を散策に。
幼稚園の2年間だけなので、記憶はキレギレ。
夙川の駅の思い出はまったくないけど、とりあえず、
夙川駅から住んでいたマンションへの道を散策することに。
緑の多い落ち着いたしゅくがわ駅。
私の家はこの線路沿いに西宮方面にちょっと戻る感じ。
まずは高架をくぐる。
ここから、右に曲がり、線路沿いをずっと進む。
と、その線路の高架下に連なる商店街が。。。。
景色を見たとたんに、たまらなく懐かしいっていう
気持ちが盛り上がってきた。。。
母親に電話してみたら、やっぱり私が
幼稚園の後に毎日母親ときていた商店街だった。
なんとなく、、、、ここって。。。。
ゴムボールを買ってもらったような記憶が。。。。。
商店街を後に、今度はマンションに向かって
進む。
でもまっすぐ歩いていく途中にあったこのおうち。
あったあった、竹藪やら木々の茂った庭だの
このおうち、見た覚えがある!
幼いながら、唐突にうっそうとした庭の家があって
印象的だったのね。
全く記憶にないが、道の端にある側溝をみて
思い出した!
幼稚園の私には、この側溝が怖くてしょうがなかったのよ。
そして、私の思い出の公園がありました!
幼稚園の時からドン臭くって、縄跳び走りができず、
親に特訓させられた公園。
そして一人で遊びにきた時、初めて虹をみた公園。
そう、マンションから坂を下った左側の高台にあった記憶。
その通り、古びた階段を上る入り口が。
そして、この公園の先にあるのが35年以上前に住んでた
マンション!ありました!
もっと大きいマンションをイメージしてたけど、
思ったより小さいなぁ。。
管理人室だ!
管理人さんのご夫婦には、お部屋に上げてもらったり
可愛がってもらったな。
そして、マンションの棟の間の駐車場。
この駐車場で補助輪付きの自転車を乗り回してた。
こんなにせまい駐車場だったんだ。。。
そして、駐車場から見上げるマンション。
そうそう、この窓際にうちの母親はベゴニアを植えていた。
マンションのお友達は、サルビアを植えていて、みんなで
サルビアの花をちぎっては蜜を吸ってたっけ。。。
マンションの中に入り込んで行きついた地下。
トランクルーム。
一人でくるには怖かった場所。
暗い地下にいくつもの同じ扉が並んでいて、
とにかく怖かった。。。
それでもその怖さが面白くて、親がトランクルームに
行くときは必ずついていったけど、
いつまでたっても自分のうちのトランクがどこか
覚えられなかった。
懐かしいなぁ。
そして、ここから今度はよく遊びにいった記憶のある
「夙川公園」へ向かう。
坂を下っていく先にあったのは、
聞き覚えのある「まんじだに」という貯水池
そうだよ。ここだよ。
お祖父ちゃんを連れて散歩に来たとき、
桜の木に実がなっていて、それが欲しくってお願いしたら
普段は、すっごく無愛想なお祖父ちゃんが
一生懸命、身をのりだして、さくらの実をとってくれた場所!
ここから、またしばらく歩くと、夙川公園へ。
ある日、姉と私がここで遊んでいる間に
母親が買い物に行くことに。
場所をかえずにここで遊んでいる約束だった。
そこへ、突然の大雨。
まわりで遊んでいた子供や大人が近くの橋の下で
雨宿りしたので、私も姉もそこに避難。
そしたら、雷と稲光がおきた!!!
その途端、小学校1年生だった姉が、
怖くなって、恐怖に駆られ、橋の下を飛び出し、
家に向かって走り出した。
幼稚園生だった私は、もちろん一人はイヤ。
「おねえちゃん、ママがここにいなさいっていっでだよ~。
おねえじゃ~ん、、、、(涙)(涙)」
大泣きしながらお姉ちゃんのあとを追いかけた。
公園から15分ほどのマンションへずぶ濡れになって戻った。
マンションでは、知り合いのお母さんが声をかけてくれて、
お宅にあげてもらって、ちょっと落ち着いた。
事情を聴いたおばさんが、おうちのドアに張り紙しましょうって
いって、「〇〇号室にいます」と母親へのメッセージを。
それをみて、母親が迎えにきたけど、ものすごーく怒られた!
そりゃそうだよね。
戻って着てみたら幼い娘二人がいない。それなら家かもと思い、
家に戻っても、子供は終わらず、また、公園に戻り、
街を走りまわり、それでもいないから、警察に届けようかと
肩をとして、マンションに戻ってみたら張り紙が。。。
うん、怒るよね。。。。
その橋がこちら。。。
思い出散策終了。。。。。。
小さいころの思い出と実際のギャップはあるけど
忘れていた思い出もよみがえり、感慨深い2時間。
引っ越しを何度もしたけど、それぞれの街が
思い出深い。
思い出深い幼少期を過ごさせてくれた両親に感謝!!!