2部の一番最後が私たちの出番。
順調に演目は進み、いよいよ私たちの前の演目に。
今回はホールではなく、タブラオの舞台。
なので、待機場所も舞台の横のスペース。
待機しながら、客席をみると、、、、、、
うっそ~~~。
客席は全部埋まってないのに、なぜか寄りにもよって
私の友人が、一番前の真ん中に陣取っている!!!
舞台と客席の距離は、30cm???
狭いタブラオなので、舞台と客席は隣接しているんです。
うわ~。なぜ、そこに、、、、、
そして、順番が来ました。
板付きの始まりなので、私の位置=友人の目の前 でポーズ。
とりあえず、リハでみたクラスメートの「表情」を真似して、
私も、強いまなざしで魂の叫びを表現しないと。。。
そして、背中がまるまらないように、、ひじが落ちないように。
音楽が始まり、踊りがスタート。
友人の目の前を横切り、踊りながら、移動。
そして、最初の関門、バストン(杖)をぐるぐる2周回すんだけど、
うっ、、、、
手汗がひどくべとついて、回らない!!!!
見事に失敗。
絶対、友達笑っているだろうな、、、、、
ま、いいや、ここはしょうがない!
気を取り直して、舞台を一周。
そして、最初の決めポーズ。
ここもピシッと決めないと。。。。。
って、ダッって足を踏み込み、正面を見据えて、
手を振り上げポーズ!!!!
勢い良すぎて、マントンのフリンジが顔に跳ね、
つけまつげに引っかかって、顔の全面をフリンジが横断。。。。
あっ、、、、
なんか、私の視界の下の方で、小刻みに動くものが見える、、、、、
友人が笑っている!!!!!
こらぁ~!!!笑うなぁ。。。。
フリンジが顔にかかるのは、失敗じゃないぞ。。。。
友人を見ちゃったら、絶対に表情が崩れる。
意地でも目の前の友人をみないように、踊り続ける。。。。。
他にも、手が逆だったり、足が逆だったり、色々細かいミスは
してしまった。。。。
それに疲れてくると、表情がゆるんじゃって単なる「無表情」に
なってしまう、、、
出来としては、とても満足のいくものではなかった。
でも、まぁ、クラスメートのお手本をみれたおかげで、リハよりも
表情も踊りの強さも出てたんではないでしょうか。。。。。
う~ん、、、一年後の発表会では、またこの曲を踊るだろうから、
その時には、リベンジしてもっといい踊りにしたいな。。。
そんな風に思えるんだから、やっぱりミニ発表会にでてよかった!!!
ちなみに終わってから会った友人の第一声。
「いやぁ、今回は今まで一番笑えたよ!!!」
って、、、、
えっと、だからこの曲は
「ジプシー達の奪われた自由と仕事の辛さへの魂の叫び」
ですよ。。。。
笑える踊りじゃないんだけどぉ。。。。
そんな辛口友人もこんな立派なお花を持ってきてくれました。
感謝!!!!
一年後は、見違えたマルティネーテを披露したい!
さて、来月からは新しい曲、私がフラメンコを始めてから
ずっと憧れだった
タンゴ デ マラガ
楽しみ。頑張ります!!!!!