築地に近いうちのオフィス。
なので、たまに築地ランチにでかける。
色々と大和寿司、虎杖など寿司屋は行ったけど、
結局お気に入りは、、、
十七代目 紀の重
ところが、今年に入って閉店とのうわさが。
確かにネットで調べると食べログに「閉店」の文字が。。。
え~ん、、、あれ以上のお店はなかったのに!!!
ところが、先日何気なくインターネットで色々検索してたら
発見!!!!
「創業400年仲卸 紀ノ重」
の名前で同じ場所で再開しているではありませんか!!!
これはいかないと!
というわけで、先週一週間ドイツ出張にいってた同僚と
雨の中出かけました。
数か月、お休みしており、閉店からなぜ急に再開になったのか?
名前が微妙に変わったのはなんでか???
謎多き中、いってみると、前と変わらず路地の奥に
狭い掘立小屋のようなお店が。
え?改装じゃなかったんだ。。。。
大将も前と変わらない。。。
とりあえずよかったよかった。。。
いつものランチ、おまかせ 2500円コース。
塩とレモンでいただく。
さっぱりしているのに、脂ものってて美味しい!
写真をとるのを忘れたけど、
カンパチをライムと塩で。
こちらもカンパチみたいなしっかりした魚が
ライムでさっぱり。
こちらのお寿司はシャリが赤酢なので酸味が柔らかいので、
こういうレモンやライムでの味付けがよく合う。
甘くてちょっとこりっとしながら柔らくて美味しい。
これ、私の今日イチでした!
皮の部分を炙ってあって、淡泊な鯛にアクセントができて
美味しい!!!!!!
これもすごかった!
ボタンエビのウニ醤油がけ
ボタンエビの甘みとウニの甘みがまざり、
醤油がその甘さを引き立てる。
どちらもとろとろねっとりな舌触り。
すごいコラボ!!!!
こちらは まぐろの赤身
沖縄で300kg超えで連れた大物マグロらしいです。
でも、これは普通だったなぁ。。。
しっかりした歯ごたえで美味しかった。
しっかりした味ととろっと甘い身。
ウニ~~~~っ!!!!
今日は炙らず生のままで。
とろとろの脂ののった身が美味しい!
キンメはやっぱり美味しいな。。。
こちらはマグロよりも美味しかった。
あじもしっかりしてて、カツオ独特の香ばしいような
風味がしっかりあって。でも脂のノリが重すぎず、
美味しい。
そして、あなご。
正直今日のあなごはイマイチ。。。
えーん最後だったのに。。。。
って、最後じゃなかった。
ここは最後の最後に豪華な手巻きがでるのが
特徴!!!
本日の手巻きは、
キタ--------っ。
ってオタクじゃなくても言っちゃいますよ。
こぼれんばかりのいくら。
奥までつまったまぐろの中落ち。
ソフトクリームみたいな手巻きです。
12貫。 2500円。
やっぱりここは すごいコスパとクオリティ。
ちなみに、こちらに伺うまで謎だったこと、判明しました。
最初にお店に来たときに、
「なんで休んでたんですか」って聞いたら、
「耐震性の検査で、、、、」ってぴんと来ない答えが
返ってきたんだけど。
食べ終わったころに、
「食べログで閉店ってでちゃってたのはどうして?」って
もう一回聞いたら、真相が判明しました。
どうやら、こちらはチェーン展開の一部になってたんだけど、
その大元会社が「産地直送」を売りにしていて有名になり、
築地でやってる寿司やなのに「産地直送はないだろっ」って
ことで、問題になったそうです。
2か月裁判沙汰の結果、このお店だけは、経営者が直営することになり、
大将他、こちらのお店で働く板前さんは、チェーンの会社を辞めて、
直営に籍を移行。
でも「十七代目 紀の重」の暖簾名はチェーンのもの。
「紀の重」は残したい。
てなわけで、「創業400年 仲卸 紀ノ重」になったそうです。
大変だったんですねぇ。
閉店する前に比べると明らかに客が減ってます。
だって、私だって偶然見つけてなかったら、紀重はもう潰れたと思ったのも。
早く、みんな戻ってらっしゃい!!!!
あ、でも今は逆に並ばずに食べれるチャンスだね。