さて、台北の郊外、九份への旅。
電車やバスで行けるけど、難しいので、
タクシーで行くことを駐在してた友人に教えてもらった。
1時間ほどの距離だけど、台北はタクシーが安いので、
1000元=2800円ぐらいが相場とのこと。
まずは、きれいめな大手会社のタクシーを探す。
まだ慣れてないから、走っているタクシーの会社名を見分けるのが
全然うまくいかない。
なので、あきらめて止まっている「大都会」という会社のタクシーに
声をかけてみた。
九份までいくら?とは、中国語で言えないので、
ホテルの人に書いてもらった「多少銭(=いくら?)」という文字を見せて交渉。
最初、タクシーの運転手さんは九份がイマイチわからないのか、
「いくら?」の意味が分からないのか答えがかえってこない。
で、結局、値段を紙に書いてもらったら、その数字は「600元」。
それは安いだろう。。。
もちろんOK!
でもこの人、九份をわかっているのかなぁ。。。。
不安に思ってたら、ナビで調べだした。
ナビが出した画面をしばらくいじったあと、
何やら紙に書きつけて、見せてきた。
「40km
800元」
つまり、思ったより距離が遠くてびっくりしたらしい。
600元じゃ、とても元が取れないことに気づき、控えめに
お願いをしてくる。。。。。。
なんか、いい人だ。この運転手。
決して、「無理だよ」って投げやりじゃなくて、
通じない言葉の中で丁寧にお願いをしてくる。
もちろん、相場より安いから800元でOK!
何より、この人、信用できる!
そんなこんなで帰りも800元でお願いして、
九份観光している間も待っててもらうことになった。
よかった。これで交渉はもうしなくていいから安心。
車を走らせること1時間。
ついたのは日本の山あいの田舎町のような場所。
そう、九分は寒村だったのが、あるとき金がでて、
一時的にゴールドラッシュとなって栄えた町。
今はその名残りを観光する村となっています。
また、台湾で有名な映画
非情城市
のロケ地として台湾では有名。
日本では、「千と千尋の神隠し」の
湯婆のいる建物のモデルと言われている建物があることで有名です。