スパまでの時間が2時間ほど。


先輩は疲れてお昼寝中なので、私はお散歩に。

ホテルの門をくぐると、小さな村があります。
こあみへの歩み

ホテルはこの一軒だけだけど、一応、お土産屋さんが

あります。


呼び込みだの積極的な展開は全くなしなのんびりした村です。


インドのチーズは山羊のカッテージチーズ、パニールが

臭みもなくてとっても美味しい。


ということで、山羊飼いが通り過ぎた、、、


こあみへの歩み

こちらは野生のイノシシさん。
こあみへの歩み

とはいえ、門をでる手前から見知らぬインド人が

ずっと付きまとう。


英語でいろいろ質問してきて、まぁ、私も暇だから

テキトーに答えつつ、

「ガイドはいらないよ。お金は払わないよ。」

って、何度もいう。


それでも私がお店に足を踏み入れるとついてくる。


途中、インドのブロックプリントの布地を買おうかと、

布地屋さんに立ち寄った。


久しぶりにお店にきた客である私に一番に反応したのは、

4~5歳くらいの男の子。


「お父さん、お客さんだよ」っ的なヒンドゥー語で

大騒ぎ!!!


ランニング姿のお父さんが奥からやってきた。

子供もお母さんもおばあさんもぞろぞろ、、、、


でもこの家族、まったく英語が通じない!!


よくこれで商売するよなぁ。。。。。。


そこで役にたったのが、ずっと付きまとってきた

インド人。


私の英語をヒンドゥー語に訳してくれた。


なんだかお金もそんなになさそうだし、商売っけもあまりない

家で値切るのも気が引けたけど、ここはインド!


ベッドカバーの大きさの布を700円ぐらいで購入!!!


子供たちが何人かでてきては、珍しそうに見る。

でもって、「ペン!ぺん!」っておねだりされた。


でもボールペンとか持ってないんだよね。。。。


代わりに持ってたキャンディーをあげたら、

みんなうれしそうにもらってくれた。


続いて、宝飾店へ。


といっても3畳ぐらいの小さいお店。

お兄さんが、結構イケメンだった。


兄さんのいとこは日本人と結婚したらしく、

何やら商売しないで電話してるなぁと思ったら、

その日本人嫁に電話をしてた。


で、私に電話にでろって渡してきた。

しょうがないから、全く知らない女性に


「こんにちは。。どうも。。。」

って、、、


向こうはとっても楽しそうな様子で、

「どうしました?何か商品でわからないことでも?」


「いえいえ、なんか話してみろって電話渡されただけですよ」


「そうですか、じゃぁ楽しんでお買い物してくださいねぇ」


と、その日本人女性も特に商売する気はなく、

面白がっている。


のんびりしてていいなぁぁ。。。。


このお店に集まってきた子供は10歳くらいの男の子と女の子。

みんな近所の子たち。


残りのキャンディを袋ごと、近くにいる男の子にあげたら、

お兄さんに、

「女の子にわたらなくなっちゃうから、男の子にあげちゃだめだよ」って

注意された。


なるほど。


で、男の子の方をみたら、反省して、ちゃんと女の子にも

配ってあげてた。


いい子たちだ。


ということで、みんなで写真を!


こあみへの歩み

女の子はハニカミやさん。

キャンディーの袋を手に入れた悪がき風の男の子は

何気に一番ハニカミ君で、この写真には写ってない。


この写真も付いてきたインド人が撮ってくれた。


結局、ここでは何も買わず、しかも時間切れ。


バイバイ!ってみんなと別れてホテルへ。


ここまでついてきたインド人、一生懸命、

自分はアーティストだけど、自分の店はもってない。


すぐそこに作品があるから、ちょっとだけ待っててもらえないか、

すぐ取りに行くから。。。。


って言われたんだけど、本当に時間がなくて、

「明日ね」

ってお別れしました。


そんなわけで、つきまとっていたインド人は、

色々手助けしてくれて、話し相手にもなってくれた

いいインド人だった。


都会や観光地のガツガツした感じと違って、村はいい。

今度インドにいくなら、こういう村をもっと回ってみたいな。。。。