ヴァラナシを後にし、これからアグラへ移動。
今回、ガンガーのボートに乗れなかったので、ガンジス河を
俯瞰で見れていない。
お願いして、ガンジス河を眺められる大きな鉄橋へ。
本当は川岸にずっと河に続く階段が
みえるはずだったんだけどね。
悠々と流れるガンガーは何百年も何千年も
人の営みをみつめ、包み込んできたんだな。
どれだけの煩悩を洗い流してくれたんだろうか。。。
川岸には、泥&藁葺小屋がみえます。
ハリジャン(不可触民)のおうち。
でもね、
泥の家に住んでても、みんなに目をそむけられても、
赤ちゃんを育て、家族とともに過ごしている
ハリジャンは意外に明るい表情で生活していた。
生と死が混沌として聖地ヴァラナシを後にし、
目指すはタージマハールのあるアグラ。
今日は寝台列車移動。
なんだかいろんな人がぐちゃぐちゃいます。
でも意外と普通な駅舎。
スーツケースを列車に運ぶためにポーターを呼ぶ。
おもむろに、頭にターバンをぐるぐる巻きつけると、
えいっ!!!!
私の20kg超えのスーツケースと先輩の10kg越えの
スーツケース。
すご~い!!!
だからターバン巻いたのね。
頭に載せて、人ごみも階段もホイホイ。
もちろん、ここでも牛をよけ。
そうです。普通にホームに牛が歩いてました!
電車がみえてきました!
窓ガラスがなく、鉄柵だけの車両や、
座椅子しかない車両など
ランクはいろいろ。
私たちは上から2つめ。
カーテンで仕切られたベッドと寝具も支給される
高級仕様です。
車内の様子は、、、、、
狭い通路の左側には通路に面して2段ベッドが並ぶ。
そして、右側には4人個室的な部屋が。(ドアはない)
私たちの4人部屋は、下の段にインド人のご夫婦が。
ガイドさんがすごくほっとしてました。
夫婦なら悪さはしないから、安心だって!
夜の8時ごろに列車は出発。
アグラには早朝3時半ごろ到着予定。
私たちには、信頼できるガイド、シンさんがついているから
安心!
「着く前に起こしにきます」
という言葉に安心して、ヴァラナシの熱気と混沌に疲れた
体と心を横たえると、すぐに寝てしまいました!
近くに咳き込んだ後、タンがからむ親父がいて、
「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ウェェェェェェェ~」
で、何度も起こされた。
列車は突然スピードをだしたり、なんだか停車してしまったり、
不思議な進み方。
ウトウト。。。。。
「そろそろ着きますから」
シンさんの声で跳ね起きる。
早朝3時半。
でも、駅になかなかつかず、
「もう少しかかりそうだから、寝ててください」
といわれて、すやすや。。。
「着きますよ。」
朝5時、アグラ到着です。
到着時間はめちゃくちゃだし、車内放送はないし、
ぜぇぇ~ったい、シンさん無しでは、起きれませんでした!
これから、いよいよ「タージマハール」です。
わ~い、タージマハールだぁ!