聖なるヴァラナシ。
その象徴的であり、あまりにも有名な朝の沐浴風景。
早朝、日の出とともに今日の最初の太陽の光を浴びながら
朝の沐浴で全身を清める。
6時過ぎにホテルをでて、ガンガーへ。
ヴァラナシのヒンドゥー教徒にとっては、日常だが、
早朝からガンガー付近はすごい人、車、リキシャー、牛、、、
早朝なのに、すでに暑さと湿気で蒸し風呂の様。
路上ではガンガーの日常用品が売られている。
こちらは、ガンガーの水を持ち帰るための容器。
皆、沐浴のあと清められた体で寺院を参拝。
その際に、ガンガーの水をリンガに注ぐ。
こちらもお寺にそなえる花。
ガンガーへの道はとても細い路地。
どこを歩いているか、ガイドなしではわからない。
しかも路地は、牛!牛!牛!
牛をよけて、よけて、よけて、、、、
路地をぬけたところに、坂の向こうにガンガーが見えだしました!
そして、より一層すごい人ごみ!!!
沐浴を終えて戻ってくる人、そしてこれから沐浴に向かう人。
ごった返しています。
ガート(沐浴をするための階段)の入り口に辿りつきました。
昨日もそうでしたが、運悪く、今は20mも水位の上がったガンガー。
本来は、長く続く階段がガンジス河へ導くはずなのが、
今は、数十段がみえるのみ。
わずかに階段がのぞいています。
そして、ガンガーは、、、、
沐浴する人で いも洗い状態!!!
沐浴する人の向こうに広がるガンガーは、、
広い川面が波打つぐらいの速い流れ!!!
本来なら、ボートはすべて観光客や漁師をのせて
岸から離れるはずなのに、流れが速すぎてボートがでない!
だから、沐浴する場所もボート置き場とガートの間のみ。。。
私も本当はこのボートにのって、河の上からガートの沐浴風景を
眺める予定だったのだ。。。。
わが元同期じゃけんは?というと。。。。
念願の沐浴を終えて、満足顔!!!!
私はというと、、、、
せっかく来たから、沐浴したい!
普段から、現代人よりは菌を恐れず慣れ親しんでいる(?)
身としては、いけるんじゃないか???
足先だけなら・・・・・
と、さんざん悩んだけど、やっぱりまだ旅の3日目。
ここで体調を崩したら旅は崩壊してしまう。
泣く泣くあきらめました。。。
で、代わりに、、、
ガートで売られているこちら。。。
灯明皿です。
ガンガーへ祈りをこめて流しました。
人だらけでむしろ煩悩まみれになったんじゃないか??
ちなみに、ガンガーの河の水。
この通り、
よく言えば、「ミルクティーのよう」
正直に表現すれば、「汚泥水のよう」
透明度ゼロ。
なぜヒマラヤから大量に流れてくる水が
こんなに濁るんだ??????
この水で沐浴したじゃけん。
この後ホテルに戻った時にすぐシャワーを浴びて
着替えて、体の変調をきたすことなく、無事に帰宅しました!
で、ガートの風景に戻ると。。。
こちらは、右にいる白い装束にオレンジマフラーの
そして、こちらがヴァラナシでよく見かける
サードゥ。
遊行僧といわれ、俗世を捨てて生活する
ヒンドゥー教の僧侶。お布施だけで生きている。
夜の礼拝と同じく、熱気と湿気と暑さにまみれて、
ドロドロになりながら、朝の沐浴風景観光を終えました。
なんだか、ヒンドゥー教の習わしは、
早起きは3文の徳を実践できる教え。。。
朝からみんな、ちゃんと生きるって姿を
みせてくれました!!!