お買いものが終了!
6時過ぎにホテルをでる。
いよいよガンガーです!!!
今日はガンガーでの夜の祈祷の儀式
アルティーへ。
毎晩、ガンガーに向けて一日の終わりの祈祷が
される。
ガンガーで始まり、ガンガーで終わるヒンドゥー聖地の一日。
皆が儀式へ向かうので、ガンガーの周りの街は
ねばりつくような湿気と暑さ、それに人の熱気が
混ざり合い、混沌の街の様子があらわになってきた。
人をよけ、牛をよけ、リキシャをよけ、車をよけ、
なんとかガンガーの沐浴場所ガート(川へ続く階段)へ。
夜の祈祷はガートの上のテラスで行われる。
というのも、今年はヒマラヤで大雨が続き、
ガンジス河が増水!!!!
なんと、通常より20mも水位がUP。
たくさんの寺院が沈んでおり、階段も数段しか顔をだしていない。
だから、今日のお祈りはテラスで行われる。
サリーの買い物で出遅れたので、場所がほとんど埋まっている!
僧侶の祈りの声と歌声、音楽が奏でられる中、
6人の僧侶がガンガーに向かって横一列に登場。
唄によっては、観客も声をそろえて手拍子をして歌う。
私も手拍子に参加!
音楽は、笛の音だったり、鐘の音だったり、6人の僧侶が
手にする楽器が変わっていく。
ガンガーに火を掲げ、今日一日を感謝!
ガンガーの岸辺にある数えきれないぐらいの
たくさんのガートで同じ祈祷儀式が繰り広げられる。
それが、ガンガーのいつもと変わらない夜。。。。。
聖地を実感する夜だった。
祈祷見学からは見えなかったので、ガートの裏に回って
川岸へ降りてみた。
この隙間はガンガーの川面。
それにしても、このvodafoneボート。
ヴァラナシは道にも嫌というほどのvodafone広告が。
vodafoneジャックですか、、、、、
この聖なる地での広告戦略。
インドで商売するにはこのぐらいの商魂たくましさがないと
やってけないのか???
さて、帰り道。
相変わらずの雑踏の中、ずうぅぅぅぅっと私たちの前を
リキシャも車もみんな牛君には勝てない!
私たちの行く先の露払いとして歩いてくれた牛君。
が、とある4つ角で、この牛君、
「僕はこっち、じゃぁね!」
って突然、右に曲がった!!!!
明らかな意思をもって。。。。。
驚いてシンさんに聞いてみると、
「野良牛はオスです。
牝牛は牛乳がとれるので飼われているんです。
あの牛は、夜になったので家へ帰ったんです」
へぇぇぇぇぇ~。
牛君じゃなくて、牛ちゃんだったのね!
こうしてヴァラナシの夜は喧噪収まることなく
更けていきました。
明日はいよいよ朝の沐浴。。。。。