震災の日、実は仲良しの同僚の送別会を予定していた。


西麻布の「La BOMBANCE」


創作日本料理のお店です。


当然、震災の日は連絡することもできないまま

中止。

4月に入り、だいぶ落ち着いたので、再設定をして

いってきた。


場所は西麻布交差点からもう少し渋谷方面に

向かった六本木通り沿い。

どの駅からも結構遠いところ、マンションの地下にひっそり。



こあみへの歩み

階段をおりると、シックなカウンターが。。。


こあみへの歩み

まぁ、こちらはカップル仕様。

この日も、端から端までカップルで埋め尽くされました。


で、私たちは、このカウンターの後ろにある

ボックス席へ。


こあみへの歩み

楽しみですね。。。。。

この絵葉書みたいなものはメニュー。

この後ろに、本日のメニューがずらっと書かれている。


なんだか不思議なネーミング。


さて、一品目。

『金の目をしたいプリプリ帆立』
こあみへの歩み

軽く炙った金目鯛と帆立。

金目鯛は脂がのってておいしいし、帆立はネーミング通り

プリプリ。


次は

『りぐまはぷーす ノリノリ h amaAB』
こあみへの歩み

こあみへの歩み

たっぷりの青のり。

ちなみにこちらは、三陸産の青のり。

震災前に入ったもので、もう最後。

三陸産はもう当分入らないとのこと。しっかり味合わないと。


真ん中のおもちのようなもの。

中からは、甘海老、ハマグリがでてくる。


おいしいスープと一緒に。


続いて、、、、

『鯛白子焼おにぎり』
こあみへの歩み

小さな焼きおにぎりの上に炙った白子。

二口ぐらいのものだが、味はしっかり楽しめる。


次は

『蛍烏賊肝寿司 牛ロース独活巻き』


こあみへの歩み

こあみへの歩み

このお寿司の上には、ちょっとガーリックの利いた

肝たっぷりの蛍烏賊が乗っている。

春ですものねぇ。。。。

洋風なお寿司。


そして、右側は、独活に柔らかいロースが巻いてある。

独活をかみしめると、こちらも春のお味。

バランスのいい組み合わせでした。


次は

『YouBarちゃん164 シャークあ~ん』


こあみへの歩み

これは「湯葉 茶碗蒸し 鮫鮟」 と書けばいいのかしら。


下には湯葉の茶碗蒸し。

上にはフカヒレの餡と、鮟肝。


フカヒレは歯ごたえもあっておいしく、湯葉の茶碗蒸しと

とてもよく合う。

上にかかっている揚げたお米の歯触りもいい。

ちょっと中華風な味付で、変化のあるメニュー構成。


ただ、私的に残念だったのは、「鮟肝」

この料理に鮟肝は余計に感じた。


せっかくのさっぱりしながらコクのある組み合わせに

鮟肝が妙に浮いて、しかもやや生臭さが際立ってしまう。

鮟肝さえなければ、、、、、


続いて。。。

『小松菜 桜桜桜海老』


こあみへの歩み

こちらも春の香り。

たっぷりの桜エビとお出汁で合わさった小松菜。

さっぱりしたお味で、箸休め。


次は変わった入れ物のお品が。

『牛肉 新取菜包み』


こあみへの歩み

こちらは蒸し器になった器。

水をそそぐと、底にある仕掛けで、湯気が立つ。

お店の人が蓋をしてくれる。


しばらく、おしゃべりしていると、

頃合いをみて、蓋をあけてくれた。


こあみへの歩み

きれいに蒸された牛肉。

新取菜にもやしなどナムル風の味付けの

お野菜がたっぷりまかれ、その上から牛肉が包み込む。


ちょっと韓国風。

でもたっぷりのお野菜のお肉。

あっという間に平らげました。


次は、

『貝柱鍋(゜))<< わかめちゃん たけのこくん』


こあみへの歩み

名前通り、貝柱でしっかりとお出汁をとった鍋。

わかめや筍、そして白身魚が入ったアツアツの

鍋。

さっぱり和風です。


そして、美しい一皿

『旬の野菜』 

あら、めずらしく、普通の名前。。。


こあみへの歩み
八寸でしょうかね。

春キャベツや、トマト、こごみなど。

どれも素材の味がひきたつお味。


シメは、

『ネバネバだぜ!いくら餡』


こあみへの歩み

おかゆにいくら餡。

ネバネバは、海藻(名前は忘れた)を使って

だした粘り気。


これでお食事は終了。

何品食べたんだろう。。。。


コースに+800円でデザートが。

『白いコーヒー/黒ごまシャーベット/もちもち団子』


こあみへの歩み

右手前が『白いコーヒー』

確かにコーヒー味のムース。


奥が『黒ごまシャーベット』

かなりしっかり黒ゴマの味。美味しいんだけど、器全部に

入ってたら食べきれないな。。。って心配はご無用。

ちょうどいい加減に上げ底容器です。


食べましたねぇ。。。。


でも品数は多いけど、どれも少しずつ。

味のバリエーションが豊富で、少しずつたくさん楽しめて

女子向け。


わくわくしながら次の料理を待つ楽しいコース。


料理の名前は不思議なダジャレのノリだけど、

お味は確か。


料理長 岡元さん自ら、料理を運んでくれることもしばしば。

人のよさそうな料理長で、またきたいと思わせてくれました。


ちなみにお土産に、お店特製のラー油をくれました。

ただ今SBを楽しみ中なので、このお土産らー油については後日。


月替わりメニューということなので、ぜひぜひまた違う季節に行きたいお店です。