
国立新美術館で開催されてる
ゴッホ展
~こうして私はゴッホになった~
を見に行った。

ちょうど開催中日なので、
そこまで混んでなく、待たずに入れた。
今回は安住アナのナレーションの
音声ガイドを使用。
副題にあるとおり、私達が知る
ゴッホ
に至るまでの10年の絵画があり、
軌跡が追える。
まず入口に面白い試み
2枚の絵が。

基礎を学び終え描き始めた
1884年の「秋のポプラ並木」と
画家ゴッホが完成した最後の年
1890年の「曇り空の下の積み藁」
並べてみると変化がよくわかる。
かたや優等生的な風景画、
そして、もう片方は
しっかりした輪郭、
はっきりした色使い。
確かにゴッホになってる。
テーマがわかりやすくていい。
そして前半はゴッホが影響を受けた
ミレーやクールベの絵を織り交ぜ、
絵を学ぶ過程のゴッホの模写や
素描が続く。
ミレーを心髄してたゴッホは人々が
労働する姿を好んで描いてる。
これは「掘る人」

掘る人の素描は正直つまらないが、
何故それを描くかの背景を知ると
見る意味が生まれる。
前半の白黒の世界から、
パリに移り住んでからの
鮮やかな世界への変化も
すごく印象的な展示に。
ゴッホ自身が「描くとは何か」
を掴んだマイルストーン的な絵
じゃがいもを食べる人々

パリで影響をうけ、変貌した絵
花瓶のヤグルマギクとケシ

そして、ひばりが飛び立っ麦畑

カラーになりました!!!
シスレーやモネ、浮世絵に影響受け、
補色を活用した鮮やかな絵に
どんどん変わっていく。
パリを経て、有名なアルル時代へ。
画家同士刺激しあう共同生活
という夢をついに実現。
アルルにゴーギャンを迎えるために
用意したアパートの部屋。

敬愛するゴーギャンを迎えるため、
質素でありながら、家具を購入し、
絵を飾り、心踊らせるゴッホ。
今回はまたまた面白い試みが。
残されたアパートの設計図と、
この絵から、部屋を立体に再現。
絵で見る以上にせまい部屋だった。
そして、共同生活わずか2ヶ月で
あの有名な耳斬り事件へ。
華やかな時代は終わり、療養院へ。
原点回帰なのか、またもや、
労働する人々の絵が登場。
そして、ゴッホ終わりの絵、

アイリスは療養院で最後に書いた絵。
勢いよく咲くアイリスと
萎れて倒れるアイリス。
青と黄の互いを生かし殺し合う補色
なんとも、強く悲しい絵を描き、
療養院を飛び出す。
最後の地で、担当医の肖像を描くが
ゴッホの心に限界がきていた。
麦畑でピストル自殺。
その時、
ヒバリは飛び立ったのだろうか。
37歳という若さでのピリオド。
描き始め、限界に達するまで、
わずか10年。
10年の絵の遍歴をみることで、
ゴッホが新しい技法を次々に吸収し、
自分の絵を必死で探し続てた姿を
知ることができた。
その間、売れた絵は
たったの「1枚」
売れることはなくとも、
笑われ馬鹿にされても、
自分の描きたいように描き、
明るく楽しい絵を続けた
ルソーとは、随分違う画家人生。
ゴッホをここまで追い込んだのは
真面目さ故?不器用さ故?
たった一枚の売れた絵って
どんな絵だったんだろうか?
ゴッホ展
~こうして私はゴッホになった~
を見に行った。

ちょうど開催中日なので、
そこまで混んでなく、待たずに入れた。
今回は安住アナのナレーションの
音声ガイドを使用。
副題にあるとおり、私達が知る
ゴッホ
に至るまでの10年の絵画があり、
軌跡が追える。
まず入口に面白い試み
2枚の絵が。

基礎を学び終え描き始めた
1884年の「秋のポプラ並木」と
画家ゴッホが完成した最後の年
1890年の「曇り空の下の積み藁」
並べてみると変化がよくわかる。
かたや優等生的な風景画、
そして、もう片方は
しっかりした輪郭、
はっきりした色使い。
確かにゴッホになってる。
テーマがわかりやすくていい。
そして前半はゴッホが影響を受けた
ミレーやクールベの絵を織り交ぜ、
絵を学ぶ過程のゴッホの模写や
素描が続く。
ミレーを心髄してたゴッホは人々が
労働する姿を好んで描いてる。
これは「掘る人」

掘る人の素描は正直つまらないが、
何故それを描くかの背景を知ると
見る意味が生まれる。
前半の白黒の世界から、
パリに移り住んでからの
鮮やかな世界への変化も
すごく印象的な展示に。
ゴッホ自身が「描くとは何か」
を掴んだマイルストーン的な絵
じゃがいもを食べる人々

パリで影響をうけ、変貌した絵
花瓶のヤグルマギクとケシ

そして、ひばりが飛び立っ麦畑

カラーになりました!!!
シスレーやモネ、浮世絵に影響受け、
補色を活用した鮮やかな絵に
どんどん変わっていく。
パリを経て、有名なアルル時代へ。
画家同士刺激しあう共同生活
という夢をついに実現。
アルルにゴーギャンを迎えるために
用意したアパートの部屋。

敬愛するゴーギャンを迎えるため、
質素でありながら、家具を購入し、
絵を飾り、心踊らせるゴッホ。
今回はまたまた面白い試みが。
残されたアパートの設計図と、
この絵から、部屋を立体に再現。
絵で見る以上にせまい部屋だった。
そして、共同生活わずか2ヶ月で
あの有名な耳斬り事件へ。
華やかな時代は終わり、療養院へ。
原点回帰なのか、またもや、
労働する人々の絵が登場。
そして、ゴッホ終わりの絵、

アイリスは療養院で最後に書いた絵。
勢いよく咲くアイリスと
萎れて倒れるアイリス。
青と黄の互いを生かし殺し合う補色
なんとも、強く悲しい絵を描き、
療養院を飛び出す。
最後の地で、担当医の肖像を描くが
ゴッホの心に限界がきていた。
麦畑でピストル自殺。
その時、
ヒバリは飛び立ったのだろうか。
37歳という若さでのピリオド。
描き始め、限界に達するまで、
わずか10年。
10年の絵の遍歴をみることで、
ゴッホが新しい技法を次々に吸収し、
自分の絵を必死で探し続てた姿を
知ることができた。
その間、売れた絵は
たったの「1枚」
売れることはなくとも、
笑われ馬鹿にされても、
自分の描きたいように描き、
明るく楽しい絵を続けた
ルソーとは、随分違う画家人生。
ゴッホをここまで追い込んだのは
真面目さ故?不器用さ故?
たった一枚の売れた絵って
どんな絵だったんだろうか?
