闘病中の友人が
「通院の満員電車が辛いから
これ貰ってきたんだけど」
と見せてくれたヘルプマークに
「え、何?スイス?」
と答えて
「かつて貰う立場だっただろうにな!」
と呆れられた訳ですが(´・ω・`)
皆さんはご存知でしょうか?
こちら、ヘルプマークです。
外見上では分かりにくいけれども病気等で
助けを必要とする人が身につける目印です。
なるほど、
妊婦さんがつけてる
マタニティマークのような物ですね。
このヘルプマークを着けてると
電車等で席を譲ってもらえたり、
優先席に座ってても
白い目で見られなくて済むそうで、
聞けば確かにとても役に立つ代物です。
がしかし、
友人は未だ
席を譲られたことが無いそうです。
特に一番辛いらしい治療帰りの夕方、
帰宅ラッシュ時の電車では
座席に座る健康そうな男性に
目星をつけて、にじり寄り、
目の前に立ってガン見してるのに
目が合う事もないそうで。
何でだ!?といきり立つ彼女と
私の偏った会話が始まりました。
「帰宅ラッシュ時のサラリーマンなんて
目が死んでるんだから(※個人の見解です)
ヘルプマークに気づかないんじゃない?
あと若者は無知だから(※個人の見解です)
私と同じように
え、スイス?って思うんじゃない?」
「スイス国旗にハートマークついてないよ」
「アイラブ♡スイスみたく見えるじゃん」
「ああそう言われればそう見えてくる」
「あと貴女、見た目すごく強そうだから
にじり寄られてガン飛ばされたら普通は
目を合わせないようにするんじゃない?」
「ガン飛ばしてないよ!見てるだけだよ!
あと何か全部失礼だな!」
「顔圧が強いよ。弱ってる顔してみたら?」
「こう?」
「いや絶妙に怖いな、その顔も」
「生まれつきだよ!」
「嘘でも良いからさ、マタニティマーク
頼み込んだら貰えないの?(※ダメです)」
「やだよ!私の体格でそれ着けたら
ナチュラルに妊婦に見えるじゃん!」
「何のプライドだよ!?好都合だろう!」
「それにそう言うルール違反は良くない!」
「あ、ずるい!私だけ悪者にした!」
「怖い顔でも立派な体躯でもデカい態度でも
妊婦じゃなくても助けて欲しい!」
「態度は直せ!(゚□゚)」
この後も延々と議論は続くのですが
これと言った解決策は思いつかず。
せめてヘルプマークがより知られるよう、
私くらい世の情報に疎い人種にも
届く一助になればと
ブログに書いた次第です(*´ω`*)
助けが必要ですって
知らせるマークがあるのはとても有り難い。
初めて知った私が言うのもなんですが、
もっともっと認知されればより有り難い♪
そう言えば、
かつて私が骨の再生医療を受けてた頃、
松葉杖と言う分かりやすい目印のおかげで
どこでも席を譲ってもらえて助かりました。
世間ってこんなに優しいんだと
感動することが多かった。
まるで大きなヘルプマークでしたね。
杖が効かなかったのは唯一、
通院時のバスだけでした。
その病院に行く人ばかり乗るバスだったから
乗客のほとんどが患者なんです。
そりゃ自分がしんどい時は
誰も1ミリも譲らないよね。
私もそうだもの。
にも関わらず、松葉杖の私を見て
超高齢の女性が席を譲ろうとしてくれてね、
いざ立とうとすると足元がおぼつかなくて、
いやいやお気持ちだけで十分嬉しいですと
私も気遣って遠慮してね、
バス車内で最高齢と松葉杖の
最弱の譲り合いが発生しました。
今思い返しても微笑ましい。
気持ちが明るくなるエピソードです(*´艸`*)
今後、
ヘルプマークをつけてる人を見かけたら
あの時のお婆さんのように
私も席を譲ってみようかなぁと
ちょびっと思ってます。ちょびっとね♪
さてお知らせです。
先日のラジオ公開録音が配信されました!
いつも通り過ぎる内容で恐縮ですが
皆と同じ空間で過ごせて幸せでした!
良かったら見てみてくださいね(*´∀`*)