先日、友人と美術展に行ってきました。
六本木の国立新美術館に。

印象派の絵画がたくさんあって
風景画も多くて、
個人的にとても好みのラインナップです♪

一番の目玉は
ポスターやチケットに使われている
ルノワールさんの名作、
イレーヌ・カーン嬢の絵でしょうね。


この絵はよく知っていたけれど
実物を見るのは初めてです。

私は学生の頃から
ルノワールさんの明るい色合いで描かれた
人々のいる風景が好きでした。
んでも…
それに比べると女性の肖像画はあまり…
ちょっとふっくら、こってりしていて…
それが女性の魅力なのだと今は分かるけど、
当時、思春期の私は正直
あまり好みではありませんでした
(´・ω・`)
そんな私が、
このイレーヌちゃんのジグソーパズルを
見た瞬間に一目惚れ!
。..。.:*・゚゚・*
素敵!綺麗!と夢中になりました。

ルノワールさんの描く女性は
女性の色香が満載だから、
このくらい年若い少女を描いた絵の方が
思春期の私の好みだったのでしょう。
女性に変わる前の少女独特の
みずみずしさが印象的で美しい。
てゆうか超可愛い。

そのジグソーパズルは
当時、入院生活を送っていた娘のために
うちの両親が買ってきた
沢山のパズルの中のひとつでしたが、

「こんな美少女いいなぁ~」
「私と同い年くらいかなぁ~」
なんて、
14才の私は
宮沢りえちゃん(パズル)より
中山美穂ちゃん(パズル)より
イレーヌちゃん(パズル)に熱中し
丁寧に仕上げたのを覚えています。

言わば憧れのアイドルでした(*ノω・*)

 

さて、今回、そのイレーヌちゃん(絵画)
と初めて対面する訳ですが…

やはりコレクションの中でも
一番人気なのでしょう。
絵の前には人だかりが出来ていて
なかなか近づけないので、
ゆっくりと前方ににじり寄りながら
隣のプレートに書かれた
絵の解説文を読んでいましたら衝撃。

イレーヌちゃん…、

 

8才ですって。

マジか
(゜□゜)

アイドルどころか
少女どころか
どっちかっつーと幼女ですやん。
さすがルノワールさん…
8歳にすらこの麗しさ…
今さら感服した次第でした
.:*・゚+.。.:

またこの美術展では
様々な年代のゴッホの絵も並べられていて、
それもとても興味深かったです。
駆け出しの新人の頃の絵と、
いわゆる一番ゴッホっぽい頃の絵と、
精神を病んで療養生活の中で
主治医と過ごしながら
描いた絵と。
ゴッホの生涯の解説文を読んでから
その絵画群を見てまわると
何か、こう、感動というか、

とても心に残るものがありました。
このコーナーが個人的に一番好き。
何度も見ちゃった
(*´艸`*)

ところで美術展とかってね、
誰かと一緒に行く時ってね、
どう行動するのが定石なのでしょう?
私達2人は入口から同時に入って、
そっこー単独行動になり
一通り見終わってからお互いを探すと言う
一緒に行く意味があるんだか無いんだか
わからない手法でしたが、
お互い遠慮なくマイペースを貫ける関係は

思えばなかなか貴重で嬉しいものです。
そしてその後に飲みながらグダグダ
感想を言い合えるのは楽しい
ヽ(*´∀`)ノ

 

「ゴッホのコーナーそんなだったの!?

見ればよかった!教えてよ~!

目当ての絵しか見てなかったから~」

って言われたけど、

何でコーナーまるごとすっ飛ばせるのか

わからないわ。(;°皿°)

普通、展覧会的なものって、

とりあえず全部見るでしょ?ねぇ?

どうりでやたら早く出口にいたわけだ。