先日の検査結果はまずまずだったのですが
飲み薬のうち1種類を少し増やされました。
自己免疫疾患の治療は大抵の場合
ちょこちょこ検査をして様子を見ては
薬の増減を繰り返していくもの。
体調が安定する状態をずっと続けていく事が
いわゆる目的、ゴールであり、ゆえに
毎回の検査結果の細かな変動や
薬の増減に一喜一憂する必要は無い。
…のですが薬が減れば内心はしゃぎ、
増えれば分かりやすく凹むのが患者の常!
でもそのどっちも素直に味わおうと。
そして表そうと思うようになりました。

 

 

毎回のことながら単純です。
しかしこれ、きっと
病気と長く付き合うには大事な性質。
そしてふと4年前を思い出しました…。

入院した病院でお世話になった主治医達は
とても丁寧でマジメで一所懸命で
しかし常に、何ちゅーかこう、ドシリアスで…

 

 

誠意も情熱もとても伝わってきたけど
主治医の言葉と真顔に、私はしょっちゅう
ビビりながら凹みながら闘病してました。
そうして1年が経とうとする頃、春、
ついににっちもさっちも行かなくなり
私は動けなくなり、
峠だと呼び出された両親は
主治医からいつものドシリアス顔で
とても厳しい予測を告げられ
ただただ泣きました。私が慰めるほど。
泣きたいのはこっちだー!親ー!(T▽T;)

しかしこの一番のピンチ、
心神喪失した私達家族に替わり、
親戚一同がこぞって様々な選択肢を探し、
紹介状を持って私を病院に運び続け、
3番目に辿り着いた大学病院にて…

 

 

サラリと言われたこの言葉に
当時の私はいっぺんに救われました。
今でも思う。
医師の言葉はとても強い。
簡単に患者を打ちのめす事もある。
私達には良く分からない事だらけだから。
だから、なるべく前を向かせてほしい。
「大丈夫。悪くない」って言ってほしい。
そんな本音をぶつけつつ描きました(笑)

さて私は、自分の4年間の闘病の日々を
漫画に描いてみんなに見せたいと、
以前からずっと思ってました。
何なら入院中から思ってました。
でもいまだに、しっかり思い出すと
しんどくて描けないのが現状です。
なので今回は練習がてら試しに
ちょびっと描いてみました(*゚ー゚*)
まだ先でいいからいつか描きたいな。
そしていつか、主治医の先生の言う
「このくらいの数値で今は元気に働いてる人」
の一人に私も換算されて、
後進の患者さん達への
説明材料として一役かいたい(*゚ー゚*)
もう換算されてるかもしれないけど。
…へへっ(照)
長く書いたら締め方がわからなくなりました。
暑い日が続きますね!
皆さんバテてないですか?
こちらはパキラともども元気です♪