5/2. Days of Rock’n’Roll Starting | †Gothic Burlesque~taiji's spiritual philosophy & aesthetic~†

5/2。

俺達の兄貴HIDEさんが旅立って24年。
偉大な反逆のロックンロール・スターでもあり、時代の代弁者でもあった忌野清志郎さんが旅立って13年。
またこの日が来た。
同時にこの日は敬愛する東京スカパラダイスオーケストラのドラマー、青木達之さんと、
同じく敬愛するSLAYERのギターリスト、ジェフ=ハンネマンが旅立った日。
俺にとって、いつの間にかこれだけの特別なメモリアル・デーとなってしまった。
それだけの日々を俺はあの『1998年5月2日』から今まで全力で生き抜いてきた。

偉大なる兄貴、HIDEさん、清志郎さん。
敬愛する青木さん、ジェフ=ハンネマン。
そちらでも相変わらず大騒ぎしてますか?
最高のロックンロールを、音楽をブチかましてますか?

俺は、俺達はこの混沌とした世の中を全力で生き抜いています。
そして、俺はこれからも全力で生きるよ。
いつか兄貴達の所に逝くその瞬間まで。ずっと。

出来れば今も同じ時代を共に歩んでいたかった...
兄貴達がこの時代に投下するロックンロールを、音楽をまだまだ一緒に体感していたかった...。
今、こんな時代だからこそ。

だからこそ俺は、俺達はそんな『今』を全力で生き抜くしかない。
いつかあちら側に旅立った時、最高に輝いて人生を最後の最期まで全うした俺を見せる為にも。
不甲斐ない俺達を見て兄貴達が喜ぶわけがない。

俺はこの『5/2』を新たなスタート・ポイントだと捉えている。
全てを『0』にリセットし、また新たな道を歩み始める日。
一つの分岐点であり、過去との決別を意味し、そして前進し始める日。
ここからまた新たな道程がスタートする。
またスタートしなければ、兄貴達が残したロックンロールが、音楽が、メッセージが全て無駄になってしまう。
いつまでもハングリー精神全開の最高にギラついた志高き俺で在る為にも。

そんな俺の、俺達の全力の、全身全霊を懸けた生き様をこの空の上からずっと見守っていてほしい。
絶対に偉大な兄貴達の、アーティスト達の顔に泥を塗る真似はしないと誓うから。

ありがとう、HIDEさん。
ありがとう、清志郎さん。
ありがとう、青木さん。
ありがとう、ジェフ=ハンネマン。
ありがとう、ロックの神様。
ありがとう、音楽の神様。
そして、ありがとう、
彼らを通じて出会った全ての仲間達。

また春に会いましょう。