それは小学校の頃、林間学校で出される夕食のハンバーグのことである。

ある生徒が言った。


「先輩から聞いてんけんどな林間学校のハンバーグは割り箸が折れるらしいで。」


その言葉を真に受け、なぜだかわからないけどテンションが上がる夕食前。

そしてテーブルに出されるハンバーグ。


こ、これかぁ。

とわくわくしながら割り箸をハンバーグに投入する。

が、、、思ったほど硬くない。意外とあっさりとハンバーグが真っ二つになってしまった。


先輩から聞いたと言いふらしていた生徒は、引っ込みがつかなくなったようで。

ハンバーグが割れているにも関わらず割り箸をさらに押し付けて、最終的には割り箸を折っていた。


林間学校で学ぶべきものはこういうことだ。

間違いは潔く認めること。そして意外と割り箸は丈夫だということだ。

なかなか折れない。


そんな昔の思い出を思い出していた。

だって今日食べた昼食のハンバーグが本当に硬かったから。


林間学校のハンバーグなんて話にならない。

本気で割り箸が折れるんではないかと心配したよ。

でもやっぱり意外と丈夫な割り箸。


簡単に心が折れてしまう今の私に足りないもの。

それは、割り箸のように振る舞うことかもしれない。



最近、電波がやばい。
やばいのである。

思わず白装束である。
ってなんでやねん。

なぜか携帯電話が圏外なのである。
家の中でも会社でも、街中でも。

そこまでしてわたしを孤立させたいのか。
なぜだなぜなんだ。
悪いことなんてしてないのに。

電話を出来ない携帯電話を携帯しているわたし。
それはただの文鎮を持ち歩いているともいえるだろう。
急に書道をするときには役に立つ。

なぜだなぜなんだ。
そんなにわたしを孤立させたいのか。

まぁ、仕方ない。

小学生の時に歌った「グリーングリーン」。
今考えるとなかなか興味深い歌詞。

まず歌いだしはこうだ。

「ある日パパとふたりで語り合ったさ♪」

パパとふたりでしかも語り合うのである。
そんなことをしたことはない。
さらに次の歌詞で何について語り合っているかが分かる。

「この世に生きる喜びそして悲しみのことを♪」

マ、マジッすか!
生きる喜び。そして悲しみ。

場所は小さい頃から入ることを禁止されていたパパの書斎。
12歳になった誕生日。
そこで、語り合ったに違いない。

エッチな本を集める喜び。
そして見つかって処分される悲しみ。

ってそれは違う。
そんなもんじゃないだろう。

歌詞はどんどん進み。
パパは遠い旅路へと出掛ける。

そして月日は過ぎ去り
パパの言っていたことを理解する。

最後には、自分の子供と語り合うのである。
もちろんエッチな本について。
って違うだろ!

「ぼくも子供と語り合うだろう
 この世に生きる喜びそして悲しみのことを♪」

こんなのよく歌ってたなぁ。
いまだによくわからんよ。