今月手術であった広範囲脊柱管狭窄症だが精密検査の結果、医療チームが考えていたよりも状態が悪く手術方法を再度考える事になった。その方法が決まって私が納得するまで無期限の延期となった。本日、主治医と話して手術方法と覚悟を決めて来月二回手術する事とした。武道へとスポーツについては術後も生涯禁止になると告げられた。そう言われるとスポーツと武道で育ってきた私には改めてショックであった。今はまずは手術に臨むために減量とインナーマッスルを鍛えて仕事を調整し直して準備をすることだ。その後で武道の事は考えようと思う。難病になってしまった現実を受け入れて癌と難病の二つと共存していこうと決めた。一日でも早くまともに歩けるようにしたい。こんな時は周りにはカッコつけて男らしく振る舞いたいがどこまでやせ我慢できるのか(笑)  これで取り乱して死んでしまったら周りにみっともない姿を残して死ぬことになる。終わりよければ全て良しなのだからやせ我慢を貫こう。生きる為に受ける手術であるが癌になってからそんなクダラナイ事を想像するようになった。歩けるようになったら色々とやりたい事がある。武道は出来なくなってしまうかもしれないが最後の細胞が死ぬまで生き切るだけだ。希少な難病だが阪神の湯浅投手や星野仙一さん、大隣投手と何故か投手に多い病気みたいだ。書いておけば万に一つでも誰かの参考になる事もあろう。手術内容についてはもっと詳しく主治医と打ち合わせを重ねた上で書き残していこうと思う。しかし湯浅投手はオールジャパンにも選ばれていた程の現役選手だ。この病気で今まででちゃんと復帰出来た例はないらしいが今はスポーツ科学も栄養学も目覚ましく進化しているので湯浅投手には絶対に病気に勝って欲しいと願うばかりだ。広範囲に湯浅投手が患っている病気が広がっているので私が歩けるようになれば湯浅投手もきっと治るだろう。次回まで!