アルト・ハイデルベルク(5)💜
————————— 【5】————————————
2. Szene.
Staatsminister: (kommt durch die Mitte)
v. Metzing : Exzellenz-(verneigt sich).
v. Breitenberg: Exzellenz-(verneigt sich).
Staatsminister: (grüßt, - er winkt dem Lakai
Glanz).
Kommen Sie mal. Se. Hochfürstliche
Durchlaucht empfangen soeben Se.
Durchlaucht den Erbprinzen.
—————————(訳)————————————
第二場
国務大臣 : (中央を通って登場).
フォン・メッツィング: 閣下
(お辞儀をする)
フォン・ブライテンベルク:閣下
(お辞儀をする)
国務大臣 :(挨拶をする_従僕のグランツ
に合図する)ちょっと来てくれ.
大殿下がたった今、公子殿下を
お召しになっておられる.
————————⦅語彙⦆——————————————
Hochfürstlichet Durchlaucht:
王侯貴族に対する呼びかけで、
通常、殿下と訳される。
尚、陛下という呼称は宮殿の階段の
ことだが、通常この言葉が、帝国国王、
皇帝への尊称となる.
この物語の設定の、ここ北ドイツの
カールスブルクは、ザクセン王国の
支配下にあったので「陛下」といえば、
ザクセン王になるめ、以下「大殿下」
と訳してるようです.
Se . Durchlaucht den Erbprinzenは
「公子殿下」と訳す本もあります.
kommen:(自動詞) 来る
durch:(前置詞) ~を通って
die:(定冠詞) 女性形 4格
Mitte:(女性名詞) 中央
empfangen:~を受け取る ~を迎える
~を歓迎する ~応対する
verneigt sich:< sich verneigen
sich verneigen: お辞儀する
—————【動詞の人称活用】———————————
動詞の語尾は en 普通 en で終わります。
kommen(来る) という動詞を活用しましょう。
kommen の語尾は en
そしてkomm の部分 は語幹と呼びます。
語幹は変化しませんが語尾が下記のとうに変化
します。
人称に応じて語尾が変化するのをみてみます。
単数 複数
1人称 ich komme wir kommen
イヒ コメ ヴィーア コメン
私は来る 私たちは来る
2人称 du kommst ihr kommt
ドゥー コムスト イーア コムト
君は来る 君たちは来る
Sie kommen Sie kommen
3人称 er kommt sie kommen
エア コムト ズィー コメン
彼は来る 彼らは来る
3人称 sie kommt
ズィー コムト
彼女は来る
es kommt
エス コムト
それは来る
さてドイツ語には2人称で君に相当す
るduのほかに
Sie (ズィー)という敬称があります。
du は 親しい相手に対して使います。
親子、恋人、親友、仲間など
(きみ、おまえ、あなた などと訳
されます)
Sie は敬称といいまして、他人、上司など、
少し距離のある間柄で用います。
(あなた、に相当するとたいていの本に
書かれていますが日本語のあなたは、か
なり馴れ馴れしいかもしれません.
お宅、ご主人、奥さん、などのよびかけ
ぐらいに思っていてください.
日本語で名字で呼びかける間柄で使う
場合がSieだといえます)
下の名前、ゆうちゃん、たかし君
で呼ぶ間柄ではduになります.
単数形も複数形も同じ形なので、
(あなた)か (あなたがた)かは状況の
中でしか、わかりません.
————————【解説】———————————
前置詞はそのあとに名詞を従えます。
そしてその名詞を支配します. という
ことは、名詞は、部下(支配される側)
で前置詞がボス.で、なにを支配するか
というと、格(かく).
格とはなにか?格とは、日本語の助詞、
て、に、を、は、に相当する.
ドイツ語のてにをはとはなにか?
それは、「は」「の」「に」「を」
(葉の匂う)と覚えましょう.
(何?歯の臭う?いいけど何かくさい)
1格 主格です。N格(Nominativ)
(ノミナティーフ)
と書いている本もあります。
「 ~は」 です。
2格 属格(ぞっかく)。G格(Genitiv)
(ゲニティーフ)といわれる
こともあります。 「~の」
になります。
3格 与格(よかく)D格(Dativ)
(ダティーフ)といわれる
こともあります。 「~に」
になります。
4格 対格(たいかく)A格(Akkusativ)
(アクザティーフ)
英語の直接目的格に相当。
「~を」
この4つの格で、文を消化します。
牛が4つの胃袋で秣を消化するように。
で格は4つあるのですが、このうち前置詞が
支配するのは 3つ.それで、
durch (ドゥルヒ)(~を通って)
という前置詞は、4格を支配します.
これを4格支配の前置詞といいます。
名詞と冠詞にも格があるのですが、
きょうはこのくらいにます.
とっておきましょう.
