サウンドオブミュージック(868)💛
Sound of Music
.———————【868】———————————
Wherever we met fellow-countrymen, we
heard true adventure stories. There was,
for instance, the lady who wanted to buy
cauliflower.
“ How much ?” she asked the grocer.
“ Ninety cents,” was the answer.
“ What ? ” She was outraged. “ Be-
hold your cauliflower. I can become cau-
liflower myself for forty cents around the
corner ! ”
( Such things happen when you take
words from your own language and trans-
late them into similar-sounding words in
English, thinking they mean the same
thing. The word for “keep” in German
is behalten and “get” is bekommen.)
.————————(訳)————————————
同郷のオーストリア人に会うたび、私たちは
体験談を聞くのだ.こんな話があった.カリフ
ラワーを買おうとしたご婦人が、食料品店の人
に「おいくら?」と聞いた.
「90 セントです.」と言われた.
「何ですって?」 彼女は憤慨した.「カリ
フラワーはいらないわ. よそへ行けば40 セ
ントで手に入るわよ!」
(と言ったつもりが、英語と音が似ていても意
味が違う単語がしばしば引き起こす訳し間違い
ケースなのです.「いらない」というkeep it は
ドイツ語ではbehalten でget がbekommen なの
でした.
なのでこう聞こえていた:カリフラワーを見て
なさい.私は向こうの隅で40 セントで自分が
カリフラワーになれますわ.」
————————⦅語句⦆————————————
grocer:食料雑貨店の人
behold:(他) ~を見る、注視する
Behold your cauliflower:カリフラワーは取って
おきなさい(いりませんわ).
と言ったつもりがドイツ語の「手元に置いて
おく」という意味のbehalten は英語では「見る」
という意味なので、相手には通じなかった.
ここはKeep the cauliflower. というべきでした.
become:似たドイツ語はbekommen なのだが、
この場合意味が「手に入る」という意味になる.
Ich bekomme den Blumenkohl für 40 cents dorthin./
カリフラワーなら、よそで40 セントで買えるわよ.
と言ったつもりが
I can become myself cauliflower for forty cents
around the corner.
私がそこの曲がり角で40セントでカリフ
ラワーになりますわ.
というわけのわからないことを言ってしまっ
たという話.
笑うに笑えず、意志が伝わらないとはお気
の毒な話です.
ちなみに、相手に自分の意志が伝わったかを
聞くときは:
Do I make myself understood to you ?
お話、伝わっているかしら?
本日の訳文を正しく書いておきます.
同郷のオーストリア人に会うたび、私たちは
体験談を聞くのだ.こんな話があった.カリフ
ラワーを買おうとしたご婦人が、食料品店の人
に「おいくら?」と聞いた.
「90 セントです.」と言われた.
「何ですって?」 彼女は憤慨した.「カリ
フラワーを見てみなさい. そこの曲がり角で
40 セントで私自身がカリフラワーになれるわよ!」
(こういうことは言葉を自国の言葉と同じだと
思ったときに起こるものです.たとえばkeep
「取っておきなさい」という言葉のドイツ語は、
behalten で、買える(手に入る)という意味の
get がbekommen なのです.