日記 10月9日(木)
ドーデー短編集の「アルルの女」は以前学習したのですが、
それとビゼーの「アルルの女」は別物だと思っていました.
ところが、このふたつ、密接に関係していたようです.
つまり、ドーデーは、「アルルの女」を短編小説と
戯曲の2通り書いていた、というのです.
何と! 『風車小屋便り』の中の「アルルの女」を
読んだからと言っても、それは半分しか読んでいない
ようなものだ.
そこで、戯曲の「アルルの女」も読んでみたい、
と思って、L'Arlésienne を捜してみた.
そしたら、あるには、あったが配送料込みで
5000円ほどかかるみたいなので、やめた.
ドーデーの他の作品についてはいつだったか、
「タラスコンのタルタラン」があると書いたのですが、
書いた本人が実は何のことやら、さっぱりわかっていない.
そこで書いた責任上、調べてみた.
まず、足るのか足らんのか、よくわからないタルタランは
tartarin (m) は「はったり屋」、「ほら吹き」という意味で、
タラスコンは地名で、Tarascon、ブーシュ・デュ・ローヌ県北部
の町の名であることがわかった.
つまり、「タラスコンの町のほら吹き屋」ということになる
ようです.
それで、面白そうなので読んでみたいと思って、これもアマゾンで
探してみた.
そしたら、ドーデーの作品は三部作なので3つヒットした.
❶「タラスコン港」
❷「アルプスのタルタラン」
❸「タラスコンのタルタラン」
とりあえず、「タラスコンのタルタラン」を読もう、
ということで、注文した.
さて、本が届くまで、ドーデーの「風車小屋便り」をまた
学習しましょう.