「おとうと」(26)(フィリップ短篇集より)
LE PETIT FRERE
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Elle se rappela tout et même quelque chose de
nouveau: c' est que, l' année précédent, lorsqu' ils
furent levés et prêts à partir, le père Boutet leur
avait donné à chacun un petit pain tout chaud.
..—————————— (訳)——————————————————
ジュリーはすべてを思い出した.何か新しいことまで
までも思い出したのだ: それはこうだ.前の年に彼ら
が起きて出かける用意ができたとき、ブーテおじさんが
出来立てのあったかい小さなパンをみんなにひとつづつ
くれたのでした.
——————————《語句》——————————————————
un petit pain tout chaud:
できたてのあたたかい小さなパン1つ
tout が「全く」という意味をもつので
「全くあたたかい」とは「出来立て」
と解していいと思います.