3943番:父のことは番外日記にはしませんでした.
これを書いている私は、私自身を父と母からもらったものですから、
つまり、この日記を、この語学日記を書いている手も指も目もそして
少ないながら脳みそも、すべて両親所有のものですから、番号を付け
ておきました.語学学習日記に並べておきます.この日記の校長先生
です.私は先生ではなく用務員です.
昔、中学生の頃、父は言っていたそうです.
「ぼくは【日本静めの神】を開教して教祖になるべきか」
それは昭和16年、日本が戦争をおっぱじめる前のときのことだった.
今思えば、開教しておいてほしかった.その神が戦争を回避させた
かもしれない.
だけど、中学1年生の子供の話を真剣に聞いてくれる周囲の人が
いただろうか?
そこで、私は父の意向を継いで【日本人用語学学習の神】を開教すれば
どうかと考える.その神の前世はツアー・ガイドだった.世界中の国旗が
好きでね.机には卓上国旗が並んでいたさ.そこで提案する.語学を
学習する人はその国の卓上国旗を机において、朝晩その国のことばで
「おはよう」「んちゃ」「ば~い」「おやすみ」といえば、語学が
上達する..............わけねえよな.すんません.
少ない脳みそでいろいろ考えたあげくこの学習日記に
【シズメノカミ・ポヨヨン外語学院】
という名前をつけて故人となった父に名誉校長先生に就任してもらい、
私めを用務員に雇っていただきたいと思います.
さてお葬式はきょうの午後1時30分からです.
ではまたのちほど!