サウンドオブミュージック(98)



———————————【98】————————————————
                
      " Yes, "
    
   I smiled,

     " nine months. "
             
Then he opened the tall, white door for me, and with the
words,

    " The bell will ring for dinner soon, "



—————————————(訳)——————————————————
              
  「はい、」

私は笑顔で、

  「私は9か月いますわ。」

そしてそれから大佐は、丈の高い白色の扉を、私に
開けてくれました。言葉を添えて。

  「まもなく食事のベルが鳴りますのでね。」
  

       
—————————————《解説》——————————————————
        
最後のセンテンス、The bell will ring for dinner soon.
は、文法を習った我々日本人には、やや奇妙に感じるかもしれません。
うるさく言えば、
    The bell for dinner soon will ring,
でしょ?となるからです。
しかし、本来主語側の名詞に限定修飾されるべきフレーズでも、
案外自由に、述部に後回しする言い方をよくします。
日本語では
   「もうベルが鳴りますよ、食事のね。」
みたいな感じでしょうか。
これはextra position (外置構文)という表現方法
なのだそうです。