法華経講読(第14回)
——————————————————————————————
常為³諸仏之所²称歎¹.
常に諸仏に称歎せらるることを為(え)、
——————————————————————————————
前回は何をお話ししたか、そう、前回は、仏様には
会えなくても、その代わりに、勤め先の上司や主人、
家庭では両親を仏様と見立ててお仕えすればどうか
という提案でした.何ですか?本当の仏様じゃない
ので、アラを見ているので、尊敬はできません?
じゃ、もうこうしましょう.アラ捜しやめて、いい
面だけ見て、敬意を表するという作戦に出ましょう.
とにかく、諸仏に称歎される前に身近な人から称歎さ
れる人物になりたいものです.そのためには、自ら率
先して、周囲の人のいい面を見てほめる.これを習慣
づけましょう.
やってみました?何?気持ち悪がられた?「何がお前の
魂胆だ?」と言われたって?なんにもないのにね.
でも、だからと言って、了見の狭い人間だ、などと恨む
のはやめましょう.こちらは、あくまでも仏道修行.
わかってもらえなくてもいい.それでも、天知る、地
知る、我知る.そしてそのまま諸仏称嘆の修行ができ
た.それで合格.
その報いがこのきょうのお経文です.あなたは諸仏に
称歎せられるんです.「呼べば応えるこだまかな」.