前回(30)の学習番号は1538番です.

 

尚、この記事(31)は学習番号1567番(現在他の記事掲載)

にも載せていたことがあり、そのときに「いいね」をもらって

いたので、このページに、せっかくいただいたので、自分で

「いいね」を押してみました.

すると、ここには反映されませんでした.

ただ「いいね履歴」に自分の名前が載っただけでした.

それはまるで、「私はアホです」と言っているみたいでした.

いや実際アホなので、それであっているけど.

 

【教訓】自分で自分をほめても仕方がない.

 

 

最後の授業(31)
 
LA DERNIÈRE CLASSE
Récit d'un petit alsacien



————————— 【31】————————————————

 Là-bas  au  fond  de  la  sall,  le vieux  Hauser  avait mis
ses  lunettes,  et,  tenant  son  abécédaire  à  deux mains,  il
épelait  les  lettres  avec  eux.  On  voyait  qu'il  s'appliquait
lui  aussi;sa voix  tremblait  d'émotion,  et  c'était  si  drôle
de  l'entendre,   que  nous  avions  tous  l'envie  de  rire  et
de  pleurer.   Ah !  je  m'en  souviendrai  de  cette  dernière
classe ...

—————————— (訳)—————————————————

 後ろの方、教室の奥ではオーゼル爺さんが眼鏡を掛けて、初
級読本を両手に持って、彼ら(生徒たち)と一緒に文字を読んで
いた;感極まってその声は震えていて、聞いていて、あまりに
も滑稽だったので、私たちは笑い出したい気にもなったが、同
時に泣きだしたい気分にもなった.ああ!私はこの最後の授業
のことは忘れないだろう...

 

—————————— 《語彙》———————————————
     
abécédaire:(m) 初歩読本          
épelait:(半過去3単)<épeler (他) ❶字のつづりを言う
       ❷たどたどしく読む; 
       ❸[文] 初歩を覚える、理解し始める
      Voulez-vous épeler votre nom ?
   お名前の綴りを言って下さい.    
s'appliquait:(半過去3単) <s'appliquer (à ~)
   (~に)真剣に取り組む、身を入れる、専念する.  
lui aussi:彼も (lui-même にほぼ同じ、「彼自身」)       
       on voyait qu'il s'appliquait lui aussi:
    彼自身も真剣に取り組んでいるのが見てとれた. 
avoir envie de + 不定詞:とても~したい、~を切望する
       本文、avoir l'envie de の le は定冠詞で、これは
    無冠詞で用いるのが熟語化されているが、用いる
    こともできる.avoir 以外の動詞が来るとl'envie
    で用いる傾向のようです.       
       avoir envie de ~がほしい、~したい
       éprouver l'envie de + 不定詞 ~したいと思う