Ⅳ 人称代名詞

    代名詞とは、名詞、形容詞、数詞の代わりに用いられる品
詞で、人または事物、その性質および数量を概括的に示す。
  代名詞のうち、人または事物について、それを表す名詞の
代わりに用いられるものを人称代名詞という。

 人称 \ 数       単数       複数   1人称   я       私    мы
 
         1  あなた(単数)
  2人称
   ты     君、お前    вы   2  お前たち
         3  1あなたがた
   он  (男)彼

  3人称   онó (中)それ
    они   彼ら、それら   онá (女)彼女
1: 1人称 я、мы は話者を表す。   
2: 2人称  ты,  вы は話者の相手の人を表す。丁寧な言い方を
   する時、また目上の人に対しては相手が一人でもвы を用いる。
      ты は親友や夫婦の間、あるいは目下の者に対して用いる。
  1.Ты студéнт ?  君は学生か?  
  2.Вы профéссор. あなたは教授ですか?
  3.Вы студéнты.   君たちは学生だ。
  4.Вы писáтeли.   あなたがたは作家です。

  {注意}上例のうち、3と4の「君たち」と「あなたがた」の区別
     は前後の意味によって判断することになる。

3: 3人称は人以外の事物についても用いられ、単数でだけ、
   性の区別がある。例えば книга (本)は女性名詞であるから、
   それを受ける代名詞はонá になります。

   Где книга ?  /  本はどこですか?
   Она здесь. /  それ(本は女性名詞)はここです。
      複数ならば、   Где книги ?  Они  здесь. となります。