アルトハイデルベルク ①

戯曲「アルトハイデルベルク」の本が届きました。
これを読んだのは、まだ学生時代。

懐かしいなあ。せっかくなので、対訳形式でここに書きます。
原文は、ドイツ文字なので、これをふつうのアルファベット文字に直して、
対訳本を書きまっせー。 ただし訳者はゴタですので、まゆつば。
どうぞ、みなさまは、アマゾンか、HONTOか、メルカリなどで
岩波文庫、もしくは旺文社文庫の「アルトハイデルベルク」をご入手
なさるか、どこかの古本屋で80円で買ってきてね~。
(ただでもらえるかもしれないので、買う前にお聞きくださいね)


この旺文社「アルト・ハイデルベルク」を参考に
文法書は「ドイツ基本文法」
(昇龍堂出版)、辞書は、木村・相良、独和辞典(博友社)を使って
ほな、はじめまっさ。

くれぐれも申し上げますが、ゴタの怪しい怪しい訳文になります。
ゴタは独検5級受験生ですのでね。

日記の都合上、左右に分けて書くことはできないので、逐語訳形式にします。

https://www.youtube.com/watch?v=nMPIiXIC-4Y

 

(学習の便宜上、番号を振っていきます。)

 

 【1】


Alt-Heidelberg
アルト・ハイデルベルク

Schauspiel in 5 Aufzügen
von
Wilhelm Meyer-Förster
5幕戯曲
ウィリヘルム マイヤー・フェルスター作

Personen
登場人物

Karl Heinrich, Erbprinz v. Sachsen-Karlsburg
カール・ハインリヒ ザクセン・カールスブルク皇太子

Staatsminister von Haugk, Exc.
フォン・ハウク閣下 国務大臣

Hofmarschall Freiherr von Passarge, Exc.
フォン・パッサルジュ男爵閣下 宮内大臣

Kammerherr Baron von Metzing
フォン・メッツィング男爵 侍従

Kammerherr Baron von Breitenberg
フォン・ブライテンベルク男爵 侍従

Dr. phil. Jüttner
ユットナー博士 皇太子の教育係

Lutz, Kammerdiener
ルッツ 近侍

ここから少しまとめて訳します。

Vom Corps 《Saxnia》:
   Detlev Graf von Asterberg
   Karl Bilz
    Kurt Engelbrecht
von Wedell, Saxo-Borusse
Rüder, Gastwirth
Frau Rüder
Frau Dörffel, Deren Tante
Kellermann
Käthie
Herzogl. Bediente:
    Schölermann
    Granz
    Reuter
Kammerherren, Offiziere, Studenten, Musikanten, Diener



Zwischen dem 2. und 3. Akte liegt ein Zeitraum
                von einigen Monaten,
Zwischen dem 3. und 4. Akte ungefähr 2 Jahre.
    Uraufführung am 22. November 1901 am          
            Berliner Theater
     Erster Akt    Zweiter Akt
   Dritter Akt    Vierter Akt
        Fünfter Akt



「ザクセン学生団員」:
  ◎ デートレフ・グラーフ・フォン・アスタベルク伯爵  
  ◎ カール・ビルツ
   ◎ クルト・エンゲルブレヒト
フォン・ヴェデル「ザクセン=プロイセン」学生団員
リューダー 宿屋の主人
リューダー夫人
デルフェル夫人 その叔母
ケラーマン 用務員(学生たちの付き人)
ケティー リューダー夫人の姪
大公の従僕
 ◎ シェーラーマン
 ◎ グランツ
 ◎ ロイター
侍従、士官、学生、楽師、召使
第二幕と第三幕の間には数か月、第三幕と第四幕の
間には二年の間隔がある。

      第一幕    第二幕
    第三幕    第四幕
        第五幕

 

 

    【2】

Erster Akt.

Vorsaal zu den Zimmer des Fürsten in Karlsburg.
Ein düsterer Raum mit Gobelins, wie man ihn in sehr alten
Fürstenschlössern findet. 
Mehrere Gruppen von Kavalieren unterhalten sich
im Flüsterton.Die ganze Szene macht einen düstern,
schweren Eindruck.



     第一幕

  カールスブルクの大公の部屋へ通ずる広間
 大公の城にはよくある古風で、
  ゴブラン織りで飾られている薄 く陰気な部屋
 数組のグループに分かれた貴族たちがささやき声で
 談笑し合っている
 舞台は重たく暗い印象を与える。


 【学習ノート】

Fürsten < Fürst (男性弱変化)(単数2格、3格、4格で - en) 
     意味: 侯爵      (複数すべての格で_en)
ヨーロッパの爵位の順は高い位から公爵、侯爵、伯爵、子爵、
男爵ですが、この物語の侯爵は日本の侯爵と違い、
領地を保有する君なので、大公と訳しました。

Gobelins < Gobelin (男性s/s)
    (以下男性名詞はm、女性f、中性nとする)
        (ゴベレーンと発音する)ゴブラン織り
    (タペストリーの一種で部屋の壁に装飾する)
    (15世紀に織布工場を経営した人の名から)

Vorsaal    《m, (e)s/_säle》 玄関の間、廊下

Flüsterton 《m, (e)s/_》 ささやき声

im  Flüsterton    ささやき声で
      (im は in dem の融合したもので、
       in は 「~の状態で」、
      の意味の時は、3格の名詞を支配する)
          (支配する=その後の名詞の格を決定する)

 【格について】
 1格:~は  2格:~の 3格:~に 4格:~を

 Szene    《f, _/_n》 場面、舞台、光景
 Eindruck   《m, s/1,2,4格_e,  3格で_en》 印象

 

 

    【3】

   1. Szene.

v. Metzing.  (nervös). Das dauert heute endlos.
                  - Wer ist drin?
v. Breitenberg. Exzellenz von Haugk.
v. Metzing.    Was ist denn heute Abend?
            Nichts, wie? Gar nichts. Wie immer.-
      Ich bin furchtbar müde.
v. Breitenberg. (phlegmatisch). Ja, ja.
             (Blick auf.)Exzellenz.   


        第一場

フォン・メッツィング : (いらだって).
             きょうは、やけに長く
             かかっているじゃないか。
             中に一体誰がいるんだ?
                
フォン・ブライテンベルク:フォン・ハウク閣下ですよ。

フォン・メッツィング : 今夜は何があるのだろう?
                  何もないでしょ? いつものように何もね。                            私はとても眠たい。

フォン・ブライテンベルク:(無気力に)
            そうそう、何もありませんよ。
                       (見上げる)   フォン・ハウク閣下。


【学習ノート】

 < の記号は右が原型を表示します。
 語学書ではよく、< を使ったり、√表示をしたりします。
 ゴタも真似しんぼ。


müde  (形容詞、以下形容詞は、a で表記) 疲れた、眠い

furchtbar(口語、文章両方)a 恐ろしい  (口語)  ひどい
        副詞(以下adv で表示) (口語)  ひどく
       
dauert  <   dauern

drin < darin = da + hin
             da は、そこ、という意味。hin は、中へ (方向助詞)

phlegmatisch   (a) 無気力な 鈍重な
  フレグマーティッシュ

Blick auf <auf/bricken  (自動詞、以下 iと表記)  見上げる
           auf/bricken の中の 斜線 /  は、定動詞で分離することを表示
          分離動詞とは、たとえば、ein/laden (招待する)では

 Ich lade sie in die Oper ein.  私は彼女をオペラに招待する

 のように、前つづりが文末に来る動詞のことを言う。
話法の助動詞などが来ると、
分離していた要素は、元に戻り、分離動詞は
再び一体化して文末に置かれます

 Ich möchte sie in die Oper einladen.  私は彼女をオペラに招待したい

wie ~ のように
immer  いつも
wie immer.     いつものように


sein コピュラ(イコール文の指標動詞)については、ist(である)
前回ごご紹介しました。
今回は ist のもとの形seinについてみてみましょう。)

                seinの人称変化

ich bin  私は~である     wir sind 私たちは~である
du bist   君は~である    ihr seid  君たちは~である
er  ist    彼は~である    sie sind   彼らは~である


    Ich bin müde.     私は疲れている(私は眠い)
   イッヒ ビン ミューデ

 私 =  眠い というイコールの関係を作る文でした。
そして、定動詞の位置は、2番目の要素として置かれるのでした。
ですから

  müde という要素を1番目に置けば

 Müde bin ich.


    【4】

 2. Szene.

Staatsminister (kommt durch die Mitte)
v. Metzing.      Exzellenz-(verneigt sich).
v. Breitenberg. Exzellenz-(verneigt sich).
Staatsminister (grüßt, - er winkt dem Lakai Glanz).
                   Kommen Sie mal. Se.
               Hochfürstlichet Durchlaucht empfangen  
               soeben Se . Durchlaucht den Erbprinzen.  
               

            第二場

国務大臣 : (中央を通って登場). 

フォン・メッツィング: 閣下 (お辞儀をする)

フォン・ブライテンベルク:閣下 (お辞儀をする)

国務大臣 :(挨拶をする _ 従僕のグランツに合図する)
             ちょっと来てくれ。大殿下がたった今、公子殿下を
     お召しになっておられる。



  《語彙》

Hochfürstlichet Durchlaucht  
             王侯貴族に対する呼びかけで、
             通常、殿下と訳される。
       尚、陛下という呼称は宮殿の階段のことで、                    通常、帝国国王、皇帝への尊称となる。
kommen    (自動詞) 来る
durch   (前置詞) ~を通って
die     (定冠詞) 女性形 4格
Mitte       (女性名詞) 中央
empfangen  ~を受け取る ~を迎える 
            ~を歓迎する ~応対する
verneigt sich < sich  verneigen   お辞儀する

   【動詞の人称活用】
動詞の語尾は en 普通 en で終わります。
kommen(来る) という動詞を活用しましょう。
kommen の語尾は en
そしてkomm  の部分 は語幹と呼びます。
語幹は変化しませんが語尾が下記のとうに変化します。

人称に応じて語尾が変化するのをみおてみましょう。

      単数       複数

1人称  ich komme      wir kommen
     イヒ コメ     ヴィーア コメン
     私は来る      私たちは来る

2人称  du kommst         ihr  kommt
     ドゥー コムスト  イーア コムト
     君は来る      君たちは来る
     
     Sie kommen           Sie kommen

3人称  er kommt        sie kommen
     エア コムト    ズィー コメン
     彼は来る             彼らは来る

3人称  sie kommt
     ズィー コムト
     彼女は来る

     es kommt
     エス コムト
     それは来る


さて、ドイツ語には、2人称で、君に相当する du のほかに
Sie (ズィー)という敬称があります。

du は 親しい相手に対して使います。
親子、恋人、親友、仲間など
(きみ、おまえ、あなた などと訳されます)

Sie は 敬称といいまして、他人、上司など、
少し距離のある間柄で用います。
(あなた、に相当するとたいていの本に書かれていますが
日本語のあなたは、かなり馴れ馴れしいかもしれません。
あ宅、ご主人、奥さん、などのよびかけぐらいに思っていてください。
日本語で名字で呼びかける間柄で使う場合が Sie だといえます)
下の名前、ゆうちゃん、たかし君 で呼ぶ間柄では du になります。
単数形も複数形も同じ形なので、、(あなた)か(あなたがた)かは
状況の中でしか、わかりません。


  【解説】

 前置詞はそのあとに名詞を従えます。そしてその名詞を支配します。
 ということは、名詞は、部下(支配される側)で前置詞がボス。
 で、なにを支配するかといいうと、格(かく)。

 格とはなにか?格とは、日本語の助詞、て、に、を、は、に相当する。
 ドイツ語のてにをはとはなにか?
 それは、「は」「の」「に」「を」
 (葉の匂う)と覚えましょう。(何?歯の臭う?いいけど何かくさい)

 1格 主格です。N格(Nominativ)(ノミナティーフ)
    と書いている本もあります。
    「 ~は」 です。

 2格 属格(ぞっかく)。G格(Genitiv)(ゲニティーフ)といわれる
    こともあります。「 ~の」 になります。
    
 3格 与格(よかく)D格(Dativ)(ダティーフ)といわれる
    こともあります。「 ~に」 になります。


 4格 対格(たいかく)A格(Akkusativ)(アクザティーフ)
    英語の直接目的格に相当。
    「~を」

 この4つの格で、文を消化します。

 牛が4つの胃袋で秣を消化するように。
  

 で格は4つあるのですが、このうち前置詞が支配するのは3つ。
 それで、
 
  durch (ドゥルヒ)(~を通って) という前置詞は、4格を
 支配します。これを4格支配の前置詞といいます。
 
 名詞と冠詞にも格があるのですが、
 きょうはこのくらいにして、後日の楽しみにとっておきましょう。
 

 

             【5】
 Staatsminister :Hochfürstlichet Durchlaucht empfangen
         soeben Se . Durchlaucht den Erbprinzen.  

         Sobald Se. Durchlaucht der Erbprinz Sr. Hochfürstlichen
                         Durchlaucht Zimmer verlassen. teilen Sie Sr.
                         Durchlaucht dem Erbprinzen mit, daß ich ihm
                         höchsten Auftrage Se.  Durchlaucht den
                         Erbprinzen um einen kurze Unterredung bitten
                         ass, Sie rufen mich dann - Sie finden mich drüben.

 国務大臣:         大殿下が、たった今、

           公子殿下をお召しになっておられる。

                         公子殿下が大殿下のお部屋を

           お出ましになりしだい、
                         公子殿下に、わたしが大殿下のおいいつけによって
                         公子殿下に

           少しご相談申し上げたいとお伝えしてくれ。
                         それから、わたしをよんでくれ。
             - わたしはあちらにいるから。
 
   【語彙】

Sr. Hochfürstlichen Durchlaucht 大殿下(呼びかけの敬称)
Durchlaucht 女性名詞 (_/_en) 王侯貴族への敬称
hochfürstlich (形容詞) 王侯貴族の
verlassen (他動詞) (場所)を去る、 ~を離れる
drüben (副詞) 向こう側に
dann      (副詞)  それから
sobalt (従属接続詞) ~するやいなや ~したらすぐに
(ゾーバルト)

   【解説】

きょうは従属接続詞を学びましょう。

Sobald ich in Deutschlandankomme, rufe ich dich an.
私はドイツに着いたらすぐに君に電話する。 

Sobald ~,   前半の文は

sobald+主語+その他の要素+定動詞

という語順になっています。
sobald という接続詞が使われると、定動詞は、文末に来る
という規則があります。そして、この sobald で導かれた文を
副文と呼びます。この副文が、ひとつの文章要素となって、
後半部の、主文へと続きます。

一方、主文は、先に副文がその他の要素として先行したため、
定動詞を2番目に置くため、主語ich に先立って、rufe が来ています。
このrufe ですが、これは「分離動詞」で、
もとの形は an/rufen です。
分離動詞は、前つづり(an) が分離して文末に来るのでした。

Sobald er das Zimmer verlassen. sagen Sie ihn daß ich dort warte.
彼が部屋から出たらすぐに 

彼に私が向こうで待っていると言っておくれ。

 

 
        【6】
Sobald Se. Durchlaucht der Erbprinz Sr. Hochfürstlichen
                       Durchlaucht Zimmer verlassen. teilen Sie Sr.
                       Durchlaucht dem Erbprinzen mit, daß ich ihm
                       höchsten Auftrage Se.  Durchlaucht den
                       Erbprinzen um einen kurze Unterredung bitten

Granz.      Sehr wohl, Exzellenz.
Staatsminister. Sie haben verstanden?    
Granz.          Sehr wohl, Exzellenz.
Staatsminister. (grüßt kalt die Cavaliere).
              Guten Morgen, meine Herren.(Will gehen.)
v. Metzing.    Gestatten, Exzellenz, wenn man von einem
              Glückwunsch reden darf - Se. Durchlaucht der Erbprinz
     hat am gestrigen Vormittag das Reifi-Ezamen
              für die Universität in einer so glänzenden Weise bestanden,
             -und,
              wenn man so sagen darf: gewissermaßên unter
              den Auspizien Ew. Exzellenz, - daß Ew.
              Exzellenz wohl ergebensten Glückwunsch
              gestatten.

グランツ: かしこまりました、閣下。

国務大臣: 了解ですね?

グランツ: はい、閣下。

国務大臣: (貴族たちに淡々と挨拶をする)
      諸君、失敬するよ。(行こうとする)
        
フォン・メッツィング:閣下、ご祝辞を申し述べさせてください。
      公子殿下にはきのう午前中、大学入学試験に
      見事合格されました。   
                  そして、こう言わせていただけましたら、
      いわば閣下のお世話の賜物です。  
        


   《語彙》    「アクセス独和辞典」(三修社)と「独和大辞典」(小学館)で
          しらべました。
                     尚、名詞の前には原則として定冠詞をつけることにしました。

Guten Morgen: 「おはよう」の挨拶ですが、劇は夜の設定
             なので、「ご機嫌よう」「失礼します」
             ほどの意味だろうと思います。
  (辞書には載っていないのですが・・というか辞書の限界でしょうか)

das Reifi n (_es/_e) (統治体としての)国家、邦
das Examen  n (_es/_) (修了)試験
 
das Reifi-Examen für die Universität  大学入学国家試験

ドイツでは高校卒業試験があってそれがこの国家試験となる。
この試験に合格すれば、どこの大学にでも、原則として入学できる


 gestatten   ~(4格を)許す
                      Gestatten Sie mir eine Frage?
              お尋ねしてもよろしいでしょうか?

                      Gestatten Sie, dass ich rauche?
              たばこを吸ってもよろしいでしょうか?

これらの例文から類推してGestatten, Exzellenz の Exzellenzを
Sie に置き換えてみるとわかりやすいです。
 
Gestatten Sie, wenn man von einem Glückwunsch reden darf

wenn以下は「お祝辞を述べさせていただければ」
全体で「お祝辞を述べさせていただきたく存じます」

何の祝辞かというと -  以下の文なのですが長いので
とりあえず、in einer so glänzenden Weiseを無視します。

- Se. Durchlaucht der Erbprinz hat am gestrigen
 Vormittag das Reifi-Ezamen für die Universität
 bestanden,-und,

 bestanden<   bestehen「合格する」の過去形ですが不規則動詞
です。 

  不定形 過去 過去分詞はそれぞれ

 bestehen bestand   bestehen

  ですがstehenを見れば察しがつきますよね

「公子殿下が昨日午前中、大学入学資格試験に合格した」

ですが、このことをお祝い申し上げる、と言っています。

  in einer so glänzenden Weise
   見事な方法で➡見事な成績で、ということですね

die Weise (f)(_/_n) やり方、方法

glänzend (形容詞)すばらしい、見事な

glänzend<glänzen(自動詞、輝く)の過去分詞


der Glückwunsch (m)(_es/~wünsche, 3格~wünschen)
                      お祝いの言葉、祝辞 

 reden (自動詞)話す、 しゃべる、語る
      über + 4格 ~ について話す、語る
                von + 3格  ~ について話す、語る

gestrigen<  gestrig(ゲストリッヒ)形 きのうの、昨日の
        die gestrige Zeitung    きのうの新聞

der Vormittag (m)(_s/~e, 3格~en) 午前

am =   an + dem    お(前置詞)(日時を示して)~に
    am Montag  月曜日に 

und 以下はまた今度


gewissermaßên いわば、  ある意味で、 ある程度
   gewissermaßên haben Sie Recht.
         ある意味で、あなたは正しい。

den Auspizien <  das Auspizum  (n) (_s/_zien)
             1: 前兆
             2; 後援、庇護

den Auspizien は unter (3、4格支配)が 3格支配で
この名詞を複数3格で従えています。
意味は (~のもとで)

unter den Auspizien 保護のもとで

Ew. Exzellenz (呼びかけの言葉として)閣下

Ew は  Euwer < euer の古形


daß Ew. Exzellenz wohl ergebensten Glückwunsch gestatten.


gestatten ( ~4格)を許可する
ergebensten < ergeben  (形容詞) (文語で用いる)  
              心服した.  従順な. 忠実な
  用例: Er ist ihr völlig ergeben.
                  彼は彼女にすっかり心服している

      語尾の ~sten < ~ st は形容詞の最高級   
      は Glückwunsch が男性4格、無冠詞なので強変化。
                  st に en をつけ足して ~ sten という語尾になります。

  ここで形容詞の強変化をみてみましょう。
  形容詞が強変化を起こす条件は

 無冠詞 + 形容詞 + 名詞 ➡ 強変化

 となったとき。その変化は

1:被修飾体:男性名詞のとき

1格: ~er   
2格: ~es
3格: ~em
4格: ~en

2 :  被修飾体:女性名詞のとき 

1格: ~e
2格: ~er
3格: ~er
4格: ~e

3: 被修飾体:中性名詞のとき 
 
1格: ~es   
2格: ~en
3格: ~em
4格: ~es
 
4: 被修飾体:複数名詞のとき(男性、女性、中性共通) 
 
1格: ~e   
2格: ~er
3格: ~en
4格: ~e