11月18日 (火)   第4部



    ヾ(@^▽^@)ノ

   タクシーで、中央卸売市場へ。

   構内をうろうろ走り、ようやく、鮮魚エリアへ。

   買い付け交渉のため、「大水」 の事務所に行きます。

   さっそく、担当の方と面談になりました。

   うお座
   
   ただ、こういう買い付けの話は、
   きょう、初めて、聞かされたこと。
   てっきり、観光だと思っていたので、
   何の準備もできていません。

   私は、本マグロも、黒マグロも、
   同じ魚だと思っていましたので、
   どちらも、

   blue fin tuna

としか、言えません。

   つまり、通訳する能力はありません。


   とりあえず、オーストラリアには、
   寿司チェーンのオープンに備えて、
   大量に買い付けが必要なのだとか。

   しかし、私の通訳脳力を超えています。

    それに、こういう通訳なら、
    40000円ほど、もらわなくては、
    採算が合いません。

    セリを見たいとおっしゃいますが、
    大阪中央卸売市場では、
    鮮魚の競りは、午前4時に始まります。


    それでも、出直して、
    4時にもう一度、来る、とおっしゃいます。

    すごい迫力に、もう、ゴタもたじたじ。

    現在、ニュージーランドから、
    鮮魚は仕入れているらしいのですが、
    やはり、北太平洋で、
    遠洋漁業をしている日本からの仕入れの
    ほうが、魅力なのだそうです。


    イカには、参りました。私は、


     こういか = cuttlefish
やりいか = squid


これだけしか、知識はありません。


   剣先イカ、するめいか、紋甲いか・・・

    どれが、squid で、どれが、cuttlefish や?

   通訳不可(落第)


   逃げて帰りたくなったのですが、
   尚も、話は続けられました。

   が、詳細は、競りを見てから。それでないと、
   正しい相場はわかりません。


    ヾ(@^▽^@)ノ


   【大正のイオンへ】

  買い付け前の市場調査ということで、
  鮮魚コーナーへ、まっしぐら。
  

バイロスさん : What's this ?
     これは、何なの?


      銀鮭です。しかし、どういえば、いいのか?
      silver salmon でいいか?
      苦し紛れに、そう言った。


山田錦 : It's a piece of silver salmon
       imported from Norway. 
ノルウェー産の銀鮭です。


    バイロンさん、ノートに、
    グラムと、金額を書き入れます。
    チェック項目は、やはり、鮮魚が中心。

    ただし、今回は、
    オーストラリアからの輸入品にも、チェックが
    入ります。おそらく、
    イオンへの、販売ルートの開発準備も
    兼ねているのでしょう。

    チェック項目は、牛肉、チーズ、
    さらに、オーストラリア牛を使った
    レトルト・カレーにも及びました。

    さらに、バイロンさんの会社は、
    ギリシャにも関連会社があるらしく、
    ギリシャ製品の価格にもチェックが入りました。


バイロンさん:  Kindly please ask
         them if they have Greek foods !
         ギリシャ食品を置いていないか、
         聞いてくれないか?   
 

山田錦   : すみません。
ギリシャの食品ってあります?


店員さん  : え? ギリシャ?ギリシャの食品ですか?
えー?ちょっと,待って下さいね。


      店員さん同士、只今、シンキング・タイム。
      相談の結果、


店員さん : はい、ありますが、ワインになります。



    バイロンさん、ワインの価格を知りたい、
ということで、
    ワインコーナーに 案内してもらいました。

    ワインがいっぱいあります。
    ワインは、何も、フランスの専売特許と
    いうわけでは、ありません。
    イタリア製もあれば、ギリシャ製もある。

    チェックをしていると、
    店員さん、思い出した品目がありました。
    この店では、オリーブの実も売られています。
    ギリシャ産オリーブのコーナーにも、
案内されました。

    オリーブなんか、どうやって、食べるのでしょうか?
    ほうれん草と一緒に、
スパゲッティでも作るのでしょうか?
    ポパイ・スパゲッティ !

    ヾ(@^▽^@)ノ  


     約1時間に及ぶチェックが終了。
     


バイロンさん:  Okay. It's a lunch time now.
I'd like to have ribs.
         Please take me to a good
restaurant for ribs.   
よっしゃ。もうお昼や。
カルビ食べたいので、
         そういう店に、連れて行ってくれ。


山田錦    :  Do you mean the spare rib ?
あばら肉のカルビですか?


バイロンさん : Yes, please.
そうや。たのむで。


      そこで、道頓堀の「大洞門」に行ってみたのですが、
      ありませんでした。
      私が、2009年にガイド業を始めたとき、
      チェックしていた店なのですが、
      その後、撤退したのかもしれません。
               

     しかたがありまえん。「牛角」に移動。
     なんと、ここも、休み。

     困った。

     ドライバーさんに連絡。
     ひっかけ橋まで、来てくれ、と伝えます。
 
     タイミングよく、ドライバーさんは、
     千日前のパーキングに、車を
     入れたところ。


      数分で、合流。


ドライバーさん: 「情熱ホルモン」に行ってみましょう。


     我々は、ついていきました。


ドライバーさん: ここで、待っていてください。


     しばらくして、ドライバーさんが、店から出てきました。


ドライバーさん: すみません。だめでした。
         カルビは、おいていないそうです。


    ああ、困った。

    ふと、見上げると、宗右衛門町に、「焼肉」の看板が!


        「やった。」


山田錦 : Let's go to the restaurant over there.
あの店に行きましょう。


   3人で行ってみました。カルビは「、ある」、と言います。


バイロスさん : Let's go in. I 'll invite two of you.
入りましょう。みなさんをご招待します。


山田&ドラ
イバーさん  : Thank you.
   すんまへん。


    入ってみたたところ、めっちゃ、高い。
    カルビーが、一人前1400円。
    上カルビは、1800円。
    そこで、

    カルビ           2 
    上カルビ          1
    ごはん (200円)   3
    コーラ           3

    その後、追加が、

    カルビ          2 


10000円以内で、収まる計算だったのに、
     お勘定のとき、びっくり。
     12000円だという。


お店 : 消費税を入れると、12000円なのです。


    ということは、ひとり当たり、4000円の昼食。
    すんまへんなあ。ごっつぁん。
          

    まあ、黙っていましたが、ちょっと、おかしい。日本国の
    消費税は、8%なんだけど・・・


    肉は、確かに、うまかった。しかし、お勘定は、怪しい!
    ただ、こんな怪しげな店でも、
    カルビを食べたい、
    とおっしゃるお客様のニーズに答えられたのは
    いいお店。


    【反省】 焼き肉は、はじめから、
         梅新の「大洞門」に、お連れすること。


ヾ(@^▽^@)ノ

     【黒門市場】


   食後は、黒門市場で、引き続き、鮮魚の市場調査です。

   うっかりしていたことだが、
ここでも、魚の名前に苦しんだ。


   「さより」ってか? 知らぬわ。
   吉永さゆりやったら、知ってるけど。

   今頃、遅いが、辞書によると、

   a half beak もしくは、 a hemiramph

また、

    a Japanese needle fish

  ともいうそうで・・・

    遅かりし、ゴタの助~


   さらに、進むと、日本語でも、
   聞いたことのない名前の魚がありました。

   その名前を、忘れてしまった。

   鯉のような、ナマズのような魚でした。


   さらに、サザエ、シジミ、アサリ・・・

   魚介類は、豊富です。

   ゴタの語彙力は、貧弱です。


    黒門市場をプールに喩えると、
    山田錦の単語保有数は、試験管の大きさだ。


    算数のテスト 


先生  :  試験管の水で、25mのプールを
満たすには、何時間かかりますか?


山田君 :   はい、 300年ぐらいと思います。
       泳ぐ頃には、お墓の中でーす。

 
【大阪城】


   調査は、終了しました。
いよいよ、観光です。大阪城に行きます。

    豊国神社まで、乗り入れてほしい、と言ったのですが、
   ドライバーさんは、行き方をしらないという。

   まあ、あそこは、本来、許可車両だけが、
通ることになっているので、
   無理強いは、できません。

   特定の個人タクシー、MK、日交タクシー
   などであれば、おけんたいで通行。

   しかも、空車待ちOKなのだ。

   無難に、大手前のタクシー乗り場後方で、
待機してもらうことに。

   この大阪城が、3代目だといったら、


バイロスさん: What became of the first
castle built in 1585 ?
最初の大阪城は、どこにあるの?
1585年のは?


山田錦   : Buried deep under the ground.
地面の下、深く埋められています。


バイロスさん:If we dig it out, can we take a look today ?
掘り返したら、見ることって、できます?


山田錦   : No, unfortunately not.
The first one was burnt down by fire.
        いいえ、残念ながら、だめですね。
        始めに出来た大阪城は、戦火で焼けました。  

There were two battles one occurred in 1614
the other in 1615.
        二度にわたる戦いがありました。1614年と
        1615年にね。 

     And the battle in 1615 made the
castle an ash leaving only stone walls .
そして、1615年の戦いで、城は石垣以外
        すべて、灰燼に帰しました。


バイロスさん : Oh, distinguished at all ?
           消滅したってことだな?
  

山田錦    : Yes, the Tokugawa army used a new cannon
         imported from Holland.

         そうです。徳川勢は、
オランダ製の大砲を撃ちはなったのです。

         Princess Yodo was so afraid that
she accepted the offer
         Tokugawa army gave.
        
         淀君は、大砲に恐れおののき、
徳川方の停戦勧告に応じます。
 
         And in accordance with the
cease conditional,
they buried the moats around the castle.
         停戦の条件は、堀を埋めることでした。

Ever since the former strong
castle turned to a fragile one.
Vulnerable to even an ordinary cannon.

         堀を埋めたため、
徳川方は、今度は、小さな大砲でも、
         威力を発揮できるようになりました。           

So burnt hard that even
from Kyoto 60 km away
people were able to
look at the smoke of it.

         激しく燃えて、京都からでも、
その煙が見えたといいます。

Nene the former chatelaine was
said to look at the smoke
as it rose up.
元、城主の奥方、 ねねも、見ていたといいます。
           
   
       【展望階】

   
   西側

山田錦   :  This is in the west direction.
         If this observatory were at
least two story higher,
          you could see Osaka bay over there.
       ここは、西側になります。
        この展望台が、あと、2階ほど高かったら、
         向こうに、大阪湾が見えるところなんですけど。     


バイロスさん :
私らのホテルは、大阪湾にありまんねんがな。


山田錦    : Yes, yes, the hotel is
behind those buildings.
そうそう、ホテルは、
あのビル群のうしろでんなぁ。



  北側

  箕面の山が見えます。よくやる冗談は、


    「あ、お猿さんが手を振っています。」


  ですが、視力が、
3.0の人fでも、まず見えません。

  どうせ見えないのだから、お薦めの冗談があります。
  是非、使ってみて下さい。

  
     「あ、北極が見えます。
      あ、北極グマです。手を振っています。」


    東側


  生駒山(642m)が見えます。
テレビ塔がたくさん立っています。
  山頂には、生駒遊園地(近鉄の経営)。

  その他、この山には、神社、お寺が、かなりあって、
  大阪、奈良の霊山になっています。

  宝山寺では、滝に打たれて修行する荒行があります。
  今の季節は、している人は、いないと思いますけど。


   南側

  あべのハルカスが見えます。
そして、あべのハルカス側からも、大阪城
  がみえます。

  でも大丈夫。向こうのビルから、ここ、
大阪城を発見するのは、難しいのです。
  だって、米粒ぐらいの大きさなのですよ。
  それに、ビルの北東角の窓からしか、見られません。

   展望台を一周して、中に入ります。

  バイロスさんは、写真場の大虎が気に入ったようで、
  あれの絵はがきがほしい、といいます。

  一緒に、探したのですが、ありません。

  外の売店に行きましょう、といって、誘ったのですが、
  大きな売店なのに、大阪城の絵はがきがありません。


  【教訓】 ずうたいばかり、
大きくて、あまり役立たない人がいる。


  日が暮れてきました。
辺りは、うっすら、暗くなって、大阪城には、
  光のライトアップが始まり、幻想的な色に包まれました。

  バイロスさんは、それを見て、大喜びです。
  外に出てから、天守閣をぐるりと、一周。


   そして、帰ります。


  【ヘテルへ】

  さて、咲州の
ハイアットリージェンシーホテルに戻ってみると、
  タクシーメーターは、まだ、19000円です。
  これじゃ、気の毒過ぎるので、バイロスさんに、


   「もともと、6時間で、
27000円の契約をする、と言ったので、
    その金額を支払ってあげてほしい」

   その旨を言ってみた。


山田錦   : Mr. Biros, May I ask you a favor ?
   ちょっと、お願いしたいんだけど。


バイロスさん: Yes,? What is it ?
はい、何ざんしょ?


山田錦   :  As we tried to make contract
27000 yen for 6 hours originally,
         how about paying to him
27000 yen for today's taxi fare ?
         We have already consumed 8 hours.

もともと、27000円の貸切契約を
        すると言ったのだから、
支払ってあげませんか?
        もう、8時間も利用しているのだし。


バイロスさん: That's what I thought. I will. I will.
        そう思っていたよ。そうします。しますよ。 


     午後6時、ホテルに帰着しました。
  
ドライバー
さん    : 19580円です。


山田錦   : いいえ、それじゃ気の毒です。
時間契約をすると
        言い出したのは、私の方です。
        27000円お支払いします。


    実際のところ、タクシーが、
まる一日かけて、営業した場合、
    単勤で、最低でも25000円ぐらいは、
    もって帰らないと、会社で、
    小言を頂戴してしまいます。  
    

ドライバー
さん   : じゃあ、25000円を頂戴いたします。
       ありがとうございます。



   バイロスさんは、30000円出して、

    「もうおつりは、いいよ。」
   
   とおっしゃいます。



   ドライバーさんは、


     「どうしても、そこまで甘えてはもうしわけない。」


   と言って、5000円のおつりを、
   しっかり、バイロスさんの手に戻しました。
  

    尚、なぜ、こんなにメーターが安かったかについては、
    このドライバーさんは、
    待ちメーターを掛けずに、待っていたからでした。

    きっと、1日貸切は、初めての経験だったのでしょう。

   ちなみに、大阪のタクシーは、
   ほとんどが、5000円を超えると、
   あとは、ほとんど上がりません。

   ドライバー泣かせの料金システムです。

   5000円以後5割引の制度は、
   労働基準から言って、ありえない制度です。

   撤廃に向けて、業界が
   動くべきだと思います。


    山田 錦