10月18日 (土)
【 マイクロバスツアー Ⅰ 神戸編 】


   【午前8時30分。新阪急ホテル。ロビー】


   ひとりのおっちゃんが立っています。
   あ、カバンの中をのぞき込んでいます。

   何か、ごそごそ、探しているようです。

   あ、探すのを、あきらめたようです。


   あ、そのまま、フロントに行って、
何か、もらいました。
   封筒です。

   それで、その封筒をどうするのか?

   あ、お金を入れております。
   2000円入りました。


   ははーん。
   どうやら、きょうのドライバーさんに、
   渡すチップのようです。


   と、いうことは、このおっちゃんは、もしかしたら、


 - 山田のおっさんやんか-!
  
   おっさん、のし袋、
      持ってくるのん、忘れたらあかんで~。


 - すまんのう。わてが、山田だす。
   みなさん、おはようございます。   
   きょうは、JFGアサインのアクティブ・ツアーズ
   の仕事です。 


   【午前8時40分】

   ドライバーさんとミート。
   きょうは、マイクロバスでの観光です。
   さきほどの、用意したチップを手渡します。

   これは、ドライバーさんと、
   仲良く、楽しく、きょう、1日、過ごしたい,
   というメッセージでもあります。


   【打ち合わせ】

 
   【午前9時。お客様、おなり~。】

   きょうのお客様は、フィリピンは、マニラからのお客様。
   言葉は、タガログ語ですが、
みなさん、英語は、お手の物。

   みなさん、バイリンガルです。
うまやらしいなあ・・・うらやましいなあ。


   
みなさん : Good morning , Mr. Gota
ゴタはん、おはようさんどす。

        
山田   : Good morning, ladies and・・・
(あれ?all ladies やんか) 
       

みなさん : We are of Elinor's Party.
 Nice to meet you, Mr. Gota.
エリノア・グループです。
はじめまして。よろしく。


山田   : I’m Gota from Active tours.
  Nice to meet you , too.
ゴタです。よろしくお願いします。

       Now, our car is waiting outside.
        Let's get started.   
Come over here please.
   
さあ、さっそく、車に行きましょうか。
       こちらへ。
   

    プライベート・ツアーなので、座席割りはありません。
    座席は、お好きなところへ。

    マイクロバスでは、一番前に行くのが、難しいので、
    とくに、ここがよい、という席はありません。

    しいていえば、
    ドライバーさんの後ろの席が
座りやすい、といえますが、
    ここは、みなさん、添乗員用に、残して下さいました。
    「サンキュー」でございます。


山田  :  One, two, three・・
1,2,3・・

お客様:  Four
       4

次の方:  Five
       5

その次:  Six
       6

その次:  No need to count.
      We're 9 sitting in the car already.
      数えなくても、9人よ。
もう乗っているわよ。


山田  :  Yes, it looks like you're 9 people sitting
        そうですね。そのようですね。

       すみません、ドライバーさん、OKでーす。


ドライバーさん: じゃ、出発します。  


山田  : Good morning, everybody.I'm Nishiki Yamada.
Your tour guide today and for tomorrow.
I'm pleased to see you.

      みなさん、おはようさんどす。山田錦でおま。
      きょうと、明日、ガイドさせていただきます。
      よろしゅう、おたのもうします。   

We're now heading for Kobe.
Kobe is a bout 40 km a way from here.
So it takes about 1 hour to get there.
     
      きょうは神戸でんな。40キロほどですわ。
      さよだんな。1時間かかりますわ。  

Our today's schedule is to
go first to Ijinkan
Foreigners' residences.
then to go to Mosaic Market.
And to go to the restaurant for lunch.
       The restaurant serves you
a branded beef dish,Kobe-beef.  

In the afternoon,
we're going to Nunobiki Herb Garden
       That's where you take a rope-way.    
And for the final visiting place,
we'll be going to
Kikumasamune Sake Brewery.

きょう、わてら、予定はな。異人館に行って、
      モザイク館に行って、ほんで、お昼やで。
       お昼な。神戸牛、食べますのやで。
        
昼から、布引ハーブ園に行きます。
ロープウェイに乗るねんで。
       ほんで、最後は、菊正宗酒造の記念館な。   
        

Now we're taking the express way.
There's one thing
I ask a favor of you.
Would you generously wear
your safety belt ?
Thank you.

      ほな、高速上がりますよって。
お願いがあるのですが、
      すんませんけど、シートベルトたのんまっさ。
      おおきにやで。  


お客様  : Mr. Yamada, I wonder
what those Arabian towers are ?
       山田はん、
あのアラビアンナイトみたいな塔、あれ何?


山田   : From Japan, you can see Arabia. ・・・
       Joking aside, they are
the towers of Osaka Garbage Center.

       日本から、
アラビアが見えるのですよ・・・うそです。        
       あれは、ゴミ焼却場です。

All the garbage that garbage trucks
collected is carried to that Center.
And burned up at the incinerators there.     

【忠告】

      大切なお客様に同行させていただく身。
      決して次なる発言は、してはなりません。

      「 Oh, we, the garbage,
have to go and be burnt.」   

( あらー、じゃ私たち、
行って、燃やしてもらわないと))


      【異人館】

      さて、ここの入場料金は、どうするのかな?
      ファンドか、山田の立替か、お客様か。

      今朝、ホテルのATMで、確認したところ、
      3~4万円が振り込まれていました。
      
(ファンド専用ではないので、
正確な金額がわかりません。)
      
ファンドなのか、
先日近畿ツーリストの振り込みなのかが
      確認できません。
     
      とりあえず、山田、立替ということで、進めます。


山田 : How about going inside one
or two of the houses ?
This is Kazamidori no Yakata
     or the residence of the weathercock house 

ひとつ、ふたつ、どれか、中に入って見ます?
     ここはね。「風見鶏の館」。    

The house dates back to the early 20 century.
It's built in 1904 by a German trade man.,
Gottfried Thomas.

     これは、20世紀初頭、1904年の建物です。
     ドイツ人のゴットフリート・トーマスが建てました。
      (設計は、
ドイツ人設計技師、ゲオルグ・デ・ラランデ)

There was a sad story about the Thomas.
At around the year when
     they went back to Germany
for preparing the procedure for
his daughter's entrance to school
there occurred a war between
     Japan and Germany.
Result was that their house was
confiscated by Japanese authority
for the reason that
it belongs to enemy's assets.

    トーマス家にまつわる悲しい出来事があります。
    それは、愛娘の入学のため、ドイツに帰国した年、
    日独間で、戦争が勃発して、
日本に帰れなくなったことです。
    日本の自宅は、敵国資産のため、没収。


みな
さん : We need notgo inside.
Just looking from outside will be fine.
Can we go around ? 
中には、入らなくてもいいわ。
     周辺を散策してもいいかしら?


山田 : Why not.
    オッケー。     


  風見鶏の館の差し向かいに、観光案内所があります。
  ここを集合場所として、30分の自由時間を作ります。

  ただし、そのうち、10分間は、向かいの「ガラスの館」
  で、費やされた。もちろん、ご自由に~。

  北野天満宮の右の坂(ガラスの館のあるところ)を
  登って行けば、

    「オランダ館」、

 「ウィーン・オーストリアの家」
   
   「デンマーク館」


  などがあり、まあ、ひとつ、ふたつの見学は可能。

  山田は、この北野町広場で、

    
    「風見鶏の館」

    「萌黄の館」

  の2カ所を見学するという、設定で、
  40分、取っていました。
   
  少し時間をオーバーして、モザイク館に移動。
     
  ここは、メリケン波止場の西。
 レストランなどの入り混んだ
  複合商業施設です。

向かいには、ユニクロなど、ショッピング
  を楽しむには、うってつけの場所。
申し訳ないが、
  昼食場所では、


    「 次のお客様が、午後1時30分からなので、
      12時に、遅れずに来てほしい。」   


  と、釘を刺されています。

  モザイク館到着時間は、11時10分。
  ここから、食事場所までは、10分。
  そうすると、ここでの自由時間は、
40分という計算になる。


山田 : Please be sure to come back
at least till 11:50 AM OK?
遅くても、11時50分には
戻って来てね。OK?

みな
さん : OK !


  と、言質を取っても、お戻り頂いたのは、12時。

  これが、浮き世というものよ。

  レストランに電話を入れます。


     「すみません。10分ほど、遅れます。」


  食事場所、

    「ステーキランド神戸館」

  は、三ノ宮の駅の近く。
  神戸タワーより
  西にあるモザイク館からは、10分では、
  ちょっと、苦しい距離。

  で、

  13分かかり、到着。下車にぐずつき、
2分浪費。合計15分遅れで
  何とか、到着~。

  5階に案内されました。


山田 : I'll be away while you eat lunch here.
よそで、食べて来ますネ。


みな
さん : Why don't you share the table with us ?
     一緒に食べるのは、だめなの?


山田: As Kobe beef is one of
    the best quality brands,
it's too extravagant for me.
A'll be back here anyway
    to see if you enjoy
the meal after a half an hour.

   神戸牛は、ブランドだから、
私には、贅沢過ぎるので、
   また、30分ほど、したら、見に来ます。



  店を出て、バスに戻ります。
ドライバーさんは、お弁当中。


   「 すみません。私もバスの中で、
弁当させてもらっていいですか?」


  コンビニで買った弁当をいただきます。

 ところで、後日知ったことであるが、この店、


    【ガイドの分も無料でOKだったんだって!】

  あ~れ~

  神よ、もう一度、私を、
10月18日、12時15分に戻し給え。

  私の目撃したところでは、
肉は、かなり、分厚かった。

  あ、あかん。これを書いていると、
思い出してきた。

 お肉が鉄板の上で、ジュー

 たまらん。

  次、行こう。


  (=⌒▽⌒=)


     【布引ハーブ園】


  ANAクラウンプラザ神戸のPに着けます。
  さて、ここから、正面出口に出て、
ロープウェイののりばに行きます。

  行くのですが、
ここで、ホテルのベルキャプテンに
  呼び止められた。


ベル : あのう、よかったら、うちのホテルで、
ロープウェイの割引切符を
     ご購入いただけますが、
いかがいたしましょう?


山田 : それって、添乗員は、
0円になるチケットですか?


ベル : いいえ。でも、おひとり、200円の割引に
なりますので、10名様ですと、
     2000円お得になりますよ。


山田 : もともとの、予算は、
     ここは、1400円×9=12600円。

     200円安いのなら、
     1400円-200円=1200円
     1200円×10=12000円

     チーン。  600円安い~!
    
     お願いします。


【ロープウェイ】


  ゴンドラは、52台あるのだそうです。 
  乗れない、という心配は、無用である。
  停電でもないかぎり。

  神戸港の展望は、とてもいい。

  神戸の景色の名所は、
  ここ、布引ロープウェイからのほか、

  六甲ガーデンテラスや、
ヴィーナス・ブリッジなどがあります。

  今回は、マイクロバスの旅なので、
ここが理想の場所になります。

  ハーブ園の実際は、この頂上に至るまでの
  道すがらの草木に有ると思うのですが、
  ハーブを製品、商品にして
販売しているというのは、
  観光客がターゲットであることは、まちがいない。
  
  お薦めですか? 

ベランダにラベンダーというのは?

  
   【灘の酒蔵】

  六甲の澄んだ伏流水を使って作る酒は、

「灘の酒」

で知られ、
  京都の伏見の酒と並び、
  関西屈指の、日本酒を生み出しています。

  ここ、灘では、3つの酒郷で作られます。

  東から、魚崎郷、御影郷、西郷。

  沢の鶴は、西郷、
  福寿は、御影郷、
  白鶴、菊正宗は、魚崎郷で作られます。

  今回は、菊正宗に行きました。

  新酒が出来たときに、吊す
  木の丸いぼんぼりのようなものが吊されています。
  中に入ると、建物の模型があります。

  そう、この辺りは、10年前の、
  阪神淡路大震災で、打撃を受けた地域。
  ここ、菊正宗も、例外ではありませんでした。

  建物のうち、主要柱は、耐え抜きました。
  それは、そのまま、残して、立て直したもの。


山田  :  They mdke it a rule to hang
tree balls from the eaves
when new sake was produced.

新しい酒が造られると、軒に、球を吊るす  
       習慣があります。


みなさん : Even today ?

      今でも?
 

山田   : No, it's a story decades ago.
See ? Some of the pillars survived
the Great Hanshin Earthquake
about 10 years ago.

      いいえ、何10年も前の話です。
      柱は、何本かは、10年前の
      阪神淡路大震災のときの
      生き残りです。

  
みなさん : Yeah.

       ふーん。

     ヾ(@^▽^@)ノ
 

奥にすすむと、米が並んでいます。
   酒の原料になるもので、品種は、山田錦です。
   ゴタの名前も、山田 錦の変更です。

   山田錦は、酒。
   人間の山田 錦は、酒に弱い。
   すぐに酔っぱらう。

   米の表面を削るのですが、
   これが、35%まで削ったものを
   
    「純米大吟醸」

   といい、最高の酒になります。

   ここ、菊正宗を、代表する純米大吟醸は、
   50%を削り、
   もう、ほぼ米の芯にまで、達した削りようです。
   価格は、10000円以上。

   みなさん、試飲コーナーで、吟醸酒をお試し。

   ただし、このコーナーでは、
   今述べた、純米大吟醸の試飲はありません。
  
    「高いからなー。」

   しょうおまへん。買うて、飲んだってやー。


    【午後4時、出発】

  お酒の試飲で、みなさん、酔っぱらったみたいです。
  酒に弱いのは、山田がその代表選手。

  隣の家が、粕汁炊いただけで、
目が真っ赤になって、歌い出すのでっせー。

  
    【ホテル帰着】

  午後4時40分。ホテル着。


山田 : Thank you.
おつかれさま。


みなさん : Thank you. See you tomorrow.
       ありがとう。じゃ、明日。


   エージェントに終了報告をします。
  
    おしまい。
    山田 錦(ゴタ)