4月1日(火) 【アガサ・ツアーのお客様】


 種子島宇宙局からロケットに乗って、
ちょっと、火星に行ってきました。

 火星人に会いました。

 火星人の足は、8本。
彼らの話によると、我々、地球人も、
8本の足をもっていたのだが、
地球に,移民する際に、4本だけ、
 取り外して、地球にやってきたそうです。

 ・・・・うそです。きょうは、
 エイプリル・フール・・・・

 もう夜になりました。う
 そは、おしまい。(と、思うで。)



 【アガサ・ウォーキング・ツアーヾ(@°▽°@)ノ 】


   さて、一昨日と同じく、
   お迎えは、モントレ・グラスミアでございます。

   モントレ・グラスミアは、結婚式場も兼ねています。

   グラスミアとは何か?
   イングランドにある観光地の名前である。

   
   ほんで、大阪のホテルのグラスミアは、
   そんな牧歌的要素は、微塵もない。

   なにしろ、
  
   このホテルのロビーで交わされる言葉のうち、
   日本語が聞ける
   のは、確率的に、あきらかに、50%を割っている。


   山田の推測では、

   耳にする言語  第1位: 中国語
           第2位: 英 語
           第3位: 日本語


   これは、どういうことか?
   ここは、日本ではないのかもしれない。
   この不思議な空間は、一体なんなのだろう。


    ヾ(@^▽^@)ノ


   フロントで、お部屋に電話。
   一昨日のお客様のうち、
   奈良に、ウォーキング・ツアー
   に出るお客様が、3名。

   山田、きょうは、この3名のツアー。  



   4月3日のツアーも、ここからなので、
   Dimayuga Family 様の confirmation を
   フロントでしていたときに、背後から、


クルズ
ファミリー: Hi Gota san.
          ゴタはん、おはよ。


山田   : Oh Mr. and Mrs. Cruz. Good morning.
       How was the restaurant
       I led you to last night ?
       あ、おはようございます。
       一昨日のレストラン、どうでした?


クルズ
さんご夫妻: Good. Thank you.
       よかったよ。ありがとう。 

    
     山田は、一昨日、ご夫妻と
     そのグループを夕食にスエヒロに
     ご案内していたのです。

     ひとつ気になっていたのは、・・・・
     実は、(神戸牛ではないけれど)
     黒毛和牛を食べさせてくれる店が、
     まさにモントレ・グラスミアには
      あったのだ。

     これを「灯台元暗し」、という。
     もちろんゴタも昔は、これを
        

    「東大元暮らし」
 
   

     と信じていました。

     そして、その意味を、


      「ああ、立派な先生でも、
間違えることがあるんだ。」


     というような意味に解釈していた。


     だが、それが間違いであることに
     気づいたのは、学校で、



先生  :  弘法も筆の誤り、
       ということわざの意味はわかりますか?
はい、では、山田君、
       言ってみて。


山田  :  はい、東大元暮らしです。


クラス全員: わははは・・


先生  : 山田君、「灯台の下は、
      光が差せないから、暗いよね。」
      だから、あんまり身近にあるものは、
      返って気づきにくいんだけど、
      これってそういう意味だよね。


山田  : そうなんですかっ。
      みんなに笑われるのがいやなので、
     
      「 弘法も筆の誤り」

の意味にしておいてほしいのですが・・・


先生  : 山田君、よけい、みんなが笑っちゃうわよ。


みんな : あっはははは


  【教訓】 取り繕う勿れ。



ヾ(@^▽^@)ノ


  さて、ツアーは、きょうは、ウォーキングツアーです。

  モントレーホテルから、近鉄難波駅に移動します。

  そして、奈良行きのキップを、手拍子で、6枚買ったが、


   「あっと、しまった。
    きょうは、2枚でよかったんだ。」



駅員さん : どうしました。


山田   : 間違えて、たくさん買いすぎました。


駅員さん : わかりました。
払い戻しをします。
キップをこちらにください。


    山田、少し迷って、3枚を返却。
そして、お客様が2枚。山田が3枚目を・・・

    どうせ、私ゃ3枚目。
そういう星のもとに生まれているのだ。
    せめて、その星に名前を付けた。「星のスーナ」


    近鉄電車に乗りました。
難波から、奈良までは、快速急行で、約45分。
    特急には、乗ったことがありません。
(特急料金がかかるからね。)

地下鉄

山田 : Look at the mountain ridge over there.
We are passing through it.
And behond the mountain,
there's Nara city lies along the ridge.
ほら、向うに、山だよ。
あの向うに、奈良の町が横たわっています。

          地下鉄

電車の中はすいています。ぺちゃくちゃお話が弾みます。

ミッシェ
ルクルズさん: Are you married ?
ご結婚は?


山田    : (Oh There is a princess in my mind.・・・)

I remain single maybe all my life.
チョンガーでございます。

ミッシェ
ルクルズさん:  Keep hope in mind.
Hope brings you a good partner.
希望よ、希望を持ち続けることよ。
         きっと、いいお相手が現れるわ。


山田 :( ありがとさーん、もう、どうでも、ええんじゃ。)
         (おらの嫁っこはヨ。
         ぐうたら亭主(おらのことだぜ)から
         さっさと逃げて行っ たカシコイ嫁だぜ。)  
           
         Thank you I 'keep hope, ( peace, seven stars,)      
ありがとう。希望を捨てずに・・・


       地下鉄

              【近鉄奈良駅に到着】


     ここで、山田のパンフレットを見てもらおうと、
観光案内所に入っていった。
     が、ゴタのパンフレットはありません。


     (何だ。切らしてやがる。なくなったら、
      連絡することになっているのに。
      まあよい。
      いいってことよ。ゴタさまは、寛容であれかし。
      笑って暮らすべし。
      そのように、決めた。寛容よ、お前と道連れに。)

    https://www.youtube.com/watch?v=8LysvqGLmz4


   【 寛容+笑いの二刀流修行。ワレは、平成宮本武蔵ナリ 】


    山田道初段心得


1:何を書こうとしていたか、忘れた。

2:思い出した。寛容やで。おこったらあかん。
  おこったら、つきが逃げてゆく。

3:笑うかどには、服着たる。
  服や着やいでも、福は来るよて、心配するな。

4:おこるかどには、貧乏神きよっと。
  「こやんといて~、」ゆうたかて、きよっど。

5:ゴタのおっさん、あんた、もう嫁はんなんか、いらんやろ?
  前の逃げていった嫁、今、何しとん?


  以上、りっぱな心がけである・・・・てか?アホちゃう?



 ウサギ


   【タクシーで奈良公園にやってきました。】

 鹿がたくさんいます。鹿はdeerという。
複数形に、Sは付けない。

 deers とはいわない。
それでも、言いたければ、deers と言っても、いいのよ。
 
 なぜ、S が付かないのか、そんなこと、いったってネ。
ゲルマン語の複数形は、
 Sというよりも、本来、

 1: 同尾形

 2: ENを付ける

 3: ERを付ける

 などなど。

  
  ゲルマン語は、北ゲルマン語、東ゲルマン語(消滅)、
西ゲルマン語に分かれます。

  北ゲルマン語は、ノルウェー語、スウェーデン語、
アイスランド語などに分かれていきます。

  西ゲルマン語は、
  高地ドイツ語と低地ドイツ語に分かれます。

  高地ドイツ語は、
  古代高地ドイツ語、中世高地ドイツ語と変遷し、
  やがて、今使われている現代ドイツ語の姿になります。

  一方、低地ドイツ語は、
  英語、オランダ語、フリジア語などで、
高地ドイツ語と
  比べると、語尾変化を捨て去る傾向が著しくなります。


  古代ゲルマン語の原型を
  もっともよく残しているといわれているのが、
  アイスランド語です。

  叙事詩、「ニーベルンゲンの歌」では、
この島国から一族の話が描かれています。
   

  複数形は、sをつけるのが、ノーマルだと思われますが、
中世の教会支配が続く
  中で、ラテン語などの影響により、s 型になりました。

  本来の同尾形(deer、fishなどに残る)や、
  en形(women, childrenなど)、
  er形(消滅)は、姿を消しました。

  一言でいうならば、西ゲルマン語は、
とくに、英語は、ラテン語に駆逐された、
  ということだ。

  
  駆逐されたのは、ヨーロッパ全体では、カエサルが、
ライン川を渡ったときと考えられる。
  カエサルが、ゲルマン語を変え去るのだ。

  それまでは、ライン川が、
  ゲルマン語とラテン語の境界線になっていたのだが、
  ライン川が自由に渡れるようになると、
  ゲルマン語とラテン語は、
  融合する。

  アホ大学のゴタ博士の考えでは、
  ゲラルテマン語が生まれたのではないかと思う。
  
  なぜか?思うことは、自由だからだ・・・・
  とか、あほばっかり、ゆうてやんと、
  さっきの話に戻ろう。

  そう、タクシーで、東大寺参道口まで、行ったんだ。

  歯科がやってきた、(と変換に失敗すると、こうなる。)
  正しくは、
  鹿がやってきた。

  みんな大はしゃぎです。鹿と一緒に、
  そう、30分ぐらいそこで、戯れて
  いらっしゃいました。

   ウサギ


   【東大寺へ】


 
  きょうは、また、同業のガイドさんがいっぱい。
  説明を盗み聞ぎしていると、
  みなさん、創建を752年でご説明。
山田、採点、マル、やて。

   「お前は先生か!」

  あんぽんたん山田も、お客様にご説明。

  あんぽんたんな説明も、フランス語じゃ、
  
  アンポルタン(重要な)説明。しっかりやりましょー。


山田: Look at the main building.  
    That's what we call Golden Hall.
    The biggest wooden structure of the world.
    50 m deep, 57 m wide and 48 m high.

    大仏殿でっせ。
    金堂てゆいますねん。
    奥行き50m、間口57mで、高さが48m。
    木造建造物では、世界一です。

    山田、この順番で説明します。その心は、

    (これ、こんなん、弱ったわ、大仏殿の説明)

     (50 57 48)


    第二バージョンでは、高さ、奥行き、間口、の順です。


    (芝生に、これ、こんなん 作ってええのん?大仏殿) 
     48   50   57
 

みなさん : Ummmnnn
        うーん、さよか。


ご主人  : その前のあの、
       邪魔な緑色したポストみたいなんは何?


山田   : 灯籠やで。  
     


     灯籠は、創建当初のものです。
     平家の放火にも、戦国時代の戦火にも、
     耐えて、その姿をとどめてきたのであります。

     が、しかし、7~8割方、お客様は、
     これを無視して通り過ぎようとします。
     
     そら何も面白みのない、灯籠ですから、当然かも。


     きょうのお客様、


        「あっそ。」


      と言って、ほぼ無視。 


 
    【教訓】


  この話は 

  【 年長者だからと言って、
    ふんぞり返っていてはいけない。】
  
  ということを教えている。


    【大仏殿で】

 
    お堂の中は、時計回り、
    左に進んで、大きく、右廻りします。
    古代インドで、釈尊にまみえると、このように、
    仏様を三周して、挨拶をします。

    だけど、ほとんどの人は、
    堂内を一周したら、出て行きます。
    本日のお客様は、違った。


ご主人 : Can we go around once again ?
      もう一周してもええのでっか?


山田  : Yes, of course. Buddha will be pleased.
      もちろんですがな。仏さんもよろこびはるで。


     【広目天】

ご主人 : Can I take a picture of this ?
      これって、写真に取ってもええのん?


山田  : Yes,please.
      ええ、どうぞ。


ご主人 : Is he Buddha ?

      これも仏はんでっか?


山田  : No, he is Komokuten heavenly being.

      いいえ、これはブッダではなく、広目天という
      仏教を守護する神様です。
  
Judging from what he wears
he came from Asian continent.
In Japan they wore different kind
of armor and helmet.

この彫像が身に着けているものは、
大陸のものです。
      日本の甲冑とは、少し違います。

He and his three other gods are
guardian deity protecting four
directions, in the east by Jikokuten
heavenly warrior, in the south,
by Zouchouten heavenly warrior,
in the west
by this Komokuten heavenly warrior
  and in the north by
Tamonten heavenly warrior.

      この広目天と、
      他の3体は、四方を守る守護神です。
      東は持国天、南は、増長天、
西はこの広目天、そして、北は多聞天が
      守ります。



     【山田、ガイド講習会】


   観光ガイドをする上で、
四天王は、どうしても、説明をはずせない
   必須項目です。覚えましょう。覚え方は、


         地蔵小唄 (じぞうこうた)


         じ  = 持国天

         ぞう = 増長天

        こう = 広目天

          た  = 多聞天


      上から順に、とん なん しゃー ぺー

              東  南  西  北


       なに?あなた、麻雀はしないのですか?

       じゃ、説明します。親が東。
親から時計周りに、南、西、北となります。
       実際の方角も
       そうなっているので、ご確認ください。

       東東東 西西西 南南南 北北北 頭頭

       これを四喜和といいます。役満です。
       36000点でっさ。打ち込んだら、ハコテン。

       天ぷらはハゲテン。マージャンはハコテン。


       ということで、東大寺に行ってきたお話でした。
       きょうは、4時間観光ガイドコース。

       これで、大阪に帰ります。

       東大寺前から、タクシーに乗って、近鉄奈良へ。

       そして、なんばで、お別れとなりました。

         バイバイ

        https://www.youtube.com/watch?v=yhs_ZpZnp7M


        山田 錦(ゴタ)