3月24日(月) 【一般募集の仕事】
守秘義務のある仕事でしたが 8年以上の年月が
過ぎており、問題はないと思い、記事を公開に
切り替えます.(令和4年10月5日)
きょうの仕事は、WAK JAPAN ツアーの
一般募集メールに、応募して取った仕事です。
エージェントの指示に従い、
ハイアット・リージェンシー京都へ。
山田、お客様のネームプレートを作って、持参。
あれは、どこかのメールで、
ここのホテルで、こういう待ち方は、
しないようにしましょう、と
いう呼びかけがあったように思うが、忘れた。
忘れたので、とりあえず、
堂々と、ネームボードを持って立つ。
「止めて下さい。」
と、言われれば、止めればいいんだ。
そう言い聞かせて、ロビーの入り口付近に立ちます。
きょうは、日曜日。
クビに、登録証をぶら下げている人種が、
たくさんいます。
全部みんな同業者。
たくさんいたガイドが、次々に、
彼氏を見つけて、出発します。
山田は、行き遅れたお嫁さん。
ミートの時間(落ち合う時間)は、
すでに、過ぎています。
「あれ~?」
フロントに駆け寄り、部屋に電話をしてもらいます。
フロント : お名前、頂戴できますか?
山田 : DORCAS LEE COLAS
です。
フロント : その名前では、見あたりません。
山田 : お泊まりのはずです。
フロント : そんなことおっしゃられても・・・
山田 : こっちだって、そう言われても・・・
【そんなこと言われても合戦】
1分後、「そんなこと言われても合戦」は、山田軍の敗北。
剣は折れ、体中、包帯を巻き、エージェントに電話
山田 : ノーショー(お客様が来ないときに使う業界語)
なのですが・・・
係 : 折り返し電話します。
しばらく、そこで、待ってていただけます?
山田 : はい、わかりました。
電話を切ると、背後から、声。 「ハロー」
お行儀よく、電話がすむのを、お待ち下さった方。
(あらー、待たなくても、
よかったのよ~。
電話中にお声を
掛けてほしかったわ~。)
贅沢は言ってられません。
すぐに、エージェントに連絡。
「ミートしました。」
お客様 : ハロー、ミスターヤマダ。
ナイスチューミーチュー・・・ペラペラペラ・・・
山田 : ハ、ハロー
こうして、我々は、無事?ツアーをスタートさせました。
山田 : Oh, Ms. Docas Lee Colas.
How about taking a taxi ?
There happens to stop a taxi big
enough for 5 of us over there.
ねえ、ドーカスさん、
タクシーを使いません?あそこに一台、
我々5名、乗れそうな
大きなタクシーが来てますし。
Ms. Docas : Alright. let's.
いいわよ。そうしましょう。
待機タクシーの2台目に、
その大きなタクシーは、待機していました。
セレナクラスの車です。
山田、乗務員に料金を聞きます。
山田 : 金閣寺までですけど、
いくらぐらい、かかりますか?
ドライバー
さん :ここからだと、
メーターで走って、
4000円って、とこかな。
そのあと、どこか行くところがあれば、
貸切制度もありますよ。
その場合、1時間につき、5320円です。
山田、お客様に、お伺い。OKとのこと。
商談成立。いざ、出発~チャペル
【金閣寺へ】
お客様は、アメリカ人です。
ニューヨークからおいでになりました。
ご主人は、仕事の関係で、日本へは、3度目。奥様と、
ふたりのお嬢さん(中学生で、11歳と13歳)は、
はじめてなのだそうです。
ご主人: How many people are living
here in Kyoto ?
京都の人口は、どのくらいなの?
山田 : Roughly, 1 .5 million people are
now living in Kyoto proper.
京都市内は、現在、150万ほどです。
ヾ(@°▽°@)ノ
人口は、よく、聞かれます。
ガイドになるなら、自分の住んでいる
町の人口ぐらいは、言えるようにしましょう。
何?ゴタの住んでる市の人口?
そんなの聞いてどうするの?
ゴタを困らせたいだって?
いやん。
山田の町について、言えることは、
このがさつな町は、その特徴が、自転車だということ。
多すぎる。歩行している人は
ほとんど、いない。山田ぐらいのもの。
みんな自転車です。
それも、スピード出過ぎ。
ピュン ピュン ピュン と
ミサイル発射みたいな速度。
歩いているすぐ、横を走り去っていく。
道路交通法を知らない。
「歩行者のそばを通過するときは、徐行するか、
もしくは、
1m以上の間隔を空けなければならない。」
て、誰にゆうてんねん。
自転車にゆわんかい、おっさん。すんまへん。
まあ、けんかする気おまへんので、我慢しまっさ。
しても負けるし。
【原谷苑】
お客様、桜が見たいとおっしゃいます。
まだ、京都では、桜の木は、骸骨です。
奥様 : How many more days until we enjoy the bloom ?
いつ咲くの?
山田 : (桜に聞けや。)
Oh well, maybe, two weeks
to go until full bloom.
満開ゆうたら、2週間ぐらいでっせ。

原谷苑には、きょう現在、梅と、
みつまた、という黄色い花しか、
咲いていません。入園料金は、無料ですけど。
【プロの花さかじいさん 】
それは、その人が木に近づくだけで、花は、歓喜に満ち溢れ、
たちまち満開になるという、そういうパワーを養おうと思う。
【花咲初段をめざすゴタ】
決意を新たに、移動。
【竜安寺へ】
中学生のお子さんには、
この竜安寺の石庭を見ても、つまらないと思います。
でも、お父さんや、
お母さんの方に耳を傾けるのが、ゴタの本性。
その本性は
「お金」
に結びついている。
仏教で言えば、お金という毒矢に射貫かれている。
そういうわけで、どこを見たいか、という話は、子供さんの意見を無視し、
もっぱら、ご主人と奥様の意見に、右往左往されるゴタ。
これは、定業堕獄の兆しである。
いかん。信心改良がのぞまれる。
ト
ゴタ : The temple was built in 1450
by shogunal deputy, Katsumoto Hosokawa.
寺は、1450年に,
管領・細川勝元が、建てました。
ゴタも、鈍い質(たち)なので、
彼らの母語が、英語でないことに、今頃
気づきました。
ゴタの説明が、上滑りしていたのは、
まあ、こちらの、語学力不足も
あるだろうが、聞き手にも、原因がある。
聞けば、お国は、Israel (イズラエウ)
イスラエルなのだそうで、
Hebrew (ヘブライ語)が母語。
(ああ、そういえば、
ヘブライ語の入門書を、昨年買ったっけ。
ああ、買ったなあ。
でも、あれ、本棚で、冬眠したままだぜ。
じゃ、君、起こしてやれよ。
いや、寝かせておこう。
寝かせたウィスキーがおいしくなるように。
なるものか。)
石庭で、瞑想するということは、
果ては、サントリー山崎までが、脳裏
をかすめる。
【ゴタのガイドの昼食の定番は、レストランさと】
ゴタのガイドの昼食の定番は、レストランさと。
(頻出問題)(何の?)
(ゴタ検定1級)
(ああ、そうだともよ。お前のアホは、1級品さ。)
ここで、タクシーの貸切契約を終了。
ここからは、流しタクシーを
乗り継ぎ、観光です。
支払いを終わると、ドライバーさんが、提案します。
ドライバーさん: 私もどうせ、昼食を取るのだし、
よければ、待ちメーターをかけずに
食事が終わるまで、お待ちして、
祇園まで送らさせてもらいます。
ヾ(@°▽°@)ノ
ここから、祇園までは、中型タクシーで、
2500円~3000円ほど。
ジャンボで、3000円~3500円。
このミニジャンボなら、2700円~3300円と推測して、
OKの返事をする。
ところで、予定を変更し、二条城に行くことに。
【二条城】
到着したときに、ここで、清算して、
乗り捨てれば、よかったのだが、
「待ちメーターは、かけない。」
と言われたことを信じて、そのまま、駐車場に入れて、待ってもらった。
これが原因で、このあと、祇園でトラブルが生じた。
ドライバーさんは、
「お客さんが、待て、と言ったのだから、
当然、待ちメーターがかかる。」
ゴタは、
「あなた、待ちメーターをかけないと言ったじゃない。」
ドライバーさん : それは、食事のときでしょ。そのあとは、メーター走行するって
言いましたよね。
ゴタ : 祇園までは、待ちメーターをかけないって、
おっしゃいましたよ。
ドライバーさん : でも、二条城に立ち寄る話は
聞いていませんでした。
食事時なら、いざ知らず、
賃走で 1時間近くも、営業ストップ
させられたら、たまりません。
このとき、ドライバーさんは、メーターカバーをしていました。
違反です。
カバーの違反がなければ、二条城で、清算していたと思う。
どうしても、こちらに、油断させる悪意があったと思う。
苦情をドライバーさんに言いました。
「待ちをかける」と言ってくれれば、
清算して終了していたはずだ。」と。
結論は、メーター分は支払うことに。7780円でした。
およそ、2倍のタクシー料金です。
そして、それを支払ったのは、結局、お客様でした。
お客様は、最後、予定していた「清水寺」を取りやめました。
「疲れた」からだといいます。
気分的に疲れたのでしょう。
【八坂の塔】
で、写真を撮ったあと、
お客様は、流しタクシーを拾って、
ハイアットリージェンシーホテルに
先に帰りました。
ゴタは、30分早く終了した旨をエージェントに連絡し、
京阪の駅に。
しかし、どう考えても、お客様が気の毒です。
そこで、
「いい思い出作りを手伝うのがガイドの仕事のはず。」
そのように、原点にもどって、考えると、
「ここは、タクシー代を弁償しよう。」
という結論に達しました。
平野から二条城までは、推定、2500円。
二条城から、祇園までは、推定1000円
ということは、3500円。
ゴタ、お客様に連絡し、ロビーで待ってもらい、ホテルに直行。
4000円お渡しして、
「すみません。私が、たよりないばかりに、
ずるい運転手に、ぼったくられました。」
「気にするな。そんなこともあるだろうさ。
でも、ほんとに、ありがとね。わざわざ。」
お客様は、握手の手を差し伸べました。
ゴタも、しっかり握って、
(もっと、しっかりしたガイドになります。)
と、自分に言い聞かせるのでありました。
きょうは、なんだか、暗い気分の仕事になってしまいました。
まあ、お客様のお言葉をいただき、
「こんな日もあるさ。」
ということにしましょう。
本日の収入
ガイド料金ードライバーさんへのチップーお客様への弁償=収入
=25000-1000-4000=20000
(源泉徴収分もあるで。2500円)
交通費が別に嵩んだことをのぞけば、
まあ、いつもと、変りのないガイド料金です。
くじけず、行こう。
またね。バイバイ ≪ ゴタぴょん ≫
守秘義務のある仕事でしたが 8年以上の年月が
過ぎており、問題はないと思い、記事を公開に
切り替えます.(令和4年10月5日)
きょうの仕事は、WAK JAPAN ツアーの
一般募集メールに、応募して取った仕事です。
エージェントの指示に従い、
ハイアット・リージェンシー京都へ。
山田、お客様のネームプレートを作って、持参。
あれは、どこかのメールで、
ここのホテルで、こういう待ち方は、
しないようにしましょう、と
いう呼びかけがあったように思うが、忘れた。
忘れたので、とりあえず、
堂々と、ネームボードを持って立つ。
「止めて下さい。」
と、言われれば、止めればいいんだ。
そう言い聞かせて、ロビーの入り口付近に立ちます。
きょうは、日曜日。
クビに、登録証をぶら下げている人種が、
たくさんいます。
全部みんな同業者。
たくさんいたガイドが、次々に、
彼氏を見つけて、出発します。
山田は、行き遅れたお嫁さん。
ミートの時間(落ち合う時間)は、
すでに、過ぎています。
「あれ~?」
フロントに駆け寄り、部屋に電話をしてもらいます。
フロント : お名前、頂戴できますか?
山田 : DORCAS LEE COLAS
です。
フロント : その名前では、見あたりません。
山田 : お泊まりのはずです。
フロント : そんなことおっしゃられても・・・
山田 : こっちだって、そう言われても・・・
【そんなこと言われても合戦】
1分後、「そんなこと言われても合戦」は、山田軍の敗北。
剣は折れ、体中、包帯を巻き、エージェントに電話
山田 : ノーショー(お客様が来ないときに使う業界語)
なのですが・・・
係 : 折り返し電話します。
しばらく、そこで、待ってていただけます?
山田 : はい、わかりました。
電話を切ると、背後から、声。 「ハロー」
お行儀よく、電話がすむのを、お待ち下さった方。
(あらー、待たなくても、
よかったのよ~。
電話中にお声を
掛けてほしかったわ~。)
贅沢は言ってられません。
すぐに、エージェントに連絡。
「ミートしました。」
お客様 : ハロー、ミスターヤマダ。
ナイスチューミーチュー・・・ペラペラペラ・・・
山田 : ハ、ハロー
こうして、我々は、無事?ツアーをスタートさせました。
山田 : Oh, Ms. Docas Lee Colas.
How about taking a taxi ?
There happens to stop a taxi big
enough for 5 of us over there.
ねえ、ドーカスさん、
タクシーを使いません?あそこに一台、
我々5名、乗れそうな
大きなタクシーが来てますし。
Ms. Docas : Alright. let's.
いいわよ。そうしましょう。
待機タクシーの2台目に、
その大きなタクシーは、待機していました。
セレナクラスの車です。
山田、乗務員に料金を聞きます。
山田 : 金閣寺までですけど、
いくらぐらい、かかりますか?
ドライバー
さん :ここからだと、
メーターで走って、
4000円って、とこかな。
そのあと、どこか行くところがあれば、
貸切制度もありますよ。
その場合、1時間につき、5320円です。
山田、お客様に、お伺い。OKとのこと。
商談成立。いざ、出発~チャペル
【金閣寺へ】
お客様は、アメリカ人です。
ニューヨークからおいでになりました。
ご主人は、仕事の関係で、日本へは、3度目。奥様と、
ふたりのお嬢さん(中学生で、11歳と13歳)は、
はじめてなのだそうです。
ご主人: How many people are living
here in Kyoto ?
京都の人口は、どのくらいなの?
山田 : Roughly, 1 .5 million people are
now living in Kyoto proper.
京都市内は、現在、150万ほどです。
ヾ(@°▽°@)ノ
人口は、よく、聞かれます。
ガイドになるなら、自分の住んでいる
町の人口ぐらいは、言えるようにしましょう。
何?ゴタの住んでる市の人口?
そんなの聞いてどうするの?
ゴタを困らせたいだって?
いやん。
山田の町について、言えることは、
このがさつな町は、その特徴が、自転車だということ。
多すぎる。歩行している人は
ほとんど、いない。山田ぐらいのもの。
みんな自転車です。
それも、スピード出過ぎ。
ピュン ピュン ピュン と
ミサイル発射みたいな速度。
歩いているすぐ、横を走り去っていく。
道路交通法を知らない。
「歩行者のそばを通過するときは、徐行するか、
もしくは、
1m以上の間隔を空けなければならない。」
て、誰にゆうてんねん。
自転車にゆわんかい、おっさん。すんまへん。
まあ、けんかする気おまへんので、我慢しまっさ。
しても負けるし。
【原谷苑】
お客様、桜が見たいとおっしゃいます。
まだ、京都では、桜の木は、骸骨です。
奥様 : How many more days until we enjoy the bloom ?
いつ咲くの?
山田 : (桜に聞けや。)
Oh well, maybe, two weeks
to go until full bloom.
満開ゆうたら、2週間ぐらいでっせ。

原谷苑には、きょう現在、梅と、
みつまた、という黄色い花しか、
咲いていません。入園料金は、無料ですけど。
【プロの花さかじいさん 】
それは、その人が木に近づくだけで、花は、歓喜に満ち溢れ、
たちまち満開になるという、そういうパワーを養おうと思う。
【花咲初段をめざすゴタ】
決意を新たに、移動。
【竜安寺へ】
中学生のお子さんには、
この竜安寺の石庭を見ても、つまらないと思います。
でも、お父さんや、
お母さんの方に耳を傾けるのが、ゴタの本性。
その本性は
「お金」
に結びついている。
仏教で言えば、お金という毒矢に射貫かれている。
そういうわけで、どこを見たいか、という話は、子供さんの意見を無視し、
もっぱら、ご主人と奥様の意見に、右往左往されるゴタ。
これは、定業堕獄の兆しである。
いかん。信心改良がのぞまれる。
ト ゴタ : The temple was built in 1450
by shogunal deputy, Katsumoto Hosokawa.
寺は、1450年に,
管領・細川勝元が、建てました。
ゴタも、鈍い質(たち)なので、
彼らの母語が、英語でないことに、今頃
気づきました。
ゴタの説明が、上滑りしていたのは、
まあ、こちらの、語学力不足も
あるだろうが、聞き手にも、原因がある。
聞けば、お国は、Israel (イズラエウ)
イスラエルなのだそうで、
Hebrew (ヘブライ語)が母語。
(ああ、そういえば、
ヘブライ語の入門書を、昨年買ったっけ。
ああ、買ったなあ。
でも、あれ、本棚で、冬眠したままだぜ。
じゃ、君、起こしてやれよ。
いや、寝かせておこう。
寝かせたウィスキーがおいしくなるように。
なるものか。)
石庭で、瞑想するということは、
果ては、サントリー山崎までが、脳裏
をかすめる。
【ゴタのガイドの昼食の定番は、レストランさと】
ゴタのガイドの昼食の定番は、レストランさと。
(頻出問題)(何の?)
(ゴタ検定1級)
(ああ、そうだともよ。お前のアホは、1級品さ。)
ここで、タクシーの貸切契約を終了。
ここからは、流しタクシーを
乗り継ぎ、観光です。
支払いを終わると、ドライバーさんが、提案します。
ドライバーさん: 私もどうせ、昼食を取るのだし、
よければ、待ちメーターをかけずに
食事が終わるまで、お待ちして、
祇園まで送らさせてもらいます。
ヾ(@°▽°@)ノ
ここから、祇園までは、中型タクシーで、
2500円~3000円ほど。
ジャンボで、3000円~3500円。
このミニジャンボなら、2700円~3300円と推測して、
OKの返事をする。
ところで、予定を変更し、二条城に行くことに。
【二条城】
到着したときに、ここで、清算して、
乗り捨てれば、よかったのだが、
「待ちメーターは、かけない。」
と言われたことを信じて、そのまま、駐車場に入れて、待ってもらった。
これが原因で、このあと、祇園でトラブルが生じた。
ドライバーさんは、
「お客さんが、待て、と言ったのだから、
当然、待ちメーターがかかる。」
ゴタは、
「あなた、待ちメーターをかけないと言ったじゃない。」
ドライバーさん : それは、食事のときでしょ。そのあとは、メーター走行するって
言いましたよね。
ゴタ : 祇園までは、待ちメーターをかけないって、
おっしゃいましたよ。
ドライバーさん : でも、二条城に立ち寄る話は
聞いていませんでした。
食事時なら、いざ知らず、
賃走で 1時間近くも、営業ストップ
させられたら、たまりません。
このとき、ドライバーさんは、メーターカバーをしていました。
違反です。
カバーの違反がなければ、二条城で、清算していたと思う。
どうしても、こちらに、油断させる悪意があったと思う。
苦情をドライバーさんに言いました。
「待ちをかける」と言ってくれれば、
清算して終了していたはずだ。」と。
結論は、メーター分は支払うことに。7780円でした。
およそ、2倍のタクシー料金です。
そして、それを支払ったのは、結局、お客様でした。
お客様は、最後、予定していた「清水寺」を取りやめました。
「疲れた」からだといいます。
気分的に疲れたのでしょう。
【八坂の塔】
で、写真を撮ったあと、
お客様は、流しタクシーを拾って、
ハイアットリージェンシーホテルに
先に帰りました。
ゴタは、30分早く終了した旨をエージェントに連絡し、
京阪の駅に。
しかし、どう考えても、お客様が気の毒です。
そこで、
「いい思い出作りを手伝うのがガイドの仕事のはず。」
そのように、原点にもどって、考えると、
「ここは、タクシー代を弁償しよう。」
という結論に達しました。
平野から二条城までは、推定、2500円。
二条城から、祇園までは、推定1000円
ということは、3500円。
ゴタ、お客様に連絡し、ロビーで待ってもらい、ホテルに直行。
4000円お渡しして、
「すみません。私が、たよりないばかりに、
ずるい運転手に、ぼったくられました。」
「気にするな。そんなこともあるだろうさ。
でも、ほんとに、ありがとね。わざわざ。」
お客様は、握手の手を差し伸べました。
ゴタも、しっかり握って、
(もっと、しっかりしたガイドになります。)
と、自分に言い聞かせるのでありました。
きょうは、なんだか、暗い気分の仕事になってしまいました。
まあ、お客様のお言葉をいただき、
「こんな日もあるさ。」
ということにしましょう。
本日の収入
ガイド料金ードライバーさんへのチップーお客様への弁償=収入
=25000-1000-4000=20000
(源泉徴収分もあるで。2500円)
交通費が別に嵩んだことをのぞけば、
まあ、いつもと、変りのないガイド料金です。
くじけず、行こう。
またね。バイバイ ≪ ゴタぴょん ≫