10月31日(木)
【リッチェルさん、トロッコに乗る】
ホテル・オークラがお迎え先。
午前10時のツアー開始時間です。
昨日、ホテルに預けていた車は、すでに、玄関前。
さきほどから、山田の先輩通訳ガイド、
吉野さくらさんが、
日程表に目を通していらっしゃいます。
もともと、フレキシブル・ツアーということで、
明確な日程表なしに、やってきたのですが、
本日だけ、例外的に、日程が作成されました。
午前10時 : ホテル・オークラ出発
午前11時30分 : トロッコ亀岡駅着
正午 : 嵐山駅着~嵯峨野散策
午後1時30分 : 食事 嵐山
午後3時00分 : 京都御所見学
午後4時00分 : 錦市場
午後4時50分 : チェックイン
午後5時20分 : 終了
トロッコ亀岡駅まで、車で行きまして、
お客様と、通訳ガイドの吉野さんが、
トロッコに乗ります。
山田は、車を嵐山に回送です。
約束の場所は、レストラン嵐山。
トロッコは、25分で、嵐山に着くことが出来ます。
山田は、その倍の時間がかかります。
うさぎは、昼寝をするから、カメに負けますが、
トロッコは、昼寝をしないので、車よりも
早いのです。
【教訓】 さぼらなければ、早いものは、早い。
吉野チームは、嵯峨野散策をして、
まだ時間調整のため、天竜寺の庭園見学
をする、という連絡が入りました。
山田、そのころ、レストラン嵐山の駐車場が、
満車のため、立ち往生。結局、
その先の市営駐車場に入れることとなりました。
よって、食事場所も 「レストラン嵐山」である必要がなくなった。
吉野班は、天龍寺を散策中。
山田班(山田ひとりだけやけど)は、食事場所を物色中。
・・・ひとり旅の男 背中で呼び止める若い女の声
「何~?
」
「こちらで、お食事いかがですか?」
「え、あんたと一緒に食事をするの?(そんなわけないか!)」
「(;^_^Aいいえ。この5%割引の食事券をお使い下さい。」
「あ、これ、いいね。この2階なの?」
「はい。見晴らしがいいですよ。是非。」
山田、吉野班に連絡。
「 清修庵という
おみやげ屋さんの2階なんだって。
5%引きの券をもってますので。」
そして、合流。
奥様 : We'll invite you, Mr. Yamada.
ご招待しますわよ、山田さん。
山田 : ( しまった。今、そこで、
カレーライスを食べたばかり。)
Thank you anyway. I 'm full.
すんません。おなかいっぱいで。
奥様 : Have you finished your meal ?
お食事、すんだの?
山田 : Kind of.
そんな感じで・・・
【教訓】 先んずれば、人を制す、
という法則は、裕福な人に当てはまる。
貧乏人には、
「あわてる乞食はもらいが少ない。」
という法則があてはまる。
【ひま人は、おみやげ売り場をうろつく。】
基本的に、我が人生は、ひまな人生である。
何もすることがない。待つこと以外、
何も。お土産売り場の中を行ったり来たり。
そのうろつく旅の最終場所は、ソフトクリーム売り場。
店員さん : コーンにしますか?
山田 : 紺? いや、緑でしょ?抹茶ソフトですよ。
店員さん : はい。緑色の抹茶ソフトを、
コーンで、お召し上がりですね?
山田 : あ、ああ、ごめんなさい。
こーん度は、意味がわかりました。
そうです。
お願いします。
ここは、梅宮辰夫の店。
山田は、抹茶ソフト。梅宮辰夫は、マッチョ男。
あかん、あかん。どっこも、似てませんで。どっこも。
食事は終わりました。これから、京都御所の見学です。
引率者は、マダム吉野。
山田運転手は、御所周辺で、待機。
お昼寝~っと思ったが、だめー。先輩が仕事
をしているのに、何ちゅう、横着な。
そこで、待つ身ではありながら、
営業の仕事に行ってまいりました。
行った先は、京都ブライトンホテル。
コーヒーに入れるミルクみたいな名前ですが、
あんまり、外国のお客様は多くないホテルです。
あと、第二日赤で、時間つぶし。
ピックアップは、ワンギリが、合図。
場所は、下車場所。中立売御門。
山田観光パンフレットはもうありません。
あれば、パレスサイドホテル、ガーデンパレス
ホテル、平安ホテル・・・いろいろあるところ。
でも、もうじゅうぶんだ。
そんなにあちこち、種まきしなくても、
今のペースで、ちょうど
いい湯加減だ。
【錦市場】
やっと、携帯に呼び出し音が1回。迎えに出る合図である。
出発。府庁前の信号、烏丸丸太町の信号、
あとは、どの信号にも、かからず、
電話を受けて、
3分後(かどうか計っていないので知らぬが)に、合流。
今度は、錦市場。ここも、大きな車を止める場所がありません。
(というか、市バス以外の大型車両は、通行禁止になっています。)
山田の車両は、普通車扱い。(10人乗り車両までは、法律上、普通車)
であるが、烏丸四条から、河原町四条まで、どこにも、止めていい場所は
ありません。
不法駐車なので、いつでも、反則キップが切られる恐れが
あります。
大空に鷹や鳶が輪を描いて回っている下の草原で、白いうさぎが、
「私を食べて
」
と、言っているようなものだ。
鷹とは、緑の制服を着た交通巡視員。
爪とは、その鷹の持つカメラ。
うさぎのはらわたとは、山田車両のナンバープレート。
カシャッと写されたら、おしまい。
そのカメラは、自動的に、警察に電送されます。
後日、うれしいお知らせが来るのです。
「いらないわ。」
四条東洞院。
ここを北に歩けば、錦市場の入り口です。
その出口は、約300メートル
先の四条寺町。
その寺町に、ワンギリコールを合図に出迎える計画です。
それまで、鷹に注意しながら、
野原の木陰を探して、じっとするゴタ車両。
一応、逃げ道のある場所に待機。
逃げ道は、柳馬場と麩屋町。うさぎの穴である。
「カメさん遅いなあ。まだかなあ。」
うさぎは、ぼやきながら、
麩屋町と呼ばれるうさぎの穴で待っています。
この穴は、最後の穴になります。
この先、車両を動かせば、あとは、もう、御幸町
の穴しか、ありません。
でも、この穴は、逆一方通行で、潜り込むことができません。
つまり、穴ではないのです。
こんなところに来るうさぎは、
アホうさぎなのですが、そう、そのアホうさぎが、
やってきました。
ご存じ、イナバの白うさぎは、ハッピーエンドを迎えます。
では、イナカのアホうさぎは、
どうなるのでしょうか?
何と、大胆にも、御幸町穴を通り過ぎ、
電話の合図もないのに、四条寺町の待ち合わせ場所
に、すでに、来ているではありませんか。
「だって、アホうさぎなんだもん。」
ここは、寺町京極と呼ばれる、市内屈指の繁華街。
この角っこのは、交番署もあります。
その交番署には、常時、おまわりさんが出入りしています。
「ねえ、山田君、おまわりさんが来たら、どうするの?」
「パトロール、ご苦労様ですって、言うんだよ。」
「君、バカだろ?反則切符切られるよ。」
( ̄_ ̄ i)
山田国会は閉会しました。
幸運の黄色いハンカチが掲げられるように、
プラットホームのベルが鳴る
(鳴れへんぞ。今の時代!)ように、
山田の携帯にワンギリが、鳴った。
ラブコールが鳴った。プッ 変な音も鳴った。
そして、新京極(一本、東の商店街)から、
こっちに歩いてくる集団があった。
そは何者ぞ。そはかの人か。
ケイリーグラントとデボラカーは、
めぐり逢いを果たしました。1957年。
山田と、吉野さくら一行もまた、
めぐり逢いを果たした。
これを
「京のめぐり逢い」
という・・・・・わけないがな。アホたれ。
(・・;)
吉野先輩 : ありがとう。
山田 : ウエルカム・バック
みなさん : Thanks
おおきに。
リッチェルさん : Can we go now to the office of
the hotel for check-in ?
チェックインしに行きたいんだけど。
京町屋一軒貸しの宿は、
祗園にあるのですが、このチェックインは、
別の場所、烏丸七条の、南西角にあるビルです。
こんなの、よほど、
旅行事情に長けていなければ、わからぬはず。
一応、リッチェルさんとこは、旅行会社。
なめたらあかんで。
(・ω・)/
【幸遊庵】
チェックイン事務所で、手続きを終え、
いよいよ、やってきました。
祗園花見小路の
近く、建仁寺さんから、東へ徒歩1分。
金比羅神社の鳥居の隣。ここに、紅殻格子
の京町屋があります。
スタッフは、いません。
貸切宿です。自分たちで、荷物を降ろします。
時刻は、午後5時30分。
ここで、吉野さんの業務は終了。
ゴタは、車をガレージに入れに行きます。 が、そのとき、
レオさん: Can you send me to a near-by supermarket ?
近くのスーパーまで、乗っけてよ。
ゴタ : Sure.
(ローラ、)いいよー。
祗園の近くにスーパーなど、ありません。
石段下のローソンに送る。
なんだか、ペットボトルをたくさん買いたいから、
待ってて、もう一度、
宿に送ってくれと言う。
OKである。
ローラいいよ。(だれがローラやねん!あほのおっさん。)
石段下から東山をぐるりと回り、安井を左折、
リッチェルの森に帰ってきました。
これにて、業務終了。
「明日は、午前10時に、迎えに来てね。」
と、リッチェルさん。
「(ローラちゃうけど)いいよー。」
と、山田
車は去って行きました。テールランプをにじませて。

おしまい
山田 錦
【リッチェルさん、トロッコに乗る】
ホテル・オークラがお迎え先。
午前10時のツアー開始時間です。
昨日、ホテルに預けていた車は、すでに、玄関前。
さきほどから、山田の先輩通訳ガイド、
吉野さくらさんが、
日程表に目を通していらっしゃいます。
もともと、フレキシブル・ツアーということで、
明確な日程表なしに、やってきたのですが、
本日だけ、例外的に、日程が作成されました。
午前10時 : ホテル・オークラ出発
午前11時30分 : トロッコ亀岡駅着
正午 : 嵐山駅着~嵯峨野散策
午後1時30分 : 食事 嵐山
午後3時00分 : 京都御所見学
午後4時00分 : 錦市場
午後4時50分 : チェックイン
午後5時20分 : 終了
トロッコ亀岡駅まで、車で行きまして、
お客様と、通訳ガイドの吉野さんが、
トロッコに乗ります。
山田は、車を嵐山に回送です。
約束の場所は、レストラン嵐山。
トロッコは、25分で、嵐山に着くことが出来ます。
山田は、その倍の時間がかかります。
うさぎは、昼寝をするから、カメに負けますが、
トロッコは、昼寝をしないので、車よりも
早いのです。
【教訓】 さぼらなければ、早いものは、早い。
吉野チームは、嵯峨野散策をして、
まだ時間調整のため、天竜寺の庭園見学
をする、という連絡が入りました。
山田、そのころ、レストラン嵐山の駐車場が、
満車のため、立ち往生。結局、
その先の市営駐車場に入れることとなりました。
よって、食事場所も 「レストラン嵐山」である必要がなくなった。
吉野班は、天龍寺を散策中。
山田班(山田ひとりだけやけど)は、食事場所を物色中。
・・・ひとり旅の男 背中で呼び止める若い女の声
「何~?
」 「こちらで、お食事いかがですか?」
「え、あんたと一緒に食事をするの?(そんなわけないか!)」
「(;^_^Aいいえ。この5%割引の食事券をお使い下さい。」
「あ、これ、いいね。この2階なの?」
「はい。見晴らしがいいですよ。是非。」
山田、吉野班に連絡。
「 清修庵という
おみやげ屋さんの2階なんだって。
5%引きの券をもってますので。」
そして、合流。
奥様 : We'll invite you, Mr. Yamada.
ご招待しますわよ、山田さん。
山田 : ( しまった。今、そこで、
カレーライスを食べたばかり。)
Thank you anyway. I 'm full.
すんません。おなかいっぱいで。
奥様 : Have you finished your meal ?
お食事、すんだの?
山田 : Kind of.
そんな感じで・・・
【教訓】 先んずれば、人を制す、
という法則は、裕福な人に当てはまる。
貧乏人には、
「あわてる乞食はもらいが少ない。」
という法則があてはまる。
【ひま人は、おみやげ売り場をうろつく。】
基本的に、我が人生は、ひまな人生である。
何もすることがない。待つこと以外、
何も。お土産売り場の中を行ったり来たり。
そのうろつく旅の最終場所は、ソフトクリーム売り場。
店員さん : コーンにしますか?
山田 : 紺? いや、緑でしょ?抹茶ソフトですよ。
店員さん : はい。緑色の抹茶ソフトを、
コーンで、お召し上がりですね?
山田 : あ、ああ、ごめんなさい。
こーん度は、意味がわかりました。
そうです。
お願いします。
ここは、梅宮辰夫の店。
山田は、抹茶ソフト。梅宮辰夫は、マッチョ男。
あかん、あかん。どっこも、似てませんで。どっこも。
食事は終わりました。これから、京都御所の見学です。
引率者は、マダム吉野。
山田運転手は、御所周辺で、待機。
お昼寝~っと思ったが、だめー。先輩が仕事
をしているのに、何ちゅう、横着な。
そこで、待つ身ではありながら、
営業の仕事に行ってまいりました。
行った先は、京都ブライトンホテル。
コーヒーに入れるミルクみたいな名前ですが、
あんまり、外国のお客様は多くないホテルです。
あと、第二日赤で、時間つぶし。
ピックアップは、ワンギリが、合図。
場所は、下車場所。中立売御門。
山田観光パンフレットはもうありません。
あれば、パレスサイドホテル、ガーデンパレス
ホテル、平安ホテル・・・いろいろあるところ。
でも、もうじゅうぶんだ。
そんなにあちこち、種まきしなくても、
今のペースで、ちょうど
いい湯加減だ。
【錦市場】
やっと、携帯に呼び出し音が1回。迎えに出る合図である。
出発。府庁前の信号、烏丸丸太町の信号、
あとは、どの信号にも、かからず、
電話を受けて、
3分後(かどうか計っていないので知らぬが)に、合流。
今度は、錦市場。ここも、大きな車を止める場所がありません。
(というか、市バス以外の大型車両は、通行禁止になっています。)
山田の車両は、普通車扱い。(10人乗り車両までは、法律上、普通車)
であるが、烏丸四条から、河原町四条まで、どこにも、止めていい場所は
ありません。
不法駐車なので、いつでも、反則キップが切られる恐れが
あります。
大空に鷹や鳶が輪を描いて回っている下の草原で、白いうさぎが、
「私を食べて
」 と、言っているようなものだ。
鷹とは、緑の制服を着た交通巡視員。
爪とは、その鷹の持つカメラ。
うさぎのはらわたとは、山田車両のナンバープレート。
カシャッと写されたら、おしまい。
そのカメラは、自動的に、警察に電送されます。
後日、うれしいお知らせが来るのです。
「いらないわ。」
四条東洞院。
ここを北に歩けば、錦市場の入り口です。
その出口は、約300メートル
先の四条寺町。
その寺町に、ワンギリコールを合図に出迎える計画です。
それまで、鷹に注意しながら、
野原の木陰を探して、じっとするゴタ車両。
一応、逃げ道のある場所に待機。
逃げ道は、柳馬場と麩屋町。うさぎの穴である。
「カメさん遅いなあ。まだかなあ。」
うさぎは、ぼやきながら、
麩屋町と呼ばれるうさぎの穴で待っています。
この穴は、最後の穴になります。
この先、車両を動かせば、あとは、もう、御幸町
の穴しか、ありません。
でも、この穴は、逆一方通行で、潜り込むことができません。
つまり、穴ではないのです。
こんなところに来るうさぎは、
アホうさぎなのですが、そう、そのアホうさぎが、
やってきました。
ご存じ、イナバの白うさぎは、ハッピーエンドを迎えます。
では、イナカのアホうさぎは、
どうなるのでしょうか?
何と、大胆にも、御幸町穴を通り過ぎ、
電話の合図もないのに、四条寺町の待ち合わせ場所
に、すでに、来ているではありませんか。
「だって、アホうさぎなんだもん。」
ここは、寺町京極と呼ばれる、市内屈指の繁華街。
この角っこのは、交番署もあります。
その交番署には、常時、おまわりさんが出入りしています。
「ねえ、山田君、おまわりさんが来たら、どうするの?」
「パトロール、ご苦労様ですって、言うんだよ。」
「君、バカだろ?反則切符切られるよ。」
( ̄_ ̄ i)
山田国会は閉会しました。
幸運の黄色いハンカチが掲げられるように、
プラットホームのベルが鳴る
(鳴れへんぞ。今の時代!)ように、
山田の携帯にワンギリが、鳴った。
ラブコールが鳴った。プッ 変な音も鳴った。
そして、新京極(一本、東の商店街)から、
こっちに歩いてくる集団があった。
そは何者ぞ。そはかの人か。
ケイリーグラントとデボラカーは、
めぐり逢いを果たしました。1957年。
山田と、吉野さくら一行もまた、
めぐり逢いを果たした。
これを
「京のめぐり逢い」
という・・・・・わけないがな。アホたれ。
(・・;)
吉野先輩 : ありがとう。
山田 : ウエルカム・バック
みなさん : Thanks
おおきに。
リッチェルさん : Can we go now to the office of
the hotel for check-in ?
チェックインしに行きたいんだけど。
京町屋一軒貸しの宿は、
祗園にあるのですが、このチェックインは、
別の場所、烏丸七条の、南西角にあるビルです。
こんなの、よほど、
旅行事情に長けていなければ、わからぬはず。
一応、リッチェルさんとこは、旅行会社。
なめたらあかんで。
(・ω・)/
【幸遊庵】
チェックイン事務所で、手続きを終え、
いよいよ、やってきました。
祗園花見小路の
近く、建仁寺さんから、東へ徒歩1分。
金比羅神社の鳥居の隣。ここに、紅殻格子
の京町屋があります。
スタッフは、いません。
貸切宿です。自分たちで、荷物を降ろします。
時刻は、午後5時30分。
ここで、吉野さんの業務は終了。
ゴタは、車をガレージに入れに行きます。 が、そのとき、
レオさん: Can you send me to a near-by supermarket ?
近くのスーパーまで、乗っけてよ。
ゴタ : Sure.
(ローラ、)いいよー。
祗園の近くにスーパーなど、ありません。
石段下のローソンに送る。
なんだか、ペットボトルをたくさん買いたいから、
待ってて、もう一度、
宿に送ってくれと言う。
OKである。
ローラいいよ。(だれがローラやねん!あほのおっさん。)
石段下から東山をぐるりと回り、安井を左折、
リッチェルの森に帰ってきました。
これにて、業務終了。
「明日は、午前10時に、迎えに来てね。」
と、リッチェルさん。
「(ローラちゃうけど)いいよー。」
と、山田
車は去って行きました。テールランプをにじませて。

おしまい
山田 錦