１２月２９日 （土）
朝食準備完了。さあ、食べよう・・・・
と思ったとき、電話。
なんちゅう、タイミングの悪い電話。
山田 ： はいはい。山田です。
電話 ： お世話になります。
こちら、ANAクラウンプラザ大阪です。
すみません。突然ですが、
いまからって、ガイドをお願いできますか？
山田 ： あ、はい。いつからでも、どうぞ。
コンシェ ： それが、お客様は、ロシアの方なんですが・・・
ルジュさん
山田 ： それは、おあいにくさまです。
私は英語の許可証しか持っていませんので・・
コンシェ ： お客様は英語で
ルジュさん かまわないと、おっしゃっています。
山田 ： そうですか。そしたら、かまいませんが、
私はロシア語はスパシーバしか
知りませんので。
それと、ドブレ ウートラ
もしくは、エータ ドーム・・・
コンシェ ： スパスパ丼ウルトラマンと、
ルジュさん ええ炭団・・？あ、ところで、
お客様は６名様ですけど、
どのように、案内していただけますか？
山田 ： ８人のりワゴンで行きましょう。
コンシェ
ルジュさん ： 料金はどうなりますでしょうか？
山田 ： 込み込みで４００００円です。
コンシェ ： コメコメ？
ルジュさん
山田 ： レンタカー代、燃料代、
ガイド料金の合算です。
コンシェ ： わかりました。
ルジュさん お客様に了解を取る間、
少しお待ちいただけますか？
山田 ： はい。
電話の向こうで、話している声が聞こえます。
「あ、OKと言っている。」
コンシェ ： おまたせしました。
ルジュさん それでは、その料金で
ご了解いただきましたので、
よろしくお願いいたします。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
突然の仕事のため、朝食はお預け。
駅の売店で、パンと牛乳です。
おっさん、さっさと食べろ。電車来たぞ。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
きょうのレンタカーは、
いつもの店舗が正月休みのため、
新大阪まで、借り受けに
行きます。ここは、２４時間営業の店舗。
行けば、すでに、
ワゴン車が用意されていました。
何と、新車！
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
午前１０時４０分。ANAホテル着。
お客様は、男性３名、女性３名。
みなさん、ロシアからの観光旅行です。
山田 ： Do you have special places to go ?
行きたい場所って、あります？
みなさん、山田のわからない言葉でご相談。
しばらくして、
セルゲ
イさん ： We'd like to go to Sky Tower at Umeda.
梅田のスカイビルに行きたいんですが。
山田 ： Ok. Let's go !
オッケー、レッツゴロゴロ～ン
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
新型日産セレナ。
始動方法は斬新。というかゴタ泣かせ。
始動できません。
(エ、エンジンがかからない！）
あわてて、レンタカー屋さんに電話。
山田 ： すみません。今借り受けたレンタカーですが、
エンジンがかかりません。
店員 ： あ、セレナのお客様ですか？
山田 ： はい、新型のセレナです。
店員 ： ブレーキを踏みながら、
ハンドルの左にある大きなオレンジ色のボタン
押して下さい。
山田 ： ボタンは押しているんですけど、かかりません。
電話のやりとりをしていると、
横で、お客様がアドバイス。
(*^.^*)
お客様： Oh, step on that brake pedal.
ああ、ブレーキを踏まないと！
ああ、なるほど！
店員 ： うまくかかりましたか？
山田 ： はい。かかりました。
ありがとうございます。
サイドブレーキじゃなくて、
フットブレーキだったのですね。
（‐＾▽＾‐）
やって来ました、新梅田シティ、スカイビル。
駐車場を探すのに、うろうろしていると、
ナター
シャさん ： Have you ever been here ?
ここは、初めてなの？
お客様を不安にさせないのがプロ。
山田 ： No, this makes my 3rd times here.
I often came and used the parking lot here.
But this long interval of time・・・・
いいえ。３回目で、駐車場はよく使いましたよ。
でも、長いこと来ていなかったので・・・
実際、このビルに登るのは、２回目。さばを読んだ。
駐車場は、前職で何度か入れていました。
このビルについては、
ガイドとしての勉強も下調べもしていません。
早い話が、高さを聞かれても困る状況です。
高さは・・・、心配していると、入場受付で、
お客様のひとりが、パンフレットを
下さいました。
（あー、助かった！）
これは、虎の巻です。高さは、１７３ｍ。
空中展望台は、
Lumi Sky Walk
と言うのだそうです。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
アレサさん ： Where is our hotel ?
私たちのホテル、どれかしら？
山田 ： Oh, sorry.
This is opposite direction that
we are now looking into.
すんません。ここは、反対方向ですわ。
セルゲイさん ： And Kyoto, which direction is it ?
京都はどっち？
山田 ： Look at that river.
If you swim up into that direction,
you'll get to Kyoto
until next morning.
But I don't know
if you are alive or not there.
この川を泳いで行ったら、
京都に明朝着きますが、
生きているかどうか・・・
シーチキンさん： みんな、ここで写真撮ろうよ。
(じゃないけど) 山田さん、頼みますわ。
( 名前忘れた ）
山田 ： Anytime !
いいよ。
逆光になっていたので、取り直しです。
逆光を未だに、うまく言えない山田。
take a picture against the sun
お題目のように、これを繰り返す山田。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
日程は決めておられません。
次はどこえ行くのか、と聞いてみると、
「道頓堀に行きたい。」
という。かまわないが、
せっかく、大きな車があるのだから、
京都とか、奈良へ
行けばどうか、と提案してみたが、
みなさん、日本はリピーター。もう行ったことが
あるから、
今回の旅行では、大阪を見たい、という。
(＝⌒▽⌒＝)
御堂筋を南に行きまして・・・・
北御堂、南御堂を通り過ぎ・・・
松尾芭蕉、終焉の地でありますが、
こういうことを言えば、俳句の説明が
いるので、カット。
聞かれたら、答える。それが、プロ・・・・
そう信じながら、通過・・・・・
は、よかったのだが、
お客様、日本の車に興味しんしん。
「あれは、スズキ車だな。」
「ダー エーター スズキ・・・そのようで。」
「本社工場はどこにあるんだ？」
「グジェ？ ニィエット
ヤー ズナーユ 知らんなあ・・」
知らないときは、神だのみ。
昼食中に、車に詳しい友人に電話。
浜松だそうです。
カンザンジの僧侶が浜松知らんかったら、あかんで。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
その昼食は・・・何と、タイ料理が食べたいという。
ひっかけ橋南詰め、道頓堀筋を少し東へ。
左にありました。タイ料理の店。
「クンテープ」
タイ政府公認のレストラン。
まあ、ここならガイドが案内しての大丈夫かも。
入った。
入るなり、セルゲイさん,お店のスタッフに、
「 Do you have seats
or 7 people ? ７人です。」
車を路上駐車しているので、山田は、
スタッフが英語OKであることを確認して、
我らがクライアントに
同席を丁重にお断りして、車で待機。
ここで食事だとわかっていれば、
千日前のパーキングを利用していたのですが、
グリコの看板の見える辺りで、
写真撮って、終わり～、ぐらいに、簡単に考えていた
ので、車は、「はり重」前の不法駐車。
山田の昼食は、車の中。
ファミマのお弁当でございます。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
車中で食事を終えました。
尚も、気になるタイレストランに
様子伺いに行ってみた。
店長が出て来られて、
お困りのよう。聞いてみると、
「 バイキングを注文していないお客様が
皿盛して食べているので、
バイキング料金を頂いてもいいでしょうか？」
そんなこと、山田に聞かれても・・・困っちゃう。
「 いいようにして下さい。
トラブルに
なるようでしたら、すぐ呼んで下さい。」
名刺を渡して、また車に戻ります。
緑色の服を着た駐車違反の取締おじさんは、
山田というカエルにとって、ヘビでございます。
ヘビはこの辺りに、わんさか
棲息しております。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
【でんでんタウン】
午後は、でんでんタウン。
この一角のどこかに、
マンガ・ライブラリーがあるのだそうだけど
山田には、わかりません。
そもそも、でんでんタウンが、
ここ堺筋の日本橋の家電製品店街
であることすら、今の今まで知らなかった。
「 セルゲイさん、
それは東京にある町のことですか？」
「 ノーノー。ヒア イン オーサカ。」
そして、これだ、と言って、タブレットを見せる。
確かに、den den town と書いてある。
ヒマそうにしている人に聞いてみよう。
見渡したところ、あの人だ。
ガードマンに聞いてみた。
「 なんさん通りをな。
そのまま、堺筋に出たところ辺りや。」
いわゆる、「日本橋」のことのようです。
車を預けるPを探していると、
時間がもったいない。
結局、山田は、車で待機。
いってらっしゃーーい。
と、いうことで、クルリと、
北に曲がって、左に寄せ、待機。
山田、待つ間、車内で、うたた寝。
でんでんタウンの
でんでらりゅーば 出てくるばってん～
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
１０分ほどでお帰りです。
（ アラ、お早いこと。
寝るヒマがないじゃない。）
今度は、大阪城の見学、
ということになり、いざ、出発ー。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
堺筋を北へ。わかりやすいコースは、
そのまま本町通りまで。
タクシードライバー現役時代なら、
この行き方をすれば、たちまち、
「運転手さん、遠回りやで。」
と言われるところ。
タクシーじゃないって～、気楽なことネ～
本町通りを東へ。
バス専用のPを過ぎて、すぐ、
自家用車のPが左手に現れる。
このとき、お客様のひとりが、
「 ねえ、きょうは、大阪城、
休みで、見学が出来ないんじゃない？」
山田、天守閣に電話。やはり、休城です。
(*⌒∇⌒*)
山田 ： Yes, as you said,
the castle is closed
during Shogatsu holidays.
お正月休みに入ったみたい。
セルゲイ ： Shogatsu what ?
ショーガツ ？ ナニ？
山田 ： We call new year holidays Shogatu.
新年のことですわ。
セルゲイ ： Shogatsu, or whatever,
shall we look
at the castle from outside ?
正月か何か知らんけど、
外からででも見ましょう。
大手門から入りました。
現在の城は、昭和９年の再建。
それを、勘違いで、戦後の再建だと説明
していたので、英語の説明の立て札を見て、赤恥。
「The castle was reconstructed in 1934......」
（１９３４年の再建で・・・）
ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
セルゲ
イさん ： That's Ok ! Even Homer sometimes nods.
いいんじゃない。弘法も筆の誤り。
山田 ： Thank you. You are so kind.
すんまへん。
(^O^)
豊国神社を見て、
「あれは何だ？」
とおたずね。
山田 ： It's a shinto shrine.
神社です。
セルゲイ ： Can we pay visit ?
誰でも入れるの？
山田 ： Yes. Almost all people except for devil man.
はい、誰でも。悪魔以外は。
入ったところに、茅の輪がありました。
山田 ： By going through the ring yo are
supposed to have a good luck.
くぐれば、ご利益がありますねん。
その茅の輪のそばに、太閤さんの銅像が立っています。
セルゲイ ： Who is this ?
さん どんな人でっか？
山田 ： He is the founder of this castle.
大阪城立てた人ですわ。
セルゲイ ： What did you say was his name ?
さん 何ちゅー名前やったかな？
山田 ： Hideyoshi was his name.
秀吉はんですで。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
【ブリーゼ ブリーゼ】
元、サンケイホール。建て替えした今も、
新しいサンケイホール、劇場です。
最頂部は１７４ｍあるので、
厳密にいえば、スカイビルより１ｍ高いのですが、
屋上は１６７．４ｍ
スカイビルの屋上は、
眺められる高さとしては、大阪最頂でしょうね。
何？天王寺のビルがまもなく日本一になる？
結構。
早く集客力をつけてね。
クリストフ インゲンホーフェンによる
デザインは斬新そのもの。
「大阪城の次は、どこへ行きますか？」
聞いてみると、お買い物。
ブリーゼ・ブリーゼに行きたいという。
そりゃ、かまわないが、
せっかく車があるのに、もっと遠くにいけば？
そう思ったので、聞いてみた。
「生駒山とかは？」
「何だ？それ？観光ガイド
ブックには載っていないぞ。」
大阪のガイドブックに
載っているところでないと、ダメみたい。
好きにして。
駐車場がないわけではないが、
入れるとたいそうなので、
周辺で待機することにした。
そしたら、あいにくですが、真面目な、
真面目なガードマンさんがいらして、
「ここで車、止めんといて下さい。」
「（あほか！） はい、わかりました。」
仕方がないわね。ぐるりと一周。
もとの位置。しばらくして、
またさっきのガードマン。
「ここで止めんといてね。」
「（うるさい。
あっち行け！） はい、すみません。」
（ほんまに、真面目に仕事しやがって・・・
寒いのに・・・
どっかでサボっとけや。）
ぼやきながら、また一周。
結局、国道側に止めた。
【道徳】 別の人とはいえ、ガードマンさんには、
でんでんタウンの場所を
教えてもらっているのに、恩を仇で返してはいけない。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
このあと、阪急三番街でお買い物。
そして、再度、道頓堀へ。
今度は日が暮れて、青い火、赤い火、道頓堀の～
楽しい夜景の道頓堀に変身していることでしょう。
午後７時。ようやくお客様は、ご満悦でお戻り。
最終お送り先は、北新地の、「スエヒロ」。
握手でお別れ。
この握手が、とても大切で、
ホテルに業務報告にいけば、
これがあったか、なかったかを報告します。
彼らの母語はロシア語ではありません。
よくわからないけど、
トルクメン語などの
チュルク語系（トルコ語系）と推定しております。
トルクメニスタンでは
なかったとは思いますが・・・わからない。
～スタン、というのは、
トルク語で、「国」という意味になります。
ですから、カザフスタンはカザフ国、
タジキスタンは、タジク国。
尚、タジク語は、トルコ系ではなく、
アラビア語系になると思います。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
山田 錦
朝食準備完了。さあ、食べよう・・・・
と思ったとき、電話。
なんちゅう、タイミングの悪い電話。
山田 ： はいはい。山田です。
電話 ： お世話になります。
こちら、ANAクラウンプラザ大阪です。
すみません。突然ですが、
いまからって、ガイドをお願いできますか？
山田 ： あ、はい。いつからでも、どうぞ。
コンシェ ： それが、お客様は、ロシアの方なんですが・・・
ルジュさん
山田 ： それは、おあいにくさまです。
私は英語の許可証しか持っていませんので・・
コンシェ ： お客様は英語で
ルジュさん かまわないと、おっしゃっています。
山田 ： そうですか。そしたら、かまいませんが、
私はロシア語はスパシーバしか
知りませんので。
それと、ドブレ ウートラ
もしくは、エータ ドーム・・・
コンシェ ： スパスパ丼ウルトラマンと、
ルジュさん ええ炭団・・？あ、ところで、
お客様は６名様ですけど、
どのように、案内していただけますか？
山田 ： ８人のりワゴンで行きましょう。
コンシェ
ルジュさん ： 料金はどうなりますでしょうか？
山田 ： 込み込みで４００００円です。
コンシェ ： コメコメ？
ルジュさん
山田 ： レンタカー代、燃料代、
ガイド料金の合算です。
コンシェ ： わかりました。
ルジュさん お客様に了解を取る間、
少しお待ちいただけますか？
山田 ： はい。
電話の向こうで、話している声が聞こえます。
「あ、OKと言っている。」
コンシェ ： おまたせしました。
ルジュさん それでは、その料金で
ご了解いただきましたので、
よろしくお願いいたします。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
突然の仕事のため、朝食はお預け。
駅の売店で、パンと牛乳です。
おっさん、さっさと食べろ。電車来たぞ。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
きょうのレンタカーは、
いつもの店舗が正月休みのため、
新大阪まで、借り受けに
行きます。ここは、２４時間営業の店舗。
行けば、すでに、
ワゴン車が用意されていました。
何と、新車！
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
午前１０時４０分。ANAホテル着。
お客様は、男性３名、女性３名。
みなさん、ロシアからの観光旅行です。
山田 ： Do you have special places to go ?
行きたい場所って、あります？
みなさん、山田のわからない言葉でご相談。
しばらくして、
セルゲ
イさん ： We'd like to go to Sky Tower at Umeda.
梅田のスカイビルに行きたいんですが。
山田 ： Ok. Let's go !
オッケー、レッツゴロゴロ～ン
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
新型日産セレナ。
始動方法は斬新。というかゴタ泣かせ。
始動できません。
(エ、エンジンがかからない！）
あわてて、レンタカー屋さんに電話。
山田 ： すみません。今借り受けたレンタカーですが、
エンジンがかかりません。
店員 ： あ、セレナのお客様ですか？
山田 ： はい、新型のセレナです。
店員 ： ブレーキを踏みながら、
ハンドルの左にある大きなオレンジ色のボタン
押して下さい。
山田 ： ボタンは押しているんですけど、かかりません。
電話のやりとりをしていると、
横で、お客様がアドバイス。
(*^.^*)
お客様： Oh, step on that brake pedal.
ああ、ブレーキを踏まないと！
ああ、なるほど！
店員 ： うまくかかりましたか？
山田 ： はい。かかりました。
ありがとうございます。
サイドブレーキじゃなくて、
フットブレーキだったのですね。
（‐＾▽＾‐）
やって来ました、新梅田シティ、スカイビル。
駐車場を探すのに、うろうろしていると、
ナター
シャさん ： Have you ever been here ?
ここは、初めてなの？
お客様を不安にさせないのがプロ。
山田 ： No, this makes my 3rd times here.
I often came and used the parking lot here.
But this long interval of time・・・・
いいえ。３回目で、駐車場はよく使いましたよ。
でも、長いこと来ていなかったので・・・
実際、このビルに登るのは、２回目。さばを読んだ。
駐車場は、前職で何度か入れていました。
このビルについては、
ガイドとしての勉強も下調べもしていません。
早い話が、高さを聞かれても困る状況です。
高さは・・・、心配していると、入場受付で、
お客様のひとりが、パンフレットを
下さいました。
（あー、助かった！）
これは、虎の巻です。高さは、１７３ｍ。
空中展望台は、
Lumi Sky Walk
と言うのだそうです。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
アレサさん ： Where is our hotel ?
私たちのホテル、どれかしら？
山田 ： Oh, sorry.
This is opposite direction that
we are now looking into.
すんません。ここは、反対方向ですわ。
セルゲイさん ： And Kyoto, which direction is it ?
京都はどっち？
山田 ： Look at that river.
If you swim up into that direction,
you'll get to Kyoto
until next morning.
But I don't know
if you are alive or not there.
この川を泳いで行ったら、
京都に明朝着きますが、
生きているかどうか・・・
シーチキンさん： みんな、ここで写真撮ろうよ。
(じゃないけど) 山田さん、頼みますわ。
( 名前忘れた ）
山田 ： Anytime !
いいよ。
逆光になっていたので、取り直しです。
逆光を未だに、うまく言えない山田。
take a picture against the sun
お題目のように、これを繰り返す山田。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
日程は決めておられません。
次はどこえ行くのか、と聞いてみると、
「道頓堀に行きたい。」
という。かまわないが、
せっかく、大きな車があるのだから、
京都とか、奈良へ
行けばどうか、と提案してみたが、
みなさん、日本はリピーター。もう行ったことが
あるから、
今回の旅行では、大阪を見たい、という。
(＝⌒▽⌒＝)
御堂筋を南に行きまして・・・・
北御堂、南御堂を通り過ぎ・・・
松尾芭蕉、終焉の地でありますが、
こういうことを言えば、俳句の説明が
いるので、カット。
聞かれたら、答える。それが、プロ・・・・
そう信じながら、通過・・・・・
は、よかったのだが、
お客様、日本の車に興味しんしん。
「あれは、スズキ車だな。」
「ダー エーター スズキ・・・そのようで。」
「本社工場はどこにあるんだ？」
「グジェ？ ニィエット
ヤー ズナーユ 知らんなあ・・」
知らないときは、神だのみ。
昼食中に、車に詳しい友人に電話。
浜松だそうです。
カンザンジの僧侶が浜松知らんかったら、あかんで。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
その昼食は・・・何と、タイ料理が食べたいという。
ひっかけ橋南詰め、道頓堀筋を少し東へ。
左にありました。タイ料理の店。
「クンテープ」
タイ政府公認のレストラン。
まあ、ここならガイドが案内しての大丈夫かも。
入った。
入るなり、セルゲイさん,お店のスタッフに、
「 Do you have seats
or 7 people ? ７人です。」
車を路上駐車しているので、山田は、
スタッフが英語OKであることを確認して、
我らがクライアントに
同席を丁重にお断りして、車で待機。
ここで食事だとわかっていれば、
千日前のパーキングを利用していたのですが、
グリコの看板の見える辺りで、
写真撮って、終わり～、ぐらいに、簡単に考えていた
ので、車は、「はり重」前の不法駐車。
山田の昼食は、車の中。
ファミマのお弁当でございます。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
車中で食事を終えました。
尚も、気になるタイレストランに
様子伺いに行ってみた。
店長が出て来られて、
お困りのよう。聞いてみると、
「 バイキングを注文していないお客様が
皿盛して食べているので、
バイキング料金を頂いてもいいでしょうか？」
そんなこと、山田に聞かれても・・・困っちゃう。
「 いいようにして下さい。
トラブルに
なるようでしたら、すぐ呼んで下さい。」
名刺を渡して、また車に戻ります。
緑色の服を着た駐車違反の取締おじさんは、
山田というカエルにとって、ヘビでございます。
ヘビはこの辺りに、わんさか
棲息しております。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
【でんでんタウン】
午後は、でんでんタウン。
この一角のどこかに、
マンガ・ライブラリーがあるのだそうだけど
山田には、わかりません。
そもそも、でんでんタウンが、
ここ堺筋の日本橋の家電製品店街
であることすら、今の今まで知らなかった。
「 セルゲイさん、
それは東京にある町のことですか？」
「 ノーノー。ヒア イン オーサカ。」
そして、これだ、と言って、タブレットを見せる。
確かに、den den town と書いてある。
ヒマそうにしている人に聞いてみよう。
見渡したところ、あの人だ。
ガードマンに聞いてみた。
「 なんさん通りをな。
そのまま、堺筋に出たところ辺りや。」
いわゆる、「日本橋」のことのようです。
車を預けるPを探していると、
時間がもったいない。
結局、山田は、車で待機。
いってらっしゃーーい。
と、いうことで、クルリと、
北に曲がって、左に寄せ、待機。
山田、待つ間、車内で、うたた寝。
でんでんタウンの
でんでらりゅーば 出てくるばってん～
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
１０分ほどでお帰りです。
（ アラ、お早いこと。
寝るヒマがないじゃない。）
今度は、大阪城の見学、
ということになり、いざ、出発ー。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
堺筋を北へ。わかりやすいコースは、
そのまま本町通りまで。
タクシードライバー現役時代なら、
この行き方をすれば、たちまち、
「運転手さん、遠回りやで。」
と言われるところ。
タクシーじゃないって～、気楽なことネ～
本町通りを東へ。
バス専用のPを過ぎて、すぐ、
自家用車のPが左手に現れる。
このとき、お客様のひとりが、
「 ねえ、きょうは、大阪城、
休みで、見学が出来ないんじゃない？」
山田、天守閣に電話。やはり、休城です。
(*⌒∇⌒*)
山田 ： Yes, as you said,
the castle is closed
during Shogatsu holidays.
お正月休みに入ったみたい。
セルゲイ ： Shogatsu what ?
ショーガツ ？ ナニ？
山田 ： We call new year holidays Shogatu.
新年のことですわ。
セルゲイ ： Shogatsu, or whatever,
shall we look
at the castle from outside ?
正月か何か知らんけど、
外からででも見ましょう。
大手門から入りました。
現在の城は、昭和９年の再建。
それを、勘違いで、戦後の再建だと説明
していたので、英語の説明の立て札を見て、赤恥。
「The castle was reconstructed in 1934......」
（１９３４年の再建で・・・）
ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
セルゲ
イさん ： That's Ok ! Even Homer sometimes nods.
いいんじゃない。弘法も筆の誤り。
山田 ： Thank you. You are so kind.
すんまへん。
(^O^)
豊国神社を見て、
「あれは何だ？」
とおたずね。
山田 ： It's a shinto shrine.
神社です。
セルゲイ ： Can we pay visit ?
誰でも入れるの？
山田 ： Yes. Almost all people except for devil man.
はい、誰でも。悪魔以外は。
入ったところに、茅の輪がありました。
山田 ： By going through the ring yo are
supposed to have a good luck.
くぐれば、ご利益がありますねん。
その茅の輪のそばに、太閤さんの銅像が立っています。
セルゲイ ： Who is this ?
さん どんな人でっか？
山田 ： He is the founder of this castle.
大阪城立てた人ですわ。
セルゲイ ： What did you say was his name ?
さん 何ちゅー名前やったかな？
山田 ： Hideyoshi was his name.
秀吉はんですで。
ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
【ブリーゼ ブリーゼ】
元、サンケイホール。建て替えした今も、
新しいサンケイホール、劇場です。
最頂部は１７４ｍあるので、
厳密にいえば、スカイビルより１ｍ高いのですが、
屋上は１６７．４ｍ
スカイビルの屋上は、
眺められる高さとしては、大阪最頂でしょうね。
何？天王寺のビルがまもなく日本一になる？
結構。
早く集客力をつけてね。
クリストフ インゲンホーフェンによる
デザインは斬新そのもの。
「大阪城の次は、どこへ行きますか？」
聞いてみると、お買い物。
ブリーゼ・ブリーゼに行きたいという。
そりゃ、かまわないが、
せっかく車があるのに、もっと遠くにいけば？
そう思ったので、聞いてみた。
「生駒山とかは？」
「何だ？それ？観光ガイド
ブックには載っていないぞ。」
大阪のガイドブックに
載っているところでないと、ダメみたい。
好きにして。
駐車場がないわけではないが、
入れるとたいそうなので、
周辺で待機することにした。
そしたら、あいにくですが、真面目な、
真面目なガードマンさんがいらして、
「ここで車、止めんといて下さい。」
「（あほか！） はい、わかりました。」
仕方がないわね。ぐるりと一周。
もとの位置。しばらくして、
またさっきのガードマン。
「ここで止めんといてね。」
「（うるさい。
あっち行け！） はい、すみません。」
（ほんまに、真面目に仕事しやがって・・・
寒いのに・・・
どっかでサボっとけや。）
ぼやきながら、また一周。
結局、国道側に止めた。
【道徳】 別の人とはいえ、ガードマンさんには、
でんでんタウンの場所を
教えてもらっているのに、恩を仇で返してはいけない。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
このあと、阪急三番街でお買い物。
そして、再度、道頓堀へ。
今度は日が暮れて、青い火、赤い火、道頓堀の～
楽しい夜景の道頓堀に変身していることでしょう。
午後７時。ようやくお客様は、ご満悦でお戻り。
最終お送り先は、北新地の、「スエヒロ」。
握手でお別れ。
この握手が、とても大切で、
ホテルに業務報告にいけば、
これがあったか、なかったかを報告します。
彼らの母語はロシア語ではありません。
よくわからないけど、
トルクメン語などの
チュルク語系（トルコ語系）と推定しております。
トルクメニスタンでは
なかったとは思いますが・・・わからない。
～スタン、というのは、
トルク語で、「国」という意味になります。
ですから、カザフスタンはカザフ国、
タジキスタンは、タジク国。
尚、タジク語は、トルコ系ではなく、
アラビア語系になると思います。
ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
山田 錦