2011年 1月15日(土)

【父、入院。そして、1か月になりました。】 



父が、救急車で、病院に運ばれて、
1ヶ月が、過ぎました。

きょうも、見舞いに、行きました。
珍しく、エレベーターの中は、ゴタしかいません。

チャンスだ。誰もいない。
6階に着くまで、エレベーターの中で、
踊りをおどっていました。

右手、人差し指を立てて、
顔の前に、もってくる。
顔をやや右に向けて、


「カッコいいやつが。」


次に、左手、人差し指を立てて、
同じく顔の前にもってくる。
顔は、今度は、やや左に向き変えて、


「カッコいいやつが。」


今度は、両手で、汽車の車輪を廻して、
そして、前に、4~5歩、歩く。


「きしゃーで、やって来た。」


次に、同じ、歩数をバックしながら、
両手、人差し指を立てて、
交互に、顔の前にもってくる。
左、右、左、右。


「イエイ、イエイ、イエイ、イエイ。」


さて、このとき、
私は、あることに、気がついた。

それは、確か、このエレベーターは、
一階に、セキュリティ・カメラが、あって、
この中が、映っていたんじゃ、なかったか!

そして、その瞬間、私の動きは、止まった。
左手、人差し指を上げたまま。

1本、2本、3本。数をかぞえるふりをしたが、
もう、遅かったかも。


顔を赤らめながら、6階に到着。


(誰も、見ていなかったことに、しよう。)


強く、自分に言い聞かせて、
606号室にやってきました。


(^▽^;)

※※※※※


病院の食事は、父は、いつも残します。
そりゃ、まずい食事ですわ。
塩も砂糖も抜いた、糖尿食ですから。

きょうは、鳥肉です。
ゴタが、箸で、つまんで、父に食べさせます。


「この鳥肉、とりにくー。」


誰も聞いていない、だじゃれ。

腰部の骨折は、コルセットをして以来、
ベットの上では、半身を起こせます。

何とか、食べてもらって、
食後の薬を飲ませます。


さて、そこへ、姉と、姪が、やって来た。
土曜の夜。

見舞いのあと、カラオケに行きました。



※※※ ヾ(@^▽^@)ノ


時代錯誤のゴタが、カラオケで、歌う歌は、
西郷輝彦の「星のフラメンコ」と、「メキシコ娘」

「メキシコ娘」の歌詞の中で、
そのメキシコの娘さんが、
シェリト・リンドを歌ってくれます。
ゴタが、昨年、メキシコ人を案内したとき、


「メキシコを代表する歌って、何でしょね。」


そんな話題になったとき、
ひとりのメキシコ人女性
(娘さんじゃないけど)が、
シェリト・リンドを歌いはじめました。

そしたら、全員が、大合唱になりました。
あれは、伏見稲荷の休憩所での出来事でした。


えーと、何の話をしていたか、そう、そうでした。
カラオケに行った話でした。

演歌歌謡のみなさま、時代錯誤の古い歌で、
大変、ご迷惑をおかけいたしました。

すみませんでした。

(拍手は、少なかったけどな。)


来世は、歌手だぜ。
今のうちにサインほしい人は、いませんか~?


※※※※


 山田 錦 (ゴタ)