三菱電機
なんとなく三菱電機については、財閥系だし、おっとりしてそうだし、人の良い感じの社員がのんびりと電気製品作ってるんだろうな、と想像していたのですが、現実は修羅の国だったらしい。書いていて、暗~い気持ちになるのだけども、乗りかけた船なので、整理してみたよ。不正を行っていた期間も長いので、発覚した組織・場所、不正検査の対象となった製品の種類・数も多い。更には、その後の外部調査の妨害を狙ったであろう指示が管理職から出されていることも発覚した。これだけ長期に渡って不正を継続できた理由は、上司には逆らえない・不正の指摘であっても罵倒されたりする、という気質ですって。Masanori Kusunoki / 楠 正憲@masanork よほど悪いことをやってる自覚があったのかな? / “三菱電機の不正調査アンケート、上司が回答妨害か 調査委が厳重注意:朝日新聞デジタル” https://t.co/E0jBcEp5m32021年12月24日 09:10まずは経緯。二紙が同時にスクープとして報じた事からすると、タレコミがあったのだろうと推察される。 2021年6月29日朝日新聞と毎日両新聞が同時にスクープ記事として掲載 2021年7月28日 杉山武史社長(64)が引責辞任、漆間啓(うるまけい)専務(62)が社長に。次に検査不正の内容だけども、複数の工場で長年にわたり製品検査の不正が行われていたというもの。 長崎県の工場で製造する鉄道用空調の検査偽装 偽装された数値を自動的に作成するプログラム(※)を使って検査結果を偽装 (※空調装置の冷房性能と消費電力を調べる際、顧客指定とは異なる条件で試験を実施しても、指定通りに行った初号機の「形式試験」結果をもとに適当に数値をばらつかせる形で自動的に数値を偽装する) 1985年頃から35年以上にわたる事から組織的な不正が疑われる R東日本は三菱電機の空調設備を新幹線で1700台、在来線で8100台搭載しているとのこと 長崎県の工場で製造する病院などに納入している非常用の発電設備の部品取り付け誤り 設計ミスによりコンデンサーを逆向きに取り付け 会社は5年前に問題を認識していたが、不具合発生の都度個別の対応で済ませる 設備が正常に作動しなかった事例は50件あまり 2021年12月20日になって漸く、出荷したすべての製品について部品交換などの対応を発表。対象は老人福祉施設などに納入された対策済みを除く1240台。 鉄道車両のブレーキやドア等で使われる空気圧縮機 鎌倉製作所で製造するETC設備の検査 全数検査を行う契約を結んでいたにも関わらず抜き取り検査で済ませる 防水試験の一部を実施していないにもかかわらず、品質管理の担当者が試験が正しく行われていたかのように虚偽の書類を作成し、顧客に提出 2011年1月~2021年8月の間で30件確認 ビルや工場で使われる空調装置の検査誤り 和歌山市の冷熱システム製作所で発覚 製品の一部が検査機器の故障により約7年間にわたって正しく検査されていなかった 工場や官公庁などで使われる配電盤の手抜き検査 香川県丸亀氏の受配電システム製作所で従業員からの通報で発覚。 工場や官公庁などで使われる配電盤の手抜き検査。 取引先から要求される検査を省いた。 約25年の間続く。 広島県の福山製作所で工場用のブレーカーである遮断器の不正検査 外部の認証機関による検査に合格するために約16年前から不正な検査をしていた そして、外部調査委員会による調査に対する妨害行為。 社外の人で構成されている調査委員に直接提出することになっている調査回答を一旦会社に提出するよう指示