体がん検診についてググりメモ | 乳がん既往歴ありますが その他は結構ケンコーな場合

予告変更となります。主治医の診察前にググっていた体がんの検診関係の備忘録を先にアップしておきます。

世の中、平成だー令和だーと盛り上がっているさなか、全く無視ってるブログでスンマセン、汗

 

ちなみに体がん検診されている方を否定するわけではありませんので、そのあたり誤解されないようご注意ください。

私がねー、したくないもんだからねー、しなくていい材料を裏取りしてるだけだからねー、汗汗

 

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★箇条書き部分は間違っている可能性ありますので、リンク先でご確認お願いします

 

産婦人科診療ガイドライン

婦人科外来2017年

p.76

『CQ210 子宮内膜細胞診の適切な採取法と検査対象者は?』http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2017.pdf

  • 体がん細胞診1回して陰性とでても、がんを見逃している可能性は11.2%

  • 子宮体がん検診は死亡率減少の効果の有無について判断する適切な根拠がないという評価にとどまっている

  • しかし検診から得られたデータで、体がん検診で発見された場合、一般外来発見体がんに比べてⅠ期がんが多く、生存率も良好であるとの報告もある(※1)

  • わが国の子宮体がんのスクリーニングは、最近6カ月以内に不正出血(一過性の少量出血、閉経後出血)、月経異常(過多月経、不規則月経)、および褐色帯下のいづれかの症状を有していたことが判明した女性を対象に行われている

  • 年齢を考慮せずに無症状性にあまねく検診することは有用性が確認できていないことおよび費用対効果の点から容認されない

  • 検診間隔についてのエビデンスはほとんどなく、子宮体がんの高リスク因子(未婚、不妊、閉経後、初婚・初妊年齢が高い、妊娠・出産数が少ない、30歳以降の月経不規則、エストロゲン服用歴、糖尿病の既往、高血圧の既往、肥満など)のある女性を対象に、医師の裁量の元で施行する。

(※1)の報告とやらがどんな報告なのか、気になるので調べてみた。原文英語の日本の論文でした。←もちろんグーグル翻訳が頼り

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検診群と外来群に分け、体がんⅠ期で見つかったものが検診群(126名)では約88%で外来群(1069名)では約65%だったから、検診のほうが早期発見でいいよーとかという内容みたいなんだけど。何人検診して126名見つかってん??ってのと、その少ない人数での結論か~みたいな。(翻訳あってるんかな?汗)

 

 

国立がん情報センター

がん情報サービス

『子宮がん検診のすすめ~子宮体がんについて』

https://ganjoho.jp/public/pre_scr/screening/uterine_cancer.html

  • 検診方法としては、体部細胞診が一般的ですが体部細胞診によって子宮体がん死亡を減らせるかどうかは、はっきりしていません
  • 病状が進行していない早期の段階で出血を来すことが多く、不正性器出血での発見が約90%といわれています。少量でも出血があれば、すぐに医療機関を受診することで早期発見が可能です。下着に染みが付くことや下腹部痛も出血に次ぐ症状です
  • 50歳から60歳代で多い(10万人当たり20〜30人)
  • 以前は少なかったが全ての年齢層で年々増加
  • 閉経以降にリスクが高
  • 子宮内膜増殖症があるとかかりやすい
  • 不規則な月経、無月経や排卵異常がある、また妊娠や出産の経験がない人がかかりやすい
  • 肥満、高血圧、糖尿病があるとリスクが高

 

海外がん情報リファレンス

『閉経後の出血と子宮体がんの関係に関する研究』

2018年9月26日

https://www.cancerit.jp/60756.html

  • 罹患率は近年上昇
  • 早期に発見された場合、診断後 5年以上生存する確率は95%
  • 子宮外に転移した後で診断された場合 5年以上生存する確率は16-45%
  • 40000人以上のメタ解析で子宮体がんと診断された女性の90%が閉経後出血を経験
  • 出血があった閉経後女性の子宮体がんリスクは低い(出血があったうちの 9%程度)
  • 出血の症状があってからすぐに検査を受ければ早期に子宮体がんを検出できる(可能性がある)

こっちのメタ解析のほうが新しいし人数多いしなー!

 

 

【いまんとこの私の中での結論】

  1. 不正出血あったらすぐ行く
  2. 年に1回くらい経腟エコーで内膜の厚さ、卵巣、筋腫などの異常がないか確認する。
  3. 内膜厚くなってきたら検診やるかも…
  4. 「子宮体がんと診断された女性の90%が不正出血」というが、逆に言えば残りの10%は不正出血のない体がんってことになる。10万人に20人~30人が体がんになるうちの10分の1、つまり10万人に2~3人が不正出血のない体がん。この確率の為に不正出血のない状態で体がん検診する気にはならん!