脳神経外科でCTとMRI | 乳がん既往歴ありますが その他は結構ケンコーな場合

乳がん部分切除→放射線→TAM単独) 11カ月

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身近な人の突然死、もしや私の手のマヒも脳から?遺伝のせいではないのか?っていう話

 

実は今年に入ってから、手のマヒが 4回くらいあったんだわ。左手の指が いきなり動かなくなるかんじで。人差し指と親指だったり、小指だったりその時によって指が変わるんだけど。


それで 2分くらいそのまましてたら治る。んで 5分くらい経ったら また違う指が引きつれたみたいに全く動かなくなる。私としては これはきっと タモのせいでホルモンに影響が出てるんだろうな~思ってた。だから想定内だったし このことはアン先生にも報告していなかった。

しかし 今年の 5月私の実のあねが 突然亡くなったことによって ちょっと気になりはじめたのが発端だったような気がするわ~。

検索 引っかからないようにひらがなにしてます。そして あね への想いは このブログの主旨と外れますので割愛させていただきます。

 

え?ねーちゃんも くも膜下?父と同じやん?

父も 1回の破裂で意識不明となり蘇生したものの脳死状態だった。


え?クモ膜下出血って脳卒中のなかでそんなに多くないやん?

その後、少し調べると10%とか?


え?調べたら遺伝あるってゆーやーん?

親とかがそうだと子は10~20%とかなんとか…


え?乳がん再発より こっちの確率高いやーん?

なんやて?私、乳がん再発の数%の心配より、こっちのほうがヤバイんか?

ってなって。そうだ!脳ドックへ行こう♪と思った。そして脳ドック申込みを探してみると…。ん?待てよ?私の行こうと思った脳ドックって医師の診察なくって 後日結果は郵送だって?

なんか検診の専門のところって効率よくやってんだろうけど先生に質問できんってのもなんだかな~

 

そういえば近所に脳神経外科ってのがあったので 先にそこへ行ってみることにした。そこで脳ドック行ったほうがいいわよ~とかって言われてからドック行ったらいいかなーみたいな。

紹介状とかなくても行けるんやろか?とりあえず電話確認してから行ってみたけど。

 

脳神経外科。初めての領域ですわん。私なんかが こんな状態で行っていいものなのか?とちょっと恐縮しながら診察室に入ってみた。

 

 

そこには髪と白衣の色がコーディネートされてて なんだかロシアの置物のような雰囲気の先生が座っていたよ。そして まずは問診から。

頭の形がマトリョーシュカっぽいっていうか…

  • 今年になってから手のマヒ数回。でも最近 2カ月はその症状は出ていない。
  • 自分では それは薬(タモ)のせいでホルモンの影響だとは思っていたが…
  • 親、きょうだいがクモ膜下出血で亡くなっているので、遺伝性で脳に何らかの異常があるとかの心配が出てきた。

 

ほかの問診もあったかな。いろいろ聞かれて…。もう、その段階でロシアン先生に『CT撮りに すぐ今から行ってください』と言われてしまった。

ええーっ!被ばくするやーん!でも何か検査しないと そりゃ問診で終わるわけにはいかんよね。MRIとかのがいいけども、いきなり初診で「CT嫌です!MRIがいい!」とかってそんなわがまま言えんしなー。

 

ロシアン先生「大きな破裂はないですね…」
そらそうやろ、大きな破裂してたら私こんなにフツーでおられへんのんちゃうん??

 

「小さい破裂は わからないけど」

「今コブがあるかないかっていうのはMRIでわかるんですか?」
「MRIもやっとこうか~(といいながら即、予約画面)」

後日MRIもして その後の診察で結果が出た。MRIの一種のMRAてやつかな?それとこの前のCTとかの画像ももう一度確認しながら、左脳の真ん中あたりに白く ほんのわずかな影があるらしい。それが小さな破裂だとすると 右手右足に症状がでるということだから、今回の左手のマヒには関係ないという。

右手右足で、過去に おかしいと思った記憶はないわ…。

 

そして脳の血管だけが立体的に画面に写しだされてた。先生は何度もその画面を見ながら…。

たぶんこれがMRAちゅうやつですな?真ん中に2本ぶっとい血管があってそこからだんだん細い血管が何本も枝分かれして ウニョニョニョニョ~走っているのが見える。不思議やで~人体の神秘ってかんじよ。
 

ロシアン先生、PCに向かって前のめりで画面見てくれている。小さな動脈瘤も見落とすもんか!と言わんばかりのオーラが漂っていた。

かぶりつきやで、かぶりつき!

 

「う~ん、それらしきもの(動脈瘤)はないですね…」

おっしゃ~!そやけど昨日の夜は もし動脈瘤があった場合、クリッピング手術だとかカテーテル手術だとかシュミレーションしてましたんやで。

 

「今回、動脈瘤なければ もう遺伝の心配はないんですか?」
「それは わからない。後に出るかもしれない」

そ、そなんか。 1回診て大丈夫やったらコブできにくい血管の形 みたいなかんじで遺伝の心配しなくていいのかと思ってたのに…。


「血圧が低いとコブがあっても破裂しないんですか?ここ(病院)では120くらいになるけど、いつも家では100超えるかこえないか超えないかなんですけど」

「(100ないって言うのは)それはそれで問題あるけどね、低いと破裂する確率も低い」

動脈瘤発見しても小さいと経過観察っていうもんね。

 

「いま見た感じでは動脈瘤はありません。次 検査するなら 5年後くらいでいいと思います」

 

 

とりあえず、今年数回あった手のマヒってのは、やはり タモによるホルモンの関係なんだろうな~と思う。そして、いまの段階ではすぐ破裂するような動脈瘤は私のアタマの中にはない、ということがわかった。

 

 

私は去年乳がんの手術をし、調べていくうちにわずかながらの再発転移の心配に悶々としているところへ、元気だった あね が いきなり旅立ってしまったわけで…。

 

何の前ぶれもなくガラガラガシャーン!って人生のシャッターが降りてしまうなんてね。本人も周りも 心の準備してないよね。

 

あね の死は 『わずか数%の乳がんの再発(転移)の確率を 心配しすぎることは間違っている』 と教えてくれたような気もする…

 

 

 

次回予告…久々にアン先生登場!?(仮)

 

今回は家族のことなどを含みますので コメ欄は閉じてまーす!(人-ω-)゚*。★