こちらも、ある画像を見て思いつきました…
ちなみにこの画像。ヨンジェの半開きの口がなんとも…あぁ。ということで1つお話を書いてみました。(しかしこの写真に合っているのは序盤だけです←)それでも良ければどうぞ。
「ジェボムヒョン……」
ヨンジェはジェボムの耳元に唇を這わせた。
「んっ、なんだよ」
体をビクッと強張らせ、ジェボムは目を見開いた。
「ヒョン、好きだよ」
いつものように聞く言葉。しかし今日の言葉はいつも以上に真剣に感じれた。
「……あぁ」
ジェボムは目線を落とし、語尾を濁らせた。
「ヒョン、僕はいつまで一方通行なの?」
ねぇ、と、また吐息交じりに耳元で囁かれる声。
「……」
ジェボムはヨンジェの目も見らず、そしてその質問に答えることもしなかった。しかし少し時間が経つと、困ったように微笑み、ジェボムはヨンジェの髪を軽く撫でた。
「ヒョンはズルいよ、はっきり答えは言わずにそうやって期待だけさせるんだ」
「……俺が答えを出したらお前はどうなる?」
核心を突くようなジェボムの言葉はヨンジェの胸を深くまで刺した。
「俺が、お前の気持ちに答えを出したら、お前はどうなる?」
ヨンジェ自身、ジェボムの目には自分が映っていないのだと、そう思っていた。
「ずるいんだ……」
そう呟き、ひどく落胆するヨンジェ。何粒も零れていく雫を、ジェボムは見つめることしかできず、胸が痛くなった。
こんな中途半端な優しさなんていらない。自分が1番分かっているはずなのに。
胸が痛くなるくらいならと、そう思うのに。
「ごめんな、ヨンジェ」
俺はお前に何もしてやれないから、
それだけ言い残して、ジェボムは部屋を後にする。ごめんな、ヨンジェ。
ジェボムはもう一度ヨンジェに言った言葉を思い出して、静かに涙を零した。
そしてこれが俺の出した答えだとジェボムは自分に言い聞かせ、乱暴に目を擦った。
これで最後にしようと、ジェボムは静かにつぶやき、全てにピリオドを打った。
「好きだったよ、ヨンジェ」
