Don’t want anything but you -8ページ目

Don’t want anything but you

got7の2jae中心の小説サイトです
最近はマクギョムにも手を出し始めました←
注意点などは「初めに」に書いてありますので
そちらに目を通していただければ幸いです




次の日も、また次の日も。
マークとユギョムは同じタイミングで学食に来るようになった。マークが来るたびにユギョムは緊張して、声が出なくなる。おまけに行動も鈍くなる。

その様子を見てジャクソンは言う。

「あいつ、マークの事好きなんじゃねーの?」

「お前、冗談でもそういう事言うな」

マークに一喝されてジャクソンはシュン、と俯く。マークもマークで、そんなユギョムの事を心の片隅で気になり始めていた。気になる、と言ったら語弊があるかもしれない。そんな純粋なユギョムに興味が出てきた、と言った方がいいだろうか。たまに気づかないうちに目で追っていたなんてことも度々あった。

ジニョンはそのマークの様子を見て静かに言う。

「マーク、そんなにユギョム君が気になるなら話しかけてみればいいじゃん」

「別に……」

素直に認めることができないのは、彼の悪いところだ。

「そう?」

ジニョンはフッと口角を上げ、ジェボムとまた小さな声で話し出す。食事を頼んだところで、ジニョンは突然ユギョムの方へずかずかと歩いていった。

「え、何してんの!?」

マークが止めようとしても聞く耳を持たなかった。ジェボムもジェボムで面倒くさそうにジニョンの後について行く。残されたのはハンバーグランチを持ったジャクソンと、スパゲティセットを持ったマークだけ。

「なんか面白そうじゃん」

そう言ってジャクソンもそちらに向かおうとする。1人にされるのだけはごめんだ、そう思ったマークは仕方なくジャクソンの後をついて行った。

「急にごめんね、ここの席、良い?」

ジニョンはいつもの様に優しい笑みを浮かべて、ユギョムとべムべムとヨンジェに問う。

「あ、はい」

べムべムは動揺を隠しきれていないまま相槌を打った。しかし、それはべムべムだけではなく、ユギョムにもヨンジェにも言える事だった。

何で俺がこんな事……マークはため息をつく。が、目の前にもう一度ユギョムがいることを確認して、少し胸が高鳴る。マークは一度糸が切れると、元に戻ることがないのだ。ユギョムが目の前にいる今、マークの中の糸はもうすでに切れていた。

「ユギョム君っていうんだよね?」

このマークの一言から、始まった。
ここにいる7人、それぞれの物語が。