Don’t want anything but you -63ページ目

Don’t want anything but you

got7の2jae中心の小説サイトです
最近はマクギョムにも手を出し始めました←
注意点などは「初めに」に書いてありますので
そちらに目を通していただければ幸いです




あの日あんな態度をとったせいで、最近はジェボムヒョンから距離を置かれているように感じる

「おはようございます、ジェボムヒョン」

「あぁ、おはよ」

ほら、この反応ですぐに分かる
それに……

「今日は、なんか面白いのやってるかな?」

と、テレビをつける。いつもは見ないくせにこういう時だけ。この雰囲気をジェボムヒョンが嫌いなことぐらい知ってる

「ヒョンの癖ですね」

冷蔵庫から水を取出しキャップを外した

「何が?」

もうどうせこんなに距離を取られてるんだったら
、全部、全部言ってしまってもいいんじゃないだろうか

「気まずくなったらテレビをつける ……それ、癖ですよね」

そう言った瞬間に強張るヒョンの顔
図星、か
水を一口飲んで、僕は続けた

「ハハ、そんなに僕の考えてる事が気になるんですか?」

何だか笑えてくる

「うん、まぁ」

ヒョンは平静を保とうとしている。これは僕が鋭いんじゃない、ヒョンが分かりやすいだけ

「ジェボムヒョンの事、いつでも考えてますよ?」

……何言ってるんだろう、僕。自分から言ったことなのに少し顔が熱くなる。これじゃただのバカみたい。頭を冷やすためにまた水を一口飲んだ

「ん、ありがと」

ヒョンはテーブルに置き去りにされた雑誌をおもむろに開いた。その行動がここに居たくないってことを証明してる

「本気にしてないでしょ?」

そうやって流されると、どうも素直じゃ居られなくなる。そんな僕は、きっと捻くれてるんだ

「何、それに本気も何もないんじゃないの?」

焦って笑顔が引きつってるヒョン
まだ雑誌から目を離そうとはしない

「そうやって、いっつもはぐらかす」

少しの沈黙が僕らを襲った
結局、僕は何をしたいのかが分からない

「…そろそろ起こしに行かないといけないんじゃないですか?」

自分からこの空気を作った癖に、その空気に耐えれなくなったのは僕の方だった

「あぁ」

ヒョンはヨンジェを起こしに行った



それから何分かしてマークヒョンがリビングに来る

「ジニョン、おはよ」

「おはようございます、ヒョン」

欠伸をしながらその場で伸びると視線はそのまま

「ジニョン、元気?」

と、問いかけられた

「元気ですよ……?」

「そう?」

少し首をかしげて僕の顔を覗き込んだマークヒョン。その瞳の奥にはどんな思いが隠されているのだろう

僕は最近、「つかめない」だとか「何を考えてるか分からない」だとか、よく言われるようになったけれど、僕にとってはマークヒョンの方がよっぽど何を考えているのか分からない。

「そんなに難しい顔しないでよ」

ヒョンはまた雑に僕の頭をなでると少し笑って、洗面所に向かって行った