Don’t want anything but you -59ページ目

Don’t want anything but you

got7の2jae中心の小説サイトです
最近はマクギョムにも手を出し始めました←
注意点などは「初めに」に書いてありますので
そちらに目を通していただければ幸いです




朝になると、何故か質問攻めになってるジェボムヒョン。顔を見るとその理由が分かった。唇に傷がある。何も聞かなくても、昨日何があったかなんてすぐに分かってしまった。

そこまで僕はヒョンの事を追い詰めさせていたんだ。心に重たい何かがのしかかる
やっぱり、苦しいな


JJの本番までもあと少し。
僕はジェボムヒョンとまた2人きりで練習室に残った。ダンスで2人の息が合わさって来たところで、僕は問いかけた

「ヒョン、このままで大丈夫なんですか」

自分が引き起こしたことなのに今更何言ってるんだよ、なんて言われても仕方のない事だ

「まだ踊ってる最中なんだから、集中しろよ」

ジェボムヒョンは鏡で自分の姿を見つめたまま返答した。何分かした後に音楽はなりやみ、僕はジェボムヒョンにタオルを投げた

「ありがと」

「いえ」

なんて言えば良いんだろう。ヒョンは絶対に僕に気を遣っている。僕の事を気遣う必要なんて全くないのに。そんな優しさ、ただ辛いだけなのに。苦しくなるだけなのに。

「ヒョン、僕は何回も言ってますけど大丈夫なんですよ?だから気にしないでください」

出来るだけ笑顔をを保ったまま言う

「いや…」

「分かってますから」

反論しようとした言葉さえも遮って僕は言い続ける

「お前はいつも何が分かってるって言ってるんだ?」

疑うような目でこちらを見つめてくるジェボムヒョン。そんな目で、見ないでよ

「ヨンジェの事とか、ジェボムヒョンの心の中です」

僕は自分が持っていたタオルで汗をぬぐい、ヒョンの隣に胡坐をかいて座った。そしてヒョンの顔を覗き込んで聞いた

「このままで、いいんですか?」

はぁ、とため息をつきヒョンは言った

「いいんだよ、もう」

「ヨンジェの事、諦めるんですか?」

それは、僕のせい?
僕があんなことさせちゃったから?

「諦めるも何も、最初っから…」

「それだったらいいですよね?」

そんな事、ヒョンは思っていない。僕が仕掛ければ抵抗するはずだ。僕のせいでヒョンの本当の気持ちを消しちゃダメだ。僕はヒョンを押し倒し、両手で腕を固定した。もう、嫌われたっていい、それ以上に大切なことがあるから

「抵抗しないんですか?」

お願いだから抵抗してよ。
お前じゃ嫌だ、って言ってよ……
ヒョンは僕から目を逸らすと冷たく言い放った

「いーんだよ、もう何もかもどうでもいいんだ
 お前の好きなようにしろよ」

そこまで、僕はヒョンを変えてしまったの?
今までの気持ちも全部、捨てちゃうの?

「やっぱやーめた」

今更気づいたんだ。きっとヒョンの幸せは僕の幸せなんだって。ヒョンの苦しみは僕の苦しみなんだって。だから、ヒョンには幸せになってもらわなくちゃいけない

これが、僕の出した答えだ