Don’t want anything but you -54ページ目

Don’t want anything but you

got7の2jae中心の小説サイトです
最近はマクギョムにも手を出し始めました←
注意点などは「初めに」に書いてありますので
そちらに目を通していただければ幸いです




その日は一日中、明日の本番の事と
マークヒョンの事で頭がいっぱいだった

考えて考えて考えた、でも僕の決断には正解も間違えもないはずだ

本番当日。2人で舞台に出るのは久々だ。
それもあってか少し僕は緊張していた

今日の朝の様子を見て分かったこと。
それはジェボムヒョンとヨンジェが仲直りしたこと、そして、2人は両想いになった事
直接聞かなくても分かった

少し辛いけど、僕は決めたんだ

「ヒョン、緊張してるでしょ?」

衣装を身にまとったまま、化粧直しをされているジェボムヒョンに話しかける

「別に」

素っ気なく帰ってくる返事

「また強がっちゃってー」

ヒョンもきっと分かってる、
僕の方が強がってること

「本番5分前でーす」

スタッフの大きな声がステージ裏に響き渡る

「来る、な」

何故か寂しそうに言ったジェボムヒョン
余計辛くなるのに、そんなのも分からない酷い人

「これできっと最後だから 楽しみましょう」

そんな感情をかき消すように、
僕は満面に笑みを浮かべる

「ヒョン、おめでとうございます」

「え?」

案の定、バレてないと思ってるみたい

「雰囲気で分かりますよ、雰囲気で」

そう、僕が決めたこと

「僕をフったぐらいなんだから、ちゃんと幸せになってくださいよね」

もう僕はヒョンの事を諦める。ヒョンにとっての僕の気持ちなんて、邪魔でしかないのだから

「当たり前だろ」

ジェボムヒョンはいつもの愛おしい笑顔を浮かべた

「本番5秒前ー4、」

あぁ、もう終わる
ステージが始まると同時に僕の気持ちは終わる

「3.2.1」

あぁ、そうだ。最後なんだから、言っても良いかな。ステージに出る時の花火の音と一緒に、
この言葉もこの感情も消えてしまえ

「ヒョン、大好きでした」